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Oppo Pad 5 Matte Display(Air5)ベンチ公開——AnTuTu 780,553で中位水準

GadgetDrop 編集部10
Oppo Pad 5 Matte Display(Air5)ベンチ公開——AnTuTu 780,553で中位水準

マット重視か、性能重視か——12.1インチタブレット選びの新しい分岐点が示されました。Oppoが投入した「Oppo Pad 5 Matte Display」(別名:Oppo Pad Air5)のAnTuTu v10スコアは 780,553で、Xiaomi Pad 7の 1,446,677の約54%にとどまります。性能面では中位グループですが、読書・ノート用途のマット仕上げという観点では唯一無二の選択肢です。GSMArenaが2026年6月7日に公開したベンチマーク結果をもとに、競合との位置関係を整理します。

結論——性能は中位、しかし「読書・筆記用途」では独自ポジション

Oppo Pad 5 Matte Displayは、ゲーミングや動画編集など重い作業を求めるユーザーには向きません。GSMArenaも明確に「ゲーミング・動画編集など重い作業には不向き」と指摘しています。一方で、反射を97%カットするマットディスプレイは、12.1インチ級の大画面で読書・レビュー・ノートテイキングを行うユーザーにとって、競合にはない価値を提供します。

スペック構成——TÜV Rheinland認証のマットパネルが核

Oppo Pad 5 Matte Displayは、12.1インチのIPS LCDを搭載し、解像度は2,800×1,980px、リフレッシュレートは120Hz、12-bitカラー表示に対応します。パネルはTÜV Rheinland認証を取得しており、反射を97%カットし、有害なブルーライトを70%低減するとされています。読書やノートテイキングに最適化されたマット仕上げで、グロッシーパネルが主流の市場との明確な差別化要素となっています。

ベンチマーク検証に使われたのは中位構成にあたる8GB RAM(LPDDR5X)+256GB(UFS 3.1)モデルで、ラインナップには下位の8/128GBと上位の12/256GBも用意されています。価格はマレーシアで8/256GB Wi-Fiモデルが MYR 2,100(約7万円)、シンガポールでは SGD 570(約6万5千円)です。

GeekBench 6シングル1014——同じDimensity 7300 UltraのOnePlus Pad Go 2をわずかに上回る程度

SoCのDimensity 7300 Ultraは、TSMC N4(4nmプロセス)で製造され、2.8GHzのCortex-A78を4コア、Cortex-A55を4コア搭載した構成です。GSMArenaによる計測では、CPU性能は中位グループに収まる結果となっています。

機種SoCGeekBench 6 シングル
Xiaomi Pad 7Snapdragon 7+ Gen 31873
Infinix XPad GTSnapdragon 8881557
Poco Pad M1Snapdragon 7s Gen 41244
Oppo Pad 5 Matte DisplayDimensity 73001014
OnePlus Pad Go 2Dimensity 7300 Ultra907
Redmi Pad 2Helio G100 Ultra737

なお、GSMArenaの本文ではOppo Pad 5 Matte DisplayとOnePlus Pad Go 2は同じDimensity 7300 Ultraを搭載していると述べられていますが、掲載されているベンチマーク表ではOppo側のSoCラベルが「Dimensity 7300」と表記されています。Cortex-X4プライムコアを採用するSnapdragon 7+ Gen 3搭載のXiaomi Pad 7がシングルコアで頭ひとつ抜けており、Oppo Pad 5 Matte DisplayはOnePlus Pad Go 2をやや上回るスコアにとどまっています。

AnTuTu 780,553——Xiaomi Pad 7(1,446,677)の約54%という現実

総合性能を測るAnTuTu v10と、GPU性能を測る3DMark Wild Life Extremeでも、傾向は同様です。Oppo Pad 5 Matte DisplayのAnTuTuスコアは 780,553で、Xiaomi Pad 7の 1,446,677とは大きな開きがあり、約54%の水準にとどまります。GSMArenaは、Oppoが高解像度ディスプレイを駆動している点や、ストレージがUFS 3.1である点が総合スコアに影響していると指摘しています。Xiaomi Pad 7はより高速なUFS 4.0を採用しているのに対し、Redmi Pad 2とPoco Pad M1はUFS 2.2と一段遅い構成です。

GPUのMali-G615 MC2は世代としては比較的新しいものの、コア数の少なさが響いており、3DMark Wild Life Extremeでは 865と、旧世代ながらAdreno 660を持つSnapdragon 888搭載のInfinix XPad GT(1,533)にも届かない結果になっています。Xiaomi Pad 7は 3,031で、まったく別カテゴリの性能と評されています。

競合タブレットとの位置関係——最も高価格帯ながらSoCは中位

GSMArenaは比較対象として、Xiaomi Pad 7(MYR 1,500・約5万円/SGD 500・約5万8千円)、OnePlus Pad Go 2(SGD 370・約4万3千円、8/128GB)、Poco Pad M1(MYR 1,000・約3万3千円/SGD 350・約4万円、8/256GB)を挙げています。

