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Androidだけで吸い出しゲームを圧縮——「CHDroid v1.1.0」がベータ卒業、ライブラリ容量を一気に節約

GadgetDrop 編集部4
Androidだけで吸い出しゲームを圧縮——「CHDroid v1.1.0」がベータ卒業、ライブラリ容量を一気に節約

Androidで動くエミュレーターのライブラリが膨れ上がり、内蔵ストレージを圧迫している——そんな悩みを抱える人に届いた朗報です。ディスクイメージをCHD形式に圧縮できるネイティブAndroidツール「CHDroid」が、v1.1.0でベータを卒業しました。これまでPC上で行うのが一般的だった圧縮作業を、スマホ単体で完結できる点が見逃せません。

ライブラリの容量が体感で何タイトル分浮くのか

1枚のCDのISOイメージはおおむね700MB前後あり、数十本を抱えると数十GB単位でストレージを食います。CHD(Compressed Hunks of Data)はこのディスクイメージを圧縮できるフォーマットで、ISOから変換することでファイル一つひとつのサイズを抑えられる仕組みです。

たとえばCD1枚=700MBが半分に縮むなら、同じ容量に倍のタイトルが入る計算になります。CHDroidなら、これまでPCに繋いで変換していたゲームを端末上で次々に圧縮し、空いた領域へ追加タイトルを呼び込めるわけです。

なぜCHDなのか——アーケード由来の歴史を持つフォーマット

CHDはもともとアーケードエミュレーター向けに、ハードディスクのリップを圧縮する用途で誕生しました。Android Authorityは具体例として、ライトガンシューティングの名作「Area 51」を挙げています。Atari Jaguarに映像データ用のハードディスクを組み合わせた構成のため、エミュレートにはハードディスク内データのCHDコピーが必要だったと紹介されています。

その後CHDは光学ディスクのイメージ圧縮にも対応する形で発展し、PlayStationやSaturnといった光ディスク世代のタイトルでも活用できるようになりました。歴史こそ長いものの、現代のレトロゲーム愛好家にとっての価値は明快で、「容量を減らしつつ、そのまま遊べる」という一点に尽きます。

解凍不要で即起動——CHDが快適な理由

CHD化の大きなメリットは、多くのエミュレーターがCHDファイルをネイティブで読み込める点にあります。圧縮した後にいちいち解凍して元のISOに戻す必要はなく、シームレスに起動可能です。

形式容量の目安再生時の手間
ISO1枚あたり約700MBそのまま起動可
CHDISOから圧縮された小さなファイル多くのエミュレーターで直接再生可

CHDroidには元のディスクイメージに復元する機能も用意されていますが、CHDのまま再生できるため復元する場面はあまりないとされています。

PC不要——モバイル完結のエミュレーションへ

これまでISOからCHDへの変換は、PC向けのツールを使うのが現実的な選択肢でした。スマホやAndroid搭載の携帯ゲーム機を中心にレトロゲームを楽しんでいる層にとっては、わざわざPCを経由するのが手間だったわけです。

CHDroidはこの工程をAndroid単体で完結させるアプリで、大きなディスクイメージを取り込んでより小さなCHDファイルへ変換します。コントローラーグリップと組み合わせたスマホ運用や、Android搭載の専用ハンドヘルド機でライブラリを管理しているユーザーにとって、PCに戻らずに済む利便性は大きいでしょう。

CHDroid v1.1.0はGoogle Play Storeから入手できます。エミュレーション環境のストレージ消費に頭を抱えてきた人は、まず手元のライブラリを丸ごと処理してみる価値があるアップデートです。

Q&A

Q. CHDに変換するとオリジナルのISOには戻せなくなりますか? CHDroidは元のディスクイメージへの復元機能を備えています。ただし多くのエミュレーターはCHDを直接再生できるため、復元する必要性は低いと紹介されています。

Q. どのエミュレーターでCHDが使えますか? 公開情報の範囲では「多くのエミュレーターがCHDをネイティブで読み込める」とされており、具体的な対応タイトル一覧までは明らかにされていません。お使いのエミュレーター側のドキュメントで対応状況を確認するのが確実です。

Q. PCで変換する従来のやり方と何が違いますか? 最大の違いは、Androidネイティブで動作する点です。これまではPC向けツールが主流でしたが、CHDroidならスマホやAndroid搭載のハンドヘルド機だけで変換作業が完結します。

出典

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