GM EVオーナーが半ば諦めていたAndroid AutoとCarPlay——それを$200(約3万円)で取り戻せるアダプターが登場しました。ただし、「いつかGMに無効化されるかもしれない」という条件付きの解決策です。
General Motors(GM)が自社EVでAndroid AutoとApple CarPlayをサポートしない方針を取るなか、サードパーティのEVPlayが対応アダプター「EV Play LT」を投入しました。Android Authorityによれば、価格は$200(約3万円)のアダプターで、GMが将来的に機能をブロックする可能性が残ると報じられています。
$200のアダプターでGM EVにAndroid Auto/CarPlayを追加
EV Play LTは、多くのGM製EVに対応するアダプターとされています。価格は$200(約3万円)です。
仕組みとしては、アダプターを介してスマートフォンのCarPlay/Android AutoのUIを車載インフォテインメント画面に投影するもの、と報じられています。対応車種の具体的なブランド・モデル一覧については、公開情報の範囲では詳細が明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。
「将来GMにブロックされる可能性」という落とし穴
最大の懸念は、GMが将来このアダプターやアプリを無効化する余地があることです。EVPlayは自社FAQページで、このリスクを率直に認めていると伝えられています。
EVPlayは、GMが将来的に機能を無効化する可能性は即時・自動的ではないものの最終的にはあり得る話だとし、可能な限り対抗するが、システムを管理しているのはGM側である以上、顧客はそのリスクを受け入れる必要があると説明していると報じられています。
すでにGM製EVを所有しているオーナーにとって、サードパーティの解決策は顧客満足度を高める方向に働くはずですが、$200(約3万円)を投じる前にこのリスクを認識しておくべきだと、Android Authorityも指摘しています。
上位機「EV Play Max」との位置づけ
EVPlayは上位機として「EV Play Max」も提供していると伝えられています。一方のEV Play LTは、$200という価格帯でAndroid Auto/CarPlayをGM EVに追加することに特化した位置づけの製品です。
両機種の選び分けの一般的な観点は次の通りです。
- 価格を抑えたい: EV Play LT($200/約3万円)
- 手軽にAndroid Auto/CarPlayだけ使えれば十分: EV Play LT
EV Play Maxの対応車種・仕様・GM EV向け提供の有無を含めた詳細は、公開情報の範囲では明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。
$200を払う価値があるのは誰か
普段からGoogleマップやスマホの音楽・ポッドキャストアプリを車内で多用しているGM EVオーナーにとって、EV Play LTは純正ナビ・純正UIの不便さから解放される現実的な手段になり得ます。一方で、$200(約3万円)の初期費用に加え、将来GMが無効化する可能性を抱える「不確実な投資」でもあります。
長期的な保証や独立性を重視するなら、上位機EV Play Maxを含めた比較検討も選択肢になります。
Q&A
Q. 月額料金はかかりますか? 公開情報の範囲ではサブスクリプション要件は示されておらず、本体購入で利用できる製品として紹介されています。詳細は出典元を参照してください。
Q. 日本のGM車でも使えますか? そもそも日本市場ではGMのEVがほぼ流通していないため、現実的な対象ユーザーは限定的です。日本市場向けの対応状況は明らかにされていません。
Q. GMが本当にブロックしてくる可能性はありますか? EVPlay自身が、即時ではないが将来的にあり得ると認めていると報じられています。最終的にはGM側の判断次第であり、現時点で確実なことは言えません。
出典
- Android Authority — This adapter adds Android Auto to most GM EVs, but there’s a catch