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The Blood of Dawnwalker、2026年9月3日発売へ——Witcher 3開発陣の新作RPG、4K UltraにはRTX 5090を要求

GadgetDrop 編集部11
The Blood of Dawnwalker、2026年9月3日発売へ——Witcher 3開発陣の新作RPG、4K UltraにはRTX 5090を要求

『The Witcher 3: Wild Hunt』の中核メンバーが立ち上げたRebel Wolvesの新作『The Blood of Dawnwalker』が、2026年9月3日にPC・PS5・Xbox Series S|Xで発売されます。価格はスタンダード版$69.99(約1万500円)から、最上位のCollector's Editionは$199.99(約3万円)まで。最大の話題は、4K Ultra設定でネイティブ60fpsを狙う場合にRTX 5090クラスが要求される、骨太なPC要件です。Wccftechの総まとめを元に、価格・世界観・戦闘システム・PCスペックの注目ポイントをまとめます。

発売日とエディション構成——標準版$69.99からコレクターズ版$199.99まで

パブリッシャーはBandai Namco Entertainment。発売日はRebel Wolvesとパブリッシャーが2026年4月下旬に確定させたもので、Nintendo Switch 2版に関する言及は現時点でありません。発売後のセールス次第で後日対応の可能性があるとも報じられています。

エディションは以下の4種類が用意されています。

エディション価格主な内容
Standard Digital Edition$69.99(約1万500円)本編
Eclipse Edition(デジタル)$79.99(約1万2千円)本編+デジタル世界設定資料集/サウンドトラック/コミックブック
Day One Edition(パッケージ版)$69.99(約1万500円)本編ディスク+スチールブック+ワールドマップ
Collector's Edition$199.99(約3万円)Eclipse Edition相当+スチールブック+33×40cmワールドマップ+物理版設定資料集+コレクターズボックス+主人公Coenの23cm PureArts製フィギュア

加えてCollector's Editionには独自の予約特典として、本作のエンブレムをあしらった両面金箔押しのコレクタブル・ブックマーク1枚と、作中のロア要素を題材にした金箔押しステッカー3枚セットが付属します。

全エディション共通の予約特典として、放浪鍛冶師の紋章をあしらったデジタル装備「Sangoran Wayfarer's Armor Set」が付属します。同装備は予約購入を逃しても、ゲーム内のプレイで解除可能と説明されています。

昼は人間、夜は吸血鬼——30日と30夜で家族を救えるか

舞台は14世紀の中世東欧をモデルにした架空の隔絶地域「Vale Sangora」。カルパティア山脈にインスパイアされたという土地で、深い森・広大な平原・危険な湿地・険しい山頂・中世の集落が広がります。

世界観の中核を担うのが、戦争と黒死病に荒れたこの土地に突如姿を現したヴァンパイア勢力です。彼らを率いる吸血鬼Brencisは、東欧フォークロアに登場する怪物たちと共に貴族を打倒し、人々に「黒死病の治療法(吸血鬼の血の治癒力)」と「安全」を提示する代わりに、血の税(blood tax)を徴収する圧政を敷きます。これに従う者と抵抗する者で社会は分断され、主人公Coenは抵抗側に立ちます。

ところがCoenはBrencisによって吸血鬼化の儀式を受け、不完全な状態で目を覚まします。これが本作のキーワードである「Dawnwalker(夜明け歩き)」——昼間は人間として動け、夜になると吸血鬼の能力と渇きが目覚める、稀有な存在です。Coenの目的は、30日と30夜(30 days and nights)のうちに家族を救出すること。「なぜ30日なのか」という理由は、開発陣からまだ明かされていません。

