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Anker SOLIX C1000 Gen 2レビュー:1,024Wh・2,000W出力で約11kg、5口ACがリモートワークとキャンプの定番候補に

GadgetDrop 編集部6
Anker SOLIX C1000 Gen 2レビュー:1,024Wh・2,000W出力で約11kg、5口ACがリモートワークとキャンプの定番候補に

1,024Wh・2,000W出力を約11.3kgのボディに——片手で運べて家庭用家電がそのまま動く。これがAnker SOLIX C1000 Gen 2の最大の驚きです。Android Authorityのレビューでは、リモートワークとキャンプの両方で「お気に入りの一台になった」とEdgar Cervantes氏が紹介しており、MSRPは$799.99(約12万円)。ポータブル電源は「大きく重いがパワフル」か「軽くて非力」かの二択になりがちですが、その中間ポジションを高い完成度で実現した点が同氏から高く評価されています。

片手で運べて2,000W家電が動く——24.9lb(約11.3kg)に1,024Wh

本体サイズは15.1 x 8.2 x 9.6インチ、重量は24.9ポンド(約11.3kg)。ハンドルが2つ付いており、片手で数ブロック歩ける程度の取り回しで、2人で運ぶこともできます。Cervantes氏はその重量感を「水3ガロン分くらい」と表現しています。

容量は1,024Wh、定格出力は2,000W、ピーク3,000Wに対応します。ケトル、コーヒーメーカー、電子レンジ、エアフライヤー(1,000W〜1,800Wクラス)、ドリル等の電動工具(一般に1,000W以下)、約800〜1,200Wを消費するポータブルエアコンまでカバーできる水準です。比較対象として挙げられたAnker SOLIX C300($169.99/約2万6千円、出力300W・容量288Wh)はモバイル機器の充電向きで、高負荷家電は厳しいと整理されています。

実機ベースの稼働時間:ノートPC・スマホ・ケトル・小型コンサートまで

レビューでは複数のリアルな使用例が示されています。

  • MacBook Pro(バッテリー72.4Wh):満充電してもバッテリー残量が「ほとんど動かない」レベル。理論上は12回以上フル充電できる計算
  • スマートフォン:フル充電1回あたり1〜2%の消費にとどまり、約50回充電できる試算
  • 小型冷蔵庫:ほぼ丸1日駆動
  • ケトル:満充電で30分強駆動、水を約204°F(約95.5℃)に沸かすのに5分
  • 車中泊・キャンプ用クーラー(Anker SOLIX Everfrost 2 40L、$699.99/約10万5千円)の充電維持:Sequoia国立公園での週末、走行中に車載ソケットで補充電しつつ、最低でも35%以上をキープ

さらに、ビーチでのセレナーデ演奏に持ち出したエピソードも紹介されており、小型アンプ2台、MIDIコントローラー、電子キーボードを45分間動かしても、終演時に84%が残っていたといいます。「小さなコンサートを開けるサイズ感」とCervantes氏は表現しています。

10msのUPS機能も備えており、冷蔵庫やモデム・ルーターを接続しておけば停電時も止まらず動作する、と紹介されています。家庭用バックアップが主目的ではないものの、いざという時にも使える設計です。

1,600WのAC急速充電とソーラー600W対応、ただし純正ケーブルが前提

充電性能は「ポータブル電源として上位クラス」とCervantes氏が紹介しています。

入力方法最大入力満充電時間の目安
AC(UltraFast Charging有効+純正ケーブル)1,600W約49分
AC(UltraFast無効)1,200W
車載ソケット100W(走行中の補充電向け)
ソーラーパネル最大600W約1.8時間(最適日照時)

注意点として、最大入力の1,600Wを使うには付属の純正ケーブルが必要で、サードパーティ製では対応しません。また、アプリ側で「UltraFast Charging」を有効化していないと1,200Wに制限されます。バッテリーセルはLFP(リン酸鉄リチウム)を採用しており、長寿命を打ち出した設計です。

5口ACは充実、一方でUSB合計4口とアンビエントライト非搭載が惜しい点

ポート構成は次のとおりです。

  • AC出力:5口(合計2,000Wまで)
  • USB-C:3口(うち2口が140W、1口が15W)
  • USB-A:1口(12W)
  • 車載シガーソケット形状:1口(120W)

5口ACはこのクラスでは多い部類で、Cervantes氏も「USBが少ない代わりに5口ACがあるのは正解」と語っています。一方で、不満点として挙げられているのがUSBポートの合計4口アンビエントライト非搭載です。「スマホ・タブレット・ノートPC・モバイルルーターを使うとUSBが埋まってしまう。同社のより安価なC300にすらアンビエントライトが付いているのに、なぜ本機に無いのか」とCervantes氏は指摘しています。また、本機はバッテリー容量の拡張には非対応で、ポータビリティ優先の設計上やむを得ない一方、拡張性を重視するユーザーは別機種を検討すべきと結論付けています。

競合との位置付け:Ampace Andes 1500との比較

Cervantes氏がこれまで愛用していたのはAmpace Andes 1500(MSRP $1,399/約21万円、1,462Wh、2,400W出力/ピーク3,600W、17.2 x 7.7 x 13.2インチ、36.8lb(約16.7kg)、AC4口)でした。容量・出力は上回るものの、サイズと重量が大きく「ノマド用途にはオーバースペック」と判断し、C1000 Gen 2に乗り換えたといいます。

価格面ではMSRPで$799.99(約12万円)。セール時には$349(約5万2千円)まで下がったケースもあると紹介されており、Ampaceが$499(約7万5千円)に下がる例と比べても、Cervantes氏は「価格・サイズ・出力のバランスが取れている」と語っています。

AC主体ならセール時が狙い目、USBヘビーユーザーは見送り

総合評価は9/10。リモートワーク・キャンプ・車中泊・小規模イベントの音響電源・家庭の簡易バックアップなど、「持ち運べるサイズで2,000W級の家電をひと通り動かしたい」用途にハマる一台です。USBポートを多用する人や、容量拡張を将来的に行いたい人には向きません。逆に、AC出力主体で使うなら、特にセール時を狙う価値があるモデル——というのが、Cervantes氏が9/10という評価で示した結論です。

Q&A

Q. バッテリー容量と出力はどれくらいですか? 容量1,024Wh、定格出力2,000W、ピーク3,000Wです。MacBook Pro(72.4Whモデル)なら理論上は12回以上、スマートフォンなら約50回フル充電できる試算が示されています。

Q. 満充電にかかる時間はどれくらいですか? AC電源で「UltraFast Charging」を有効にし、付属の純正ケーブルを使った場合は約49分(最大1,600W入力)です。UltraFast無効時は1,200Wに制限されます。車載ソケットは100W、ソーラーは最大600Wで最適日照時に約1.8時間とされています。

Q. 価格はどれくらいですか? MSRPは$799.99(約12万円)です。過去にはセールで$349(約5万2千円)まで下がった例もあると紹介されています。日本市場での価格は現時点では明らかにされていません。

出典

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GadgetDrop 編集部

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