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Garmin Forerunner 170 Musicレビュー:42mm AMOLED搭載、進化の軸はハードでなくソフト

GadgetDrop 編集部7
Garmin Forerunner 170 Musicレビュー:42mm AMOLED搭載、進化の軸はハードでなくソフト

Trusted Reviewsが、Garminの中価格帯ランニングスマートウォッチ「Forerunner 170 Music」の実機レビューを公開しました。前世代のForerunner 165からのアップグレードは主にソフトウェア面に集中しており、ハードウェアはほぼ据え置きという内容です。価格は£299.99です。

42mmに小型化されたケース、画面スペックは165と同一

Forerunner 170のケースサイズは42mmで、前モデルであるForerunner 165の43mmからわずかに縮小された。素材は引き続き軽量ポリマー製で、シリコンストラップは取り外し可能。外観の印象はこれまでのForerunnerシリーズと同系