Xperia Play復活か——AYANEO初のスマートフォン「Pocket Play」の実機ハンズオン動画が、米PCWorldによって公開されたとAndroid Authorityが報じています。Sony Ericssonの名機「Xperia Play」を彷彿とさせるスライドアウト型ゲームパッドを備えたゲーミングスマホですが、発売日・価格・主要スペックの大半が未公表のため、現状では購入判断は時期尚早と言えます。
PCWorldがComputex会場でPocket Playの実機に接触
AYANEO Pocket Playは、AYANEOにとって初のスマートフォン製品です。これまでも公式ハンズオン映像や画像が公開されていましたが、今回はメディアによる独立した実機接触として注目されています。
PCWorldは先週開催されたComputex会場でPocket Playを発見し、ハンズオン動画を撮影しました。情報はRedditの「r/sbcgaming」コミュニティ経由でAndroid Authorityに伝わっています。動画では、Xperia Play風のスライドアウト型ゲームパッド、デュアルトラックパッド、その他の入力系統が間近で確認できます。
興味深いのは、AYANEO自身はComputexに出展していなかったという点です。Pocket Playはモバイル機器メーカーAMobileのブースに展示されていたとされ、PCWorldはAMobileがAYANEO向けにこの端末を製造しているとの見方を示しています。
注目はデュアルトラックパッド——厚みとスピーカー非搭載は課題
ハンズオン動画から読み取れる外観の特徴は次のとおりです。
- Xperia Play風のスライドアウト式ゲームパッドを搭載
- デュアルトラックパッドを含む豊富な入力系統
- 厚みのある筐体ながらポケットに収まるサイズ感
- 比較的大きな画面ベゼルを持つにもかかわらず、フロントファイアリングスピーカーは非搭載
特にデュアルトラックパッドは、物理ボタンとスティックに加えてポインタ操作やジェスチャー入力を可能にする要素であり、Xperia Playにはなかった差別化ポイントとして注目できます。一方でPCWorldのホストは「スマホとコントローラーを別々に持ち歩くよりはマシ」としつつ、厚みのある筐体とスピーカー配置に課題があると指摘しています。ゲーミング用途として音響面が弱い点は、購入を検討する読者にとっては気になる部分でしょう。
判明スペックはわずか2項目、残りはすべて未公表
現時点で確定しているスペックは以下に限られます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロセッサ | MediaTek Dimensity 9300 |
| ディスプレイ | 6.8インチ 165Hz OLED |
| ゲームパッド | スライドアウト式(Xperia Play風) |
| バッテリー容量 | 未公表 |
| 充電速度 | 未公表 |
| ストレージ/RAM | 未公表 |
| 発売日/価格 | 未公表 |
バッテリー容量・充電速度・ストレージ・RAMといった主要スペックは、いずれも現時点で公表されていません。発売日・価格についても明らかにされていない状況です。Dimensity 9300は前世代フラッグシップ級のSoCであり、6.8インチ165Hz OLEDと組み合わせれば、ゲーミング用途として十分な体感性能が期待できます。
販売チャネルは中国限定+Kickstarter経由か
PCWorldは、Pocket Playが中国市場限定で販売される可能性があると報じています。一方で、AYANEOはKickstarterキャンペーンを準備しているとされ、中国以外の地域にも出荷される可能性があります。ただし、キャリア経由や実店舗での販売は想定しにくく、入手ルートは限定される見方が示されています。
なお、本記事で扱った情報は発売前段階のハンズオン取材によるもので、量産品で仕様が変更される可能性があります。現時点では、Xperia Play系のスライド式ゲーミングスマホの復活を期待しつつ、価格・発売日に関する続報を待つのが妥当な判断です。
公式発表で判明した詳細スペック——5000mAhバッテリーとAndroid 15搭載
2026年2月の公式発表により、未公表だった主要スペックの多くが明らかになりました。ディスプレイは2400×1080ピクセル・20:9アスペクト比、バッテリーは5000mAh、OSは最新のAndroid 15を採用しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディスプレイ解像度 | 2400×1080(20:9) |
| バッテリー | 5000mAh |
| GPU | ARM Immortalis-G720 |
| メモリ/ストレージ | LPDDR5/UFS 4.0 |
| OS | Android 15 |
| 接続端子 | USB 3.1 Gen 2 Type-C(DP 1.4対応)、microSD |
Dimensity 9300と組み合わさるGPUはARM Immortalis-G720、メモリ規格はLPDDR5、ストレージはUFS 4.0と、フラッグシップ級の構成が確認されています。さらに能動冷却機構を備え、長時間のゲームプレイ時の発熱対策にも配慮されています。映像出力に対応するUSB 3.1 Gen 2 Type-C(DP 1.4対応)、microSDスロット、電源ボタン一体型の指紋センサー、Wi-FiおよびBluetooth 5も搭載され、ゲーミング以外の常用スマートフォンとしての機能性も担保されています。
Kickstarter早期価格は約500ドル——2026年春出荷、4色展開で予約開始へ
販売面では、Kickstarter経由での展開がより具体的になっています。早期支援者向けの価格は約500ドルからとされ、出荷時期は2026年春が見込まれています。
- 早期価格: 早期支援者向けで約500ドルから、Kickstarterで展開予定
- 出荷時期: 2026年春を予定
- カラー: ホワイト・ブラック・グレー・レッドの4色展開
- 入力系統: L1-L2/R1-R2バンパー、ABXYボタン、D-pad、振動モーター搭載
- カメラ: 3眼カメラ構成
物理コントロール部はL1-L2/R1-R2のバンパー、ABXYボタン、D-padに加え、振動モーターまで備え、専用ゲーミングハンドヘルドに近い操作系が確保されています。カラーバリエーションはホワイト・ブラック・グレー・レッドの4色が用意され、ユーザーの好みに合わせた選択が可能になっています。スマートフォンとしての利便性を担保する3眼カメラも実装されており、ゲーミングと常用機を一台で完結させたいユーザーに向けた製品設計が貫かれています。Kickstarterによる予約開始と2026年春の出荷スケジュールが、入手を検討する読者にとって重要な指標となっています。
Q&A
Q. AYANEO Pocket Playはいつ発売されますか? 発売日は現時点で公表されていません。続報を待つ必要があります。
Q. 日本で購入できますか? 販売は中国市場限定との見方が示されていますが、AYANEOはKickstarterキャンペーンを準備しているとされ、中国外への出荷も想定されています。ただし国内キャリアや実店舗での販売は想定しにくい状況です。
Q. 確定しているスペックは何ですか? MediaTek Dimensity 9300プロセッサと6.8インチ165Hz OLEDディスプレイの2点のみが確認されています。バッテリー容量・RAM・ストレージ・価格は未公表です。