  • Xiaomi Pad 7: 11.2インチIPS LCD(144Hz、3,200×2,136px)、Snapdragon 7+ Gen 3
  • OnePlus Pad Go 2: 12.1インチIPS LCD(120Hz、2,800×1,980px)、Oppoと同じDimensity 7300 Ultra
  • Poco Pad M1: 12.1インチIPS LCD(120Hz、2,560×1,600px)、Snapdragon 7s Gen 4

Oppo Pad 5 Matte Displayはこれらの中で最も高価格帯に位置しながら、SoCの世代では中位にとどまるという構図です。GSMArenaは「予算の多くをマットディスプレイに割いた結果、SoCは相対的に控えめになっている」と評しており、ゲーミングや動画編集など重い作業には向かないと明記しています。一方で、読書・レビュー作業・ノートテイキングが中心の学習・ビジネス用途には適した構成だとも述べています。

なお、Xiaomi Pad 7には一部地域で反射を65%低減し干渉光を99%除去するナノテクスチャ版(別名ソフトライト版)が用意されており、追加費用は発生するものの、マットディスプレイを求めるユーザーにとっては有力な対抗馬になり得るとGSMArenaは指摘しています。

どのタイプの人がどれを選ぶべきか

  • 読書・ノート用途を最優先する人 → Oppo Pad 5 Matte Display。12.1インチのマット仕上げ・97%反射カットは唯一無二で、性能の低さは用途上問題になりにくい構成です。
  • 性能重視で同価格帯ベストを狙う人 → Xiaomi Pad 7。AnTuTu・GeekBench・3DMarkすべてで上位、ストレージもUFS 4.0と速い構成です。
  • マット系大画面を低価格で確保したい人 → OnePlus Pad Go 2。同じDimensity 7300 Ultra・同じ12.1インチ2,800×1,980px・120HzをSGD 370で得られる構成です。
  • マット用途で予算に余裕がある人 → Xiaomi Pad 7のナノテクスチャ版。一部地域のみの提供ですが、反射65%低減・干渉光99%除去という構成です。

Oppo Pencil 2Rと10,050mAh大容量バッテリーが補う「読書・筆記特化」の体験設計

純粋な処理性能では中位にとどまるものの、入力デバイスとバッテリー周りの作り込みはマット仕上げのコンセプトを補強しています。同梱されるOppo Pencil 2Rは4,096段階の筆圧感知に対応し、六角形デザインで机から転がり落ちにくく、スクリーンキャプチャやペンツール切り替え用のクリックボタンも備えています。

駆動時間と画面品質の実力値

  • バッテリー容量は10,050mAhで、音楽再生は最大53時間、動画ストリーミング15時間、重負荷ゲームでも6時間動作するとされています
  • 充電は33W対応で、長時間の読書・ノートテイキング用途に余裕を持たせた構成です
  • ディスプレイは最大輝度900nit、Dolby Visionに対応し、TÜV SÜDによる48カ月Class A流暢性認証も取得しています

中国では2025年12月25日に発表、同年12月31日に発売されており、マット仕上げとペン入力を軸にした製品ポジションが当初から打ち出されています。

マットパネル市場の急拡大とE Inkタブレットの値上げ局面

Oppoが投入したマットパネル戦略は、業界全体の潮流とも合致しています。業界アナリストの予測によれば、2026年後半までに生産性向けタブレットの40%超が何らかの反射防止マット技術を採用する見込みで、2023年の10%未満から急増する計算となっています。

区分動向
採用領域法律・学術・金融・医療など、長時間の文書作業を要する分野で標準化が進行
競合カテゴリAmazon Kindle Scribe Colorsoftが11インチのグレアフリーE Inkとペーパーライクなペン入力で2026年に登場
価格動向Supernote、Onyx Boox、reMarkableが相次ぎ値上げを実施

E Inkタブレット側が値上げ局面に入る一方で、12.1インチ大画面・カラー表示・120Hzを維持しながらマット仕上げを提供するLCDタブレットは、ペーパーライクな読み書き需要の受け皿として存在感を強めています。

Q&A

Q. Oppo Pad 5 Matte DisplayとOppo Pad Air5は同じ製品ですか? はい、GSMArenaの記事タイトルでも「Oppo Pad 5 Matte Display (aka Air5)」と併記されており、両者は同じ製品を指す名称として扱われています。

Q. ゲーム用途には向きますか? GSMArenaの評価では、Oppo Pad 5 Matte Displayはゲーミングや動画編集など重い作業には向かないとされています。読書・レビュー・ノートテイキングが中心のユーザーに適した構成です。

Q. Xiaomi Pad 7のナノテクスチャ版とOppo Pad 5 Matte Display、マット用途ではどちらが向きますか? GSMArenaによれば、Xiaomi Pad 7のナノテクスチャ版(ソフトライト版)は反射を65%低減し干渉光を99%除去する構成で、一部地域のみの提供かつ追加費用が発生します。一方Oppo Pad 5 Matte Displayは反射を97%カットする構成です。反射低減率の数値だけ見ればOppoが優位ですが、Xiaomi Pad 7は性能面で大きく勝ります。ナノテクスチャ版の入手可否と予算次第で判断する形になります。

Q. 価格はいくらですか? マレーシアで8/256GB Wi-Fiモデルが MYR 2,100(約7万円)、シンガポールで SGD 570(約6万5千円)です。日本向け価格は現時点で明らかにされていません。

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