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Vertu AlphaFoldが$6,880から登場——最上位はダイヤ装飾で$46,800の超高級ブック型折りたたみ

GadgetDrop 編集部7
Vertu AlphaFoldが$6,880から登場——最上位はダイヤ装飾で$46,800の超高級ブック型折りたたみ

ラグジュアリースマートフォンの代名詞だったVertuが、初のブック型折りたたみ機「AlphaFold」を発表したと報じられています。スタート価格は$6,880(約107万円)、最上位のダイヤ装飾モデルは$46,800(約730万円)とされています。Android Authorityは、headlineで「makes the Galaxy Z TriFold look cheap(Galaxy Z TriFoldが安く見える)」とまで表現しており、Samsungの三つ折り機ですら見劣りする強気の値付けです。なお本記事の内容はAndroid Authorityの報道に基づく情報であり、最終的な仕様や提供条件は変更される可能性があります。

$6,880スタートの「経営層・ハイバリュー顧客」向けブック型折りたたみ

Vertuは2000年代初頭、宝石をあしらい希少なレザーで仕上げた極端に高価な携帯電話で名を馳せたブランドです。破産宣告を経て長らく沈黙が続いていましたが、完全に撤退したわけではなく、ここ10年ほどはWeb3向けモデルを含む少数の機種を細々と展開してきました。直近の動きとしてはSnapdragon 8 Eliteを積んだ$7,300(約113万円)のラグジュアリーフリップ機が話題になりましたが、今回はフォームファクタを変えて再登場した格好です。

AlphaFoldのターゲットは、Android Authorityによれば「book-style device aimed squarely at executives(経営層に真っ向から狙いを定めたブック型デバイス)」と位置付けられており、価格帯も3段階に分かれていると伝えられています。

エディション仕様価格
Calfskin(標準)カーフレザー仕上げ$6,880(約107万円)
Italian Alligatorイタリア産アリゲーターレザー$8,800(約137万円)
Himalaya Gold IV + Diamond金とダイヤモンド装飾$46,800(約730万円)

販売は2026年5月28日からグローバル展開が開始されていると報じられています。

AIエージェント「Hermes」——経営者の秘書業務をスマホ1台で代替する設計思想

AlphaFoldの目玉として打ち出されているのが、高級ファッションブランドと同名のAIエージェント「Hermes」です。VertuはGoogleのGemini Intelligenceと同等の能力を狙っていると説明しており、ユーザーの好みを学習・記憶し、カレンダー・メッセージ・出張・業務関連タスクを管理すると謳っているとされています。要するに、経営者の秘書業務をスマホ1台で代替することを狙った設計と読める内容です。

Hermesが操作可能と説明されているアプリは、以下のように整理できます。

  • SNS・メッセージング: X、TikTok、WhatsApp、Telegram、Facebook
  • Googleサービス: Gmail、Google Calendar、Drive、Maps、Chrome、Play Store
  • その他: Amazon

UI制御や懐中電灯・音量・画面輝度などのクイック設定の調整、クロスアプリのワークフロー実行にも対応するとされています。

加えてERP(Enterprise Resource Planning)ソフトウェアとも連携し、業務関連のシグナルを単一のダッシュボードに集約できるとのことです。プライベートな情報はローカル処理、エンタープライズ向けワークフローは顧客設定と承認済みインテグレーションに従う仕組みになっており、金融送金や権限付与といった高リスクのタスクは実行前に人間による確認が必須となるとされています。OSはAndroid 15ベースのカスタムUIです。

さらにこのレンジの価格帯らしく、人間のマネージャーが対応するコンシェルジュサービスも標準装備で、プライベートジェットの手配やVIPイベントへのアクセス確保といったリクエストにも応えるという内容です。

スペックは最新ではなくSnapdragon 8 Elite——ヒンジは650,000回耐久

価格に対してハードウェア構成は意外と冷静で、SoCは最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5ではなく一世代前のSnapdragon 8 Eliteを搭載するとされています。ディスプレイは内側が8.05インチ、外側が6.53インチで、いずれもLTPO OLEDの120Hz駆動です。内側パネルは折りたたみ時にティアドロップ形状を描く設計で、折り目をできるだけ目立たせない構造になっているとのことです。

バッテリーは6,500mAhのシリコンカーボン素材を採用し、有線急速充電は68W対応です。背面カメラは50MPメイン、50MPウルトラワイド、5MP望遠という3眼構成で、望遠の5MPについてはAndroid Authorityが「rather unappealing(やや見劣りする)」と評しています。

外装はカーフスキン、グリーンアリゲーター、Himalaya Gold IV×クロコダイルレザーといったエキゾチックレザーから選択でき、フレームにはチタンを採用しています。背面には「Cloud de Paris」パターンのエンボス加工が施されています。ヒンジはチタンとカーボンファイバーで補強され、Vertuは650,000回の開閉に耐えると主張しているとされています。

Galaxy Z TriFoldが「安く」見える価格設定

Android Authorityのheadlineは「makes the Galaxy Z TriFold look cheap(Galaxy Z TriFoldが安く見える)」と表現しており、Samsungのフラッグシップ三つ折り機ですらAlphaFoldの前では割安に見えるという論調で報じられています。AlphaFoldはスペックで勝負する端末ではなく、所有することそのものに価値を置く層に向けたステータスシンボル型の製品だと位置付けるのが妥当でしょう。

汎用的なAndroid折りたたみ機の購入を検討している読者にとって、本記事から持ち帰る価値があるのは「6,500mAhシリコンカーボンバッテリー」「68W有線急速充電」「650,000回耐久ヒンジ」という3点のハードウェア仕様の数字です。これらは今後のミドル〜ハイエンド折りたたみ機が向かう方向性を示す参照点となります。一方、AlphaFold本体については、スペック対価格で評価する製品ではないと割り切って眺めるのが現実的な距離感です。

Q&A

Q. AlphaFoldはどこで購入できますか?日本発売はありますか? 2026年5月28日からグローバルで販売が始まっていると報じられています。日本市場向けの個別アナウンスについて公表されている情報はありません。Vertuの過去モデルは日本での正規展開が限定的だった経緯があり、入手は並行輸入や直接取り寄せが中心になる可能性があります。

Q. Snapdragon 8 EliteとSnapdragon 8 Elite Gen 5、AlphaFoldはどちらを搭載していますか? AlphaFoldは一世代前のSnapdragon 8 Eliteを搭載しているとされており、最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5ではありません。価格帯から最新SoCを期待した読者にとっては気になるポイントです。

Q. AIエージェント「Hermes」はGemini Intelligenceと何が違いますか? Vertuは「Gemini Intelligenceと同等の能力を狙う」と説明しており、X・TikTok・Gmail・Google CalendarなどのアプリやERPソフトとの連携、コンシェルジュ的なタスク代行を強みとして打ち出していると報じられています。金融送金などの高リスク操作には人間による確認を求める仕様とされています。なお本機は発表段階の情報が中心であり、最終製品の機能や仕様は変わる可能性があります。

出典

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