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Kindle「Story So Far」が9ヶ月越しに展開開始——積読消化を後押し、米国の英語数千冊が対象

GadgetDrop 編集部3
Kindle「Story So Far」が9ヶ月越しに展開開始——積読消化を後押し、米国の英語数千冊が対象

Amazonが昨年9月に発表していたKindle向け新機能「Story So Far」の展開が、9ヶ月越しでようやく今週から始まりました。読みかけのまま積読になっていた本のあらすじを要約してくれる機能で、Kindle端末と一部のKindleアプリで利用できます。一方、Android版アプリへの提供は現時点では含まれていません。

「前回までのあらすじ」をKindleで再現——積読消化が捗る一手

Story So Farは、既存の「Recap」機能を拡張するかたちで提供される機能です。Engadgetによると、海外ドラマで毎話冒頭に流れる「Previously on…」セグメントの書籍版にあたる位置づけで、重要な登場人物や物語の流れを要約して提示します。長期間ページを閉じていた本や、途中で流れを見失った本を再開する際に、これまでの展開を素早く把握できるようにするのが狙いです。

海外小説を途中で挫折しがちな人や、シリーズ物の続巻を買ったまま前作の記憶が曖昧になっている人にとっては、「もう一度最初から読み直すか、諦めるか」の二択を回避できる現実的な選択肢になりそうです。

利用方法はシンプルです。書籍を長押しした際に表示される「Read Recap」ボタンから要約が利用可能かどうかを確認でき、すでに本を開いている場合は右上の三点メニューをタップすることでStory So Farの要約を呼び出せます。ただし要約にはネタバレが含まれる場合があり、その際は事前に警告が表示される仕様です。

日本のKindleユーザーは蚊帳の外——対象は米国の英語数千冊のみ

Amazonは、Story So Farを米国のユーザー向けに英語タイトル「数千冊(thousands)」で提供すると説明しています。対象は購入した書籍だけでなく、借りた書籍にも適用されます。

ただし注意点も複数あります。

  • 機能を利用するには端末のアップデートが必要になる場合があります
  • すべてのKindle端末が対応しているわけではなく、古い端末では利用できない可能性があります
  • 既存のRecap機能に対応している電子書籍であっても、Story So Farまで対応しているとは限りません

つまり、Recap対応=Story So Far対応というわけではなく、書籍ごとに利用可否が分かれる構造になっています。日本語タイトルや日本ストアでの展開については、現時点で公表されていません。

iOSは対応、Androidは置いてけぼり

今回の展開ではiOS版のKindleアプリにもStory So Farが提供されますが、Android版アプリは含まれていないと報じられています。Androidユーザーが同機能をいつ利用できるようになるかについては、現時点では明らかになっていません。

読書習慣の継続を後押しする機能としては魅力的な一方、対応書籍・対応端末・対応OSのいずれにも制約があるため、自分の環境で使えるかは実際にKindleを開いて確認するのが確実です。長く積読になっている英語タイトルがある米国のKindleユーザーであれば、まずは端末のアップデートを済ませた上で試してみる価値のある更新と言えるでしょう。

Q&A

Q. Story So FarはRecap機能と何が違うのですか? Story So FarはRecapの拡張機能で、重要な登場人物やここまでの物語の流れを要約して示すものです。テレビドラマの「前回までのあらすじ」に近い役割を担います。

Q. 日本のKindleユーザーも使えますか? 今回の展開はAmazonが米国ユーザー向けの英語タイトル数千冊を対象としていると説明しており、日本市場での提供については現時点で公表されていません。

Q. どの端末・アプリで使えるのですか? Kindle端末と、一部バージョンのKindleアプリ(iOS版を含む)が対象とされています。ただしすべてのKindle端末が対応しているわけではなく、古い端末では利用できない可能性があるほか、Android版アプリは現時点では対象外と報じられています。

出典

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GadgetDrop 編集部

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