「時間がリソース」のシステムと、規模の大きい選択と帰結

本作はFallout 1&2やテーブルトークRPGからの影響を強く受けた、選択と帰結を重視する設計です。

30日タイマーはリアルタイムで進行するわけではなく、クエストの進行・特定の対話選択・イベントへの関与など、意味のある行動を取った際に小さな砂時計アイコンとともに時間が進む「時間というリソース」として扱われます。Rebel Wolvesは「30日経過後にゲームが終わるわけではない」と直近で明言していますが、何らかの大きな帰結(Coenの家族が手遅れになる可能性なども含む)が発生する見込みです。

Brencisには3人の側近吸血鬼が存在し、それぞれが異なる領地・思惑・歴史を持ちます。

  • Xanthe:3人の中で最も古く、古代ギリシャの女祭司として描かれる存在。CoenがコピーできるBlood WhipsとBoiling Bloodの源
  • Ambrus:最年少で魅力的かつ操作的な人物。Vale Sangora全域の血税倉庫網を管理
  • Bakir:中央アジア出身の戦闘狂として描かれる軍閥的存在で、Brencis配下でも最強格

側近の活動を妨害するたび、各々の「敵対度(aggression bar)」が上昇し、最終的にBrencisとの対決にも影響する個別のクエストラインが発動する設計です。これとは別に「Infamy(悪名)メーター」も存在し、Coenが民衆を助けるたびにBrencisが翌朝に発令する勅令が厳しくなり、兵士のパトロール強化・都市封鎖・移動制限が段階的にエスカレートしていきます。

『Breath of the Wild』のように、プロローグ直後にBrencisの城へ突入することも理論上は可能とされていますが、極めて困難であり、用意された物語の大半をスキップしてしまうことになります。

昼夜で能力が切り替わる戦闘とPCスペック要件

戦闘はスタミナをリソースに使用し、攻撃・防御・パリィの成功でアクティブアビリティ用のチャージを溜める方式です。『Kingdom Come: Deliverance』のような方向入力式の戦闘を選ぶことも、より一般的なアクションRPG型に切り替えることもできます。

時間帯主な能力
昼(人間状態)吸血鬼能力は使用不可。Hex系の魔法を行使
夜(吸血鬼状態)魔法は使用不可。Shadowstep(短距離テレポート)、Plane Shift(壁・天井の垂直移動)、Wolf Form(長距離移動の高速化)、Voracious Bite(吸血)など

夜は剣の代わりに爪を使った高速かつ攻撃的な戦闘も可能ですが、吸血の渇き(hunger)を放置すると最終的にCoenが友好的なNPCをも殺してしまい、関連クエストが恒久的に失敗するという、無視できないシステムが組み込まれています。動物の血で代用することも可能ですが、効果は人間より低いと説明されています。開発陣は「ヴァンパイアの本性に身を委ねる悪のプレイスルー」も可能だと明言しています。

成長要素はWitchcraft(魔法・昼側)/Swordplay(武器戦闘)/Vampirism(吸血鬼能力)の3つのパークツリーで構成され、ロマンス要素もありますが、他の活動に費やせる時間とトレードオフになります。プレイ時間は当初40時間規模を目標としていましたが、最近の社内プレイテストでは完全クリアで最大70時間に達したと報告されています。

エンジンはUnreal Engine 5。レイトレーシングやパストレーシングといった最先端機能への言及はありません。公開されているPC要件は以下の通りです。

段階ターゲットCPUGPUVRAM
MINIMUM1080p / 30fps / LowCore i7-8700K / Ryzen 7 3700XRTX 3050 / GTX 1070 / RX Vega-56 / Arc A5806 GB
RECOMMENDED1080p / 60fps / HighCore i5-13600 / Ryzen 9 7900XRTX 5060 / RX 6800-XT12 GB
RECOMMENDED ULTRA1440p / 60fps / HighCore i5-13600 / Ryzen 9 7900XRTX 4070-Ti / RX 7800-XT12 GB
ULTRA1440p / 60fps / UltraCore i5-13600K / Ryzen 9 7950XRTX 4080 / RX 7900-XTX16 GB
ULTRA(4K)2160p / 60fps / UltraCore i5-13600K / Ryzen 9 7950XRTX 509016 GB

