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Google Health 5.02が配信開始——昼寝データ分離・睡眠セッション削除・Today画面拡張で何が変わるか

GadgetDrop 編集部6
Google Health 5.02が配信開始——昼寝データ分離・睡眠セッション削除・Today画面拡張で何が変わるか

FitbitアプリからリブランドされたGoogle Healthに、2026年6月18日付で新バージョン5.02の配信が始まりました。Android AuthorityのStephen Schenck氏によると、今回のアップデートでは昼寝(ナップ)データの扱い、睡眠セッションの編集・削除、Today画面の指標表示などに踏み込んだ改善が入っています。

5.02はリブランド後2本目のメジャーアップデート

Google Healthは、Fitbitアプリの後継として約1か月前にリブランドされたばかりのアプリです。リブランド時には新型「Fitbit Air」のサポートや、パーソナライズドアドバイスを提供する「Google Health Coach」の搭載が目玉とされていました。

リブランド後の最初のアップデートは6月初旬に配信された5.01で、今回の5.02はそれに続く2本目のメジャー更新になります。iOS版・Android版の両方に順次配信中で、Googleは今後数週間でさらに追加のアップデートが続く可能性があるとしています。一部の新機能はAndroid版で先行配信され、次バージョンの5.03でiOS版にも展開される予定です。

昼寝データ・睡眠セッション編集まわりの強化

睡眠関連では、ユーザーが自分のデータをよりコントロールしやすくする方向の改善が目立ちます。

  • 昼寝(ナップ)の分離(Android先行): 記録された昼寝が、デイリーのSleep Scoreビュー内で独立したタブに分けて表示されるようになりました。iOSには次の5.03で展開予定とされています。
  • 睡眠セッションの完全削除: 睡眠セッションの削除が正式にサポートされました。
  • 睡眠セッションの編集修正: 一部ユーザーで睡眠セッションが編集できなかった不具合が修正されています。
  • Restlessness(寝返り)表示改善: Restlessnessのバーを睡眠ステージグラフのすぐ近くに配置し、起床瞬間の検出精度も改善しました。

Schenck氏はこの流れを評して、いずれは「Google Naps」アプリができるのも時間の問題かもしれない、とユーモラスに記しています。とはいえ、夜の睡眠と昼寝を切り離して見られるようになる意義は意外と大きく、たとえば午後の15分仮眠を日課にしている人なら、夜の睡眠スコアに混ざらない形で「昼寝の長さや頻度が体調にどう響いているか」を追えるようになります。

ホーム画面が一覧性重視に——指標表示と栄養タイルが刷新

ホームに当たるToday画面まわりにも手が入っています。

  • 指標の拡張表示: 鉛筆アイコンから「Expanded view」を選ぶと、Today画面で複数の指標をスワイプせずに一画面で見渡せます。朝の体重・歩数・睡眠スコアをまとめて確認したいユーザーにはタップ数が減る変化です。
  • 指標の並び替え簡略化: 編集モードで指標をタップしてから入れ替えたいものを選ぶ操作に変わりました。Health タブのKey Metricsは、ドラッグ&ドロップでの並び替えがAndroid版で先行対応しています(iOSは5.03で対応予定)。
  • 栄養タイルの刷新: Today上のNutritionタイルが、上段に摂取カロリー、下段に残りカロリーを表示する形式に変わりました。従来の「ネットカロリー中心」表示は置き換えられ、ダイエット中の「あと何kcal食べていいか」を一目で掴めます。
  • 食事ログのマクロ栄養素プレビュー: ログ登録の本画面で、確定前にマクロ栄養素の推定値を確認できます。
  • Hourly Activity(時間別アクティビティ)の復活: 1時間ごとの歩数目標達成状況をTodayとHealthに表示できるようになり、デスクワーク中の「動けていない時間帯」が一目で分かります。

加えて、手動登録時の歩数・距離が0と誤計上されるバグや、自動検出された自転車ライドの距離表示の不具合も修正されました。なお自動検出の自転車ライドについては、現時点で距離レポートはサポートされていないと明記されている点に注意が必要です。

他社アプリ由来データの削除がアプリ内で完結

地味ながら実用上のインパクトが大きいのが、パートナーアプリから同期されたログの管理改善です。エクササイズ・食事・体重などのログを、これまでのようにわざわざPrivacy Centerに行かなくても、Google Healthアプリ内のメニュー(三点リーダーまたはゴミ箱アイコン)から個別に削除できます。

ただし条件があります。Health ConnectまたはApple Health経由でインポートされたデータの場合は、現状そちらのプラットフォーム側に遷移して削除する必要があり、その操作は元のプラットフォームからもレコードを消すことになります。直接連携のデータならGoogle Health内で削除が完結します。将来的にはHealth Connect・Apple Health由来のレコードも、元プラットフォームを触らずGoogle Healthだけで削除できるようにする方針が示されています。

読者投票では1,827票中53%が「見た目は良いが使いにくい」

Android Authorityの記事内に設置された投票(1,827票)では、リブランド後のGoogle Healthアプリへの評価が分かれています。

回答比率
美しくて便利。気に入っている21%
見た目は良いが使いにくい(タイル少なめ・AI多すぎ)53%
動作は好きだが新デザインが嫌い5%
特に意見はない13%
新Healthアプリがまだ来ていない(Fitbitのまま)8%

最多回答は「見た目は良いが使いにくい」の53%で、UIや情報密度への不満が一定数あることがうかがえます。

Fitbit時代から使い続けているユーザーにとっては、すぐにアップデートして昼寝・睡眠データのコントロール強化を体感できる更新です。一方でiOS版ユーザーが昼寝の独立タブやKey Metricsのドラッグ&ドロップを使えるのは5.03以降になるため、もう少し待つことになります。

Q&A

Q. Google Health 5.02はいつから使えますか? 2026年6月18日付でiOS/Android向けにロールアウトが始まっています。順次配信のため、端末によって到達タイミングに差が出る可能性があります。

Q. 昼寝の独立タブはiPhoneでも使えますか? 今回の5.02ではAndroid先行で、iOSへの展開は次バージョンの5.03で予定されています。Key Metricsのドラッグ&ドロップ並び替えも同様にiOSは5.03対応予定です。

Q. Apple Healthから同期したデータをGoogle Health側だけで消せますか? 現時点では、Apple HealthやHealth Connect経由でインポートされたデータを削除する場合、元のプラットフォーム側に遷移して削除する必要があり、その操作は元プラットフォームからもデータを消します。将来的にはGoogle Health内だけで完結できるようにする方針が示されています。

出典

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