Google Messagesのチャット画面を、自分の写真で自由にカスタマイズできる日が近づいているようです。Android Authorityは、ベータ版のAPK解析(アプリの未公開コードを解析した情報)により、新機能「Chat themes」のUIを初めて確認したと報じています。チャット背景のカスタマイズを待ち望んできたユーザーにとって、見逃せない動きと言えそうです。
「Change colors」が「Chat themes」に置き換わる
Android Authorityによると、Google Messagesのベータ版を解析したところ、チャット画面のオーバーフローメニューにある「Change colors(色を変更)」の項目が、新しい「Chat themes(チャットテーマ)」へ置き換わるコードが確認できたと伝えられています。
新しい「Chat themes」では、チャットごとのテーマ設定として、カラーパレットの選択に加えて壁紙オプションが用意されている様子が確認されています。ユーザーが自分の写真を背景として選ぶことが可能で、加えて壁紙ギャラリーも提供されるとされています。気に入らない場合は、リセットボタンでデフォルトの見た目に戻せる仕組みも実装が確認されました。
なお、これらは未公開コードの解析に基づくものであり、最終的に一般公開されるとは限らない点には注意が必要です。
カラーパレットの選び方は2通り
カラーの設定方法については、コメント欄のやり取りを踏まえると、大きく2つの方式が想定されています。ひとつは、あらかじめ用意された9色のカラーパレットから自分で選ぶ方式。もうひとつは、背景に設定した画像からアプリが自動的にテーマカラーを生成する方式です。
前者だけを見ると選択肢が9色にとどまるため一見すると限定的に思えますが、後者の自動生成と組み合わせることで、設定する画像に応じて事実上幅広いカラーリングを楽しめる構成になっていると読み取れます。一方で、画像を選んだうえで画像と合わないカラーパレットを別途指定できるかどうかは、現時点では明らかにされていません。
なぜ今このタイミングなのか
Android Authorityは、今回のベータ版で「Chat themes」のUIが初めて確認できたと報じており、機能として一般公開に近い段階に入ってきている可能性を示唆しています。
同メディアの報道を踏まえると、ベータテスター向けの有効化が近い段階にあり、すでに一部で展開が始まっている可能性もあると伝えられています。ベータプログラムに参加しているユーザーは、近いうちに自分の端末で試せる可能性があります。
ただし、これはあくまで限定的なベータ環境での確認結果であり、安定版へのロールアウト時期や、すべての地域・端末で同時に提供されるかは現時点では明らかにされていません。
運用面での注目ポイント
新機能の実装は概ね動作している様子ですが、カスタム壁紙を使う以上、選んだ画像によってはチャット画面上のテキストの視認性に影響が出る可能性も考えられます。Googleが正式公開までにどのような調整を行うかは、現時点では明らかになっていません。詳細な仕様や調整の有無については、続報を待つ必要があります。
Samsung Messagesからの移行先として
今回のリーク情報が注目される背景のひとつとして、Android AuthorityはSamsung Messagesに言及しています。Samsung Messagesはチャット背景のカスタマイズに対応してきた数少ないアプリで、その自由度を理由に同アプリを使い続けてきたユーザーも少なくありません。
同メディアは、Googleがカスタム壁紙対応を投入することで、Samsungユーザーが「お気に入りの機能を失わずに」Google Messagesへ移行しやすくなると指摘しています。RCS関連の取り組みとの関係については、詳細は出典元を参照してください。
ベータで触れる日は近いか
今回の情報は未公開コードの解析に基づくものであり、最終的な提供形態は変わる可能性があります。一方で、Android Authorityの報道を踏まえると、ベータプログラムのユーザーが近いうちに自分の端末で実機を試せる段階に入ってきたと読み取れます。
チャット背景のカスタマイズを待っていたユーザーは、Google Messagesのベータプログラムへの参加を検討しつつ、Googleの正式アナウンスを待つのが現実的な選択肢でしょう。
壁紙ギャラリーは7カテゴリー構成、ベータのビルド番号も判明
今回のUIが確認されたのは、Google Messagesのベータ版「messages.android_20260523_00_RC00」とされています。Chat themes画面はカラーパレットの下に壁紙ギャラリーが並ぶ構成で、Googleが用意したプリセット壁紙は次の7つのカテゴリーに分類されているとAndroid Authorityが報じています。
- Cityscape(街並み)
- Art(アート)
- Landscape(風景)
- Space(宇宙)
- Vibes(雰囲気)
- Textures(質感)
- Abstract(抽象)
加えて、ギャラリーからユーザー自身の写真を取り込むための「Choose a photo」というピル状ボタンが配置されており、プレビュー画面には「Reset to default」ボタンが用意されています。初期テストでは、暗めの壁紙を選んだ際にチャット上部付近のテキストの視認性が落ちる挙動も観察されており、正式公開までに調整が必要となる可能性が指摘されています。
Samsung Messagesは2026年7月に米国でサービス終了予定
Samsung MessagesはAndroid Centralの報道によれば、2026年7月に米国市場でサービス終了が予定されています。Samsung自身もユーザーにGoogle Messagesをデフォルトのメッセージアプリとして利用するよう案内しており、Samsung Messagesアプリ内には移行を促す通知が順次表示されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 終了予定時期 | 2026年7月 |
| 対象地域 | 米国市場のみ |
| 対象外 | Android 11以下のOSを使うユーザー |
| Galaxy S26以降 | Samsung MessagesをGalaxy Storeから入手不可 |
サービス終了後は、緊急通報番号や端末側で指定した緊急連絡先を除き、Samsung Messagesからのメッセージ送信ができなくなるとされています。Chat themesによる壁紙カスタマイズの実装は、こうした移行スケジュールに重なる形で進行しており、Samsungユーザーが慣れ親しんだ自由度を維持したままGoogle Messagesへ乗り換える環境が整いつつあると読み取れます。
Q&A
Q. Chat themes機能はいつから使えるようになりますか? Android Authorityはベータテスター向けには近日中、あるいはすでに段階的に有効化されている可能性があると伝えていますが、安定版での一般公開時期は現時点で公表されていません。
Q. ベータプログラムにはどう参加すればよいですか? Google MessagesアプリのPlayストア掲載ページから「ベータ版に参加」を選ぶことで参加できます。今回のチャットテーマがすべての参加端末で即座に有効になるかどうかは、現時点では明らかにされていません。
Q. カラーパレットはどのように選びますか? あらかじめ用意された9色のカラーパレットから選ぶ方式と、背景に設定した画像からアプリが自動的にテーマカラーを生成する方式の2通りが想定されています。
Q. カスタム壁紙は自分の写真を使えますか? はい、ユーザー自身の写真を背景として設定できる仕組みが実装されているほか、壁紙ギャラリーから選ぶ方法も用意されているとされています。気に入らない場合はリセットボタンでデフォルトに戻せます。
Q. この情報はどの程度確実ですか? 未公開コードの解析に基づくリーク情報であり、最終的な公開時に仕様が変わる、あるいは公開自体が見送られる可能性もあります。続報を待つのが妥当な段階です。
出典
- Android Authority — Here’s a first look at custom wallpapers in Google Messages
- Android Central — Samsung's Messages app is shutting down in 2026: Here's what you need to do