7,540mAhの大容量バッテリーと100W急速充電を、$400(約6万円)から——XiaomiはRedmi Turbo 5をインドで正式に発表しました。今年初めに中国で先行発売された同モデルが、6.59インチAMOLEDとMediaTek Dimensity 8500-Ultraを搭載したままインド市場へ投入されます。発売は2026年6月19日です。なお、本記事で扱う仕様・価格・販売チャネルはいずれもインド版に関する情報です。
中国版との違いはバッテリー容量だけ
インド版Redmi Turbo 5は、中国版とほぼ同一仕様で投入されます。唯一の違いはバッテリー容量で、中国版が7,560mAh、インド版が7,540mAhとわずかに小さくなっています。
充電は100Wの有線急速充電に対応し、27Wの有線リバース充電で他デバイスへの給電もできます。OSはAndroid 16ベースのHyperOS 3で、OSアップデート4年・セキュリティアップデート6年のサポートが約束されています。
明るさ3,500nitsの1.5K AMOLEDとベイパーチャンバー冷却
ディスプレイは6.59インチのフラットAMOLEDで、120Hzリフレッシュレート、ピーク輝度3,500nits、解像度1.5Kです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| SoC | MediaTek Dimensity 8500-Ultra |
| メモリ | 最大12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 245GB UFS 4.1 |
| 冷却 | 3D ice-loop(5,300mm² ベイパーチャンバー) |
5,300mm²のベイパーチャンバーを使った3D ice-loop冷却を採用しており、Dimensity 8500-Ultraの性能を持続的に引き出す設計です。なおストレージは原文表記が「245GB UFS 4.1」となっており、一般的な256GB構成の可能性もありますが、ここでは公表値をそのまま記載しています。
50MPメイン+IP69Kタフネスと光るカメラリング
カメラ構成はメインがSony IMX882の50MP、超広角が8MP、フロントが20MPです。本体は金属フレーム、画面内指紋認証、IP69K等級の防塵防水に対応し、カメラモジュール内にはRGBリングライトを搭載します。赤外線センサーとステレオスピーカーも備えています。
カラーはAsphalt Black、Nitro Blue、Turbo Whiteの3色展開で、いずれもインド市場向けの構成です。
インド価格は$400から、6月19日発売
- 8GB / 128GB:INR 37,999($400/約6万円)
- 12GB / 256GB:INR 40,999($435/約6万5千円)
販売は2026年6月19日に開始され、Mi.com公式ストア、Amazon India、一部のオフライン販売店で取り扱われます。上記の価格・販売チャネルはインド版のみの情報で、他地域での展開については公表されていません。
Dimensity 8500-Ultraのベンチマーク実力
ベースとなるMediaTek Dimensity 8500のベンチマーク結果は、ミドルレンジを超える水準にあるとされています。
| 指標 | スコア |
|---|---|
| Geekbench シングルコア | 1,709 |
| Geekbench マルチコア | 7,177 |
| AnTuTu 総合 | 約1,989,372 |
| 3DMark | 12,366 |
CPUはAll Big Core構成で、Cortex-A725を最大3.4GHzで駆動し、残りのコアも3.2GHzと2.2GHzで動作します。GPUにはArm Mali-G720 MC8を採用し、前世代比でGPU性能が約25%向上したとされています。屋外35℃環境でも110fps超を安定して維持できるゲーミング性能が確認されており、Redmi Turbo 5のベイパーチャンバー冷却と組み合わせることで持続性能を引き出す設計です。なお同SoCはHonor Power 2やPOCO X8 Proでも採用が予定されています。
7,000mAh超を競う2026年の大容量バッテリー市場
7,540mAhは2026年のスマートフォン市場で見ても上位ですが、さらに大容量を狙うモデルも続々登場しています。
- POCO X8 Pro Max:8,500mAhバッテリーを搭載し、多くのフラッグシップを上回る容量です
- Honor X9d:8,300mAhのシリコンカーボンバッテリーを採用しています
- Realme Narzo Power:10,001mAhとカテゴリ最大級の容量を実現しています
- Redmi 15 4G:7,000mAhで33W有線・18Wワイヤレス充電に対応します
- POVA 7:7,000mAhで45W有線充電に対応するエントリー機です
容量だけを見ればRealme Narzo Powerが突出していますが、Redmi Turbo 5は100W急速充電とDimensity 8500-Ultraという性能面の強みを併せ持つ点で、純粋な「電池持ち特化機」とは異なるポジションを取っています。
Q&A
Q. 中国版とインド版でスペックは違いますか? バッテリー容量のみ異なります。中国版が7,560mAh、インド版が7,540mAhで、その他の仕様は同一とされています。
Q. ソフトウェアサポートはどの程度ですか? Android 16ベースのHyperOS 3を搭載し、OSアップデート4年・セキュリティアップデート6年が提供されます。
Q. 充電仕様はどうなっていますか? 100Wの有線急速充電に対応し、27Wの有線リバース充電で他デバイスへの給電も可能です。
Q. 日本での販売予定は? 日本市場での展開について公表された情報はありません。詳細は出典元を参照してください。