RAMは全段階で16GB、ストレージはSSD 60GB、OSはWindows 10/DirectX 12が必要です。上記はネイティブレンダリング時の要件であり、NVIDIA DLSSやAMD FSRなどのアップスケーラーには対応するため、より低スペックのGPUでも実用画質を狙える余地があります。例えばRTX 4070-Ti相当を持つユーザーは1440p / 60fps / Highの「RECOMMENDED ULTRA」設定にちょうど収まり、RTX 4070クラスでもアップスケーラーを組み合わせることで快適なプレイが視野に入ります。一方でPS5 Pro向けのPSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)への対応は、現時点では明らかにされていません。

発売は2026年9月3日。Witcher 3直系のスタジオによる新IPに期待するなら、購入を検討する余地は大いにあります。4K ULTRA設定でネイティブ60fpsを狙う場合はRTX 5090クラスが必要となるため、PC環境の準備期間も逆算しておきたいタイミングです。

DLSS併用ならRTX 5070 Tiでも4Kが視野——解像度別の動作要件

4K Ultraで要求されるRTX 5090は、DLSSやFSRといったアップスケーラーを未使用で算出された数値です。両技術は発売日からサポートされ、併用すればGeForce RTX 5070 TiやRadeon RX 9070 XTでも4Kを狙える見通しが示されています。

ターゲットCPUGPUVRAM
1080p / 30fps / LowCore i7-8700KまたはRyzen 7 3700XRTX 3050 / GTX 1070 / Vega 56 / Arc A5806GB
1080p / 60fps / HighCore i5-13600またはRyzen 9 7900XRTX 5060 / RX 6800 XT12GB
1440p / 60fps / High上記同等RTX 4070 Ti / RX 7800 XT12GB
1440p / 60fps / UltraCore i5-13600KまたはRyzen 9 7950XRTX 4080 / RX 7900 XTX16GB

いずれの構成でもメインメモリは16GB、SSDに60GBの空き容量が共通要件です。

上下左右の4方向入力で決まる攻防——HexはHPを削るハイリスクなリソース

戦闘システムは三人称視点で、攻撃と防御の両方に「方向」の概念が導入されています。プレイヤーは上下左右の4方向から攻撃を繰り出し、敵が防御していない角度を狙うのが基本で、防御側もボタン入力1つでは成立せず、相手の攻撃方向に合わせた選択が必要だと説明されています。

  • アクティベーションチャージ:パリィ・ブロック・攻撃の成功で蓄積し、Hex(呪文)と処刑技の発動条件になります
  • Hex(呪文):敵の血液を燃やす等の壊滅的な効果を持つ一方、Coen自身のHPを削るハイリスクなリソースとして設計されています
  • 夜間の戦闘:近接武器に代わってCoenの爪が攻撃手段となり、モーションが切り替わります

クリア時間の目安は55〜70時間とされ、開発陣はGamesRadar+の取材に対し「RPGにおける新たな戦闘の基準を作り得るシステム」を目指したと語っています。

Q&A

Q. The Blood of Dawnwalkerはどのくらいのボリュームのゲームですか? Rebel Wolvesは当初40時間規模のRPGを目指していましたが、最近の社内プレイテストでは完全クリア(コンプリート)プレイで最大70時間に達したと報告されています。

Q. 30日間のタイマーを過ぎるとゲームは終わってしまうのですか? 開発陣は「30日経過後にゲームが終わるわけではない」と明言しています。ただし大きな帰結(Coenの家族が手遅れになる可能性なども含めて)が発生する見込みです。

Q. PS5 Pro向けの最適化(PSSR)には対応しますか? 現時点では明らかにされていません。一方、PC版についてはNVIDIA DLSSとAMD FSRへの対応が確認されており、ネイティブ要件より低いGPUでも実用画質を狙える余地があります。PS5 Pro固有のアップスケーリング対応については、続報を待ちたいところです。

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