GadgetDrop
その他注目

年会費$95でApple TV1年無料——Chase Sapphire Preferredの新特典が年会費超えのリターン

GadgetDrop 編集部6
年会費$95でApple TV1年無料——Chase Sapphire Preferredの新特典が年会費超えのリターン

年会費$95(約1万5千円)のChase Sapphire Preferredカードで、米国で月$12.99(約2,000円)のApple TVが1年間無料になります。米金融大手Chaseが、人気クレジットカード「Sapphire Preferred」に追加した新特典の目玉です。Apple Oneユーザーには、月$7.50(約1,200円)の割引を12ヶ月間受けられる代替の選択肢も用意されました。

日本居住者には直接適用されない米国カードの特典ですが、Apple TV単体の月額料金が年会費に近い水準であるという損益構造は、日本のカード特典を評価する際の参考軸になります。

Apple TV 1年無料の適用条件

特典を受けるには、2026年12月31日までにカードを有効化する必要があります。すでにApple経由でApple TVを直接購読している場合は、Chaseからの無料購読が自動的に既存の有料契約を上書きし、無料期間が終了した時点で元の有料契約が当時の価格で再開される仕組みです。

Apple One加入者は月$7.50の割引へ

Apple One加入者の場合は、月$7.50の割引を12ヶ月間受けられる選択肢が用意されています。

適用には以下の条件があります。

  • Apple OneをApple経由で直接購読していること
  • Chase.comまたはChase Mobileアプリで、Apple Oneの請求に紐づいているのと同じApple Accountを使って特典を有効化すること

条件を満たすと、次回の請求サイクルから12ヶ月間、自動的に月$7.50の割引が適用されます。

年会費$95据え置きでホテルクレジットは$100に倍増

Sapphire Preferredの年会費は$95(約1万5千円)に据え置かれたまま、新規・既存いずれのカードホルダーも本日から新特典を利用できます。Apple関連以外の主な変更点は次のとおりです。

特典内容区分
ポイント還元ガソリン・EV充電・Airbnb・Vrboの予約で3倍ポイント新規
年間ホテルクレジット$100(約1万5千円)に倍増増額
Global Entry/TSA PreCheck/NEXUSクレジット4年ごとに$120(約1万8千円)新規
緊急避難・搬送補償"emergency evacuation and transportation"補償新規

一方、既存ユーザーには逆風となる変更もあります。10%アニバーサリーボーナス特典は廃止され、Ultimate RewardsポイントからWorld of Hyattへの移行レートが4:3に変更されます。

新規カードホルダー向けには、最初の3ヶ月間で$5,000(約78万円)を利用すると100,000ポイントが付与される期間限定キャンペーンも実施されています。

$795 Reserveか$95 Preferredか——Apple特典で選ぶなら

Chaseには上位カードとしてSapphire Reserveも存在し、こちらはApple TVに加えてApple Musicの無料購読も提供されています。ただし年会費は$795(約12万円)と大きく跳ね上がります。

Apple TVだけが目的なら、Sapphire Preferredの$95年会費で1年無料を獲得する方がコスパが高いと言えます。Apple Musicも併せて使いたいヘビーユーザーに限って、Reserveの高額年会費が見合うかを検討する流れになります。

Sapphire Reserveにも拡張されたApple特典の全体像

今回のApple連携はPreferredだけにとどまらず、上位カードのSapphire Reserveにも対象が広げられています。Reserve保有者もApple TV 1年無料に加え、Apple One加入者であれば月$7.50の割引を12ヶ月間受けられる構造になりました。1年無料の総額は$156相当に達するとされ、年会費$95を大きく上回るリターンとして位置づけられています。

有効化フローとポイント加点

  • 特典の有効化は、Chase.comまたはChase Mobileアプリ上の「Benefits」ポータルからApple Accountを紐づける方式です
  • Apple TVおよびApple Musicでの購入に対しては、Ultimate Rewardsポイントが3倍付与されます

カード単体での価値ではなく、Apple Accountとの紐づけを前提とした特典設計になっている点が、従来のSapphireシリーズとの大きな違いとなっています。

Apple TV値上げと配信市場の地殻変動

特典の経済的価値を測るうえで欠かせないのが、Apple TV自体の料金推移です。2025年8月、Appleは月額を$9.99から$12.99へ約30%引き上げ、これはサービス開始以来3度目の改定となりました。年額プランは$99.99で、実質月$8.33まで下がる計算です。

サービス広告なし月額
Apple TV$12.99
Disney+$15.99
Peacock$16.99
Netflix$17.99

値上げ後もApple TVは広告なしプランで最安水準を維持しています。一方、米国の動画配信解約率は2025年Q1に月5.5%へ達し、2019年の2%から過去最高水準を記録しました。Chaseの特典は、価格に敏感になった消費者の解約阻止と新規取り込みの双方に効く打ち手と位置づけられます。

Q&A

Q. 日本のApple AccountでもApple One割引は受けられますか? 本特典は米国でChaseが発行するカードを対象としたものです。Apple Account側の地域要件についてはソースに明示がないため、詳細は出典元およびChaseの案内を参照してください。

Q. 1年無料期間が終わった後、解約しないとどうなりますか? 無料期間が終了すると、既存の有料契約があった場合は当時の価格で再開される仕組みです。新規にChase経由で開始したケースの自動更新条件についてはソースに明示がないため、Chaseの案内で確認が必要です。

Q. Apple TVの1年無料特典を受けるにはいつまでにカードを有効化する必要がありますか? 2026年12月31日までにSapphire Preferredカードを有効化する必要があります。

出典

ポストLINEで送るはてブ
GD

GadgetDrop 編集部

スマホ・PC・AI・XRなど幅広いテクノロジーを、スペックの行間まで読む視点で解説します。速報から深掘り分析まで、テック選びと業界理解に役立つ情報をお届けしています。