オーバークロック版Snapdragon 8 Elite Gen 5を、液冷で冷やすゲーミングスマホ——REDMAGICが新型「REDMAGIC 11S Pro」を正式に発表しました。前モデルのREDMAGIC 10S Proに対して、チップ・冷却機構・バッテリーをまとめて強化した一方、価格は$100(約1万5千円)の値上げとなっていると伝えられています。
オーバークロック版Snapdragon 8 Elite Gen 5を液冷で冷やす設計
11S Proの中核は、Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5のオーバークロック版です。Android Authorityは、本機が液冷を用いてオーバークロック版Snapdragon 8 Elite Gen 5を冷却する設計だと報じています。
冷却については、10S Proからのアップグレード要素の一つとして紹介されています。一方で、前世代のREDMAGIC 10S Proにおける冷却構成の詳細や、液冷が今回新たに採用された方式なのか既存方式の強化なのかといった比較情報については、公表された情報の範囲では明示されていません。
バッテリー強化——10S Proからのアップグレード
11S Proは、10S Proからチップ・冷却・バッテリーの3点でアップグレードされたモデルとして紹介されています。具体的なバッテリー容量や充電仕様の詳細は、現時点では限定的にしか明らかにされていません。
液冷システムについては、Android Authorityの見出しで「オーバークロックされたSnapdragon 8 Elite Gen 5を冷却するために液冷を採用している」と紹介されています。プロセッサーの発熱対策を主眼とした構成であることが示唆されています。
ゲーミングスマホとしての位置付け
REDMAGIC 11S Proは、最新のオーバークロックチップと液冷を組み合わせたフラッグシップ・ゲーミングスマホとして投入されます。10S Proに対する具体的な進化点は、
- オーバークロック版Snapdragon 8 Elite Gen 5への刷新
- 冷却機構のアップグレード(液冷の採用)
- バッテリーのアップグレード
の3点が中心と伝えられています。それ以外の細かなスペック(ディスプレイ仕様・カメラ構成・RAM/ストレージ容量等)については、現時点で公表されている情報の範囲を超える詳細は明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。
価格と位置付け——前世代から$100(約1万5千円)値上げ
最大のトピックの一つが価格設定です。Android Authorityによると、REDMAGIC 11S Proは、前世代のREDMAGIC 10S Proから$100(約1万5千円)の値上げになると報じられています。チップの世代更新、液冷システム、バッテリー強化という三つのアップグレードに対する対価として、$100の上乗せをどう評価するかがこのモデルを検討する上での焦点になります。
ゲーミングスマホとしての位置付けを踏まえると、「冷却機構のアップグレード」「バッテリーのアップグレード」「最新世代のオーバークロックチップ採用」——この3つを$100の上乗せでまとめて取りに行く設計、というのが11S Proのコアバリューだと読み取れます。なお、具体的な性能差や持続時間への影響については、現時点では公表された情報の範囲では明らかにされていません。
グローバル版スペック——144Hz AMOLEDと4.74GHz駆動チップ
グローバル版REDMAGIC 11S Proのスペックが明らかになっています。ディスプレイには6.85インチ1.5K BOE X10パネルを採用し、画面占有率は95.3%に達しています。16MPのアンダーディスプレイカメラ(UDC)と3D超音波指紋認証も併載されており、エリートゲーミング向けに設計された144Hz AMOLEDディスプレイとして仕上げられています。
中核SoCと冷却機構
- Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Editionを搭載し、最大4.74GHz駆動を実現
- RedCore R4とEnergy Cube 3.0を併用する電力・制御アーキテクチャ
- 液体金属3.0、大型化されたVC(ベイパーチャンバー)、24,000RPMターボファンによる強化AquaCore液冷
- 7,500mAhバッテリーと80W有線急速充電に対応
クロック周波数4.74GHzというハイエンドチップの発熱を、液体金属とターボファンを組み合わせた多層冷却で受け止める構成です。ゲーミング用途で長時間高負荷が続くシーンを想定し、表示・処理・放熱の三要素を同水準で引き上げた形になっています。
中国版とグローバル版の差分・販売スケジュール
中国版とグローバル版で構成が分かれている点も特徴です。中国版の標準モデルは「Bull Demon King Battery 3.0」と銘打たれた8,000mAhバッテリーを搭載する一方、ワイヤレス充電には対応していません。グローバル版は7,500mAhと容量を500mAh抑える代わりに、ワイヤレス充電を獲得しています。
| 項目 | 中国版 | グローバル版 |
|---|---|---|
| バッテリー | 8,000mAh | 7,500mAh |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 |
中国版は12+256GB構成が5,499元(約$809)からスタートしています。
グローバル発表は5月27日12:00 UTCに行われ、購入スケジュールはEarly Bird枠が6月9日から、一般販売は6月10日 8:00 AM EDTから開始されます。据え置きの大容量を選ぶか、ワイヤレス充電込みのバランスを選ぶか——市場別に最適化された二択が用意されています。
Q&A
Q. REDMAGIC 11S Proの最大の特徴は何ですか? オーバークロック版Snapdragon 8 Elite Gen 5を、液冷システムで冷却する点です。Android Authorityは、液冷によりオーバークロックチップを冷却する設計だと報じています。
Q. 日本での販売は予定されていますか? 日本国内向けの販売スケジュールや価格は、現時点では明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。
Q. $100(約1万5千円)の値上げに見合う性能差はありますか? 公表されている範囲では、チップの世代更新、冷却のアップグレード、バッテリーのアップグレードという3点が10S Proからの主な進化点として挙げられています。具体的な性能差・体感差については、現時点では公表された情報の範囲を超える詳細は明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。
出典
- Android Authority — This flagship uses liquid cooling to keep an overclocked Snapdragon 8 Elite Gen 5 chill
- REDMAGIC Global — REDMAGIC 11S Pro Launch
- FoneArena — REDMAGIC 11s Pro and 11 Pro+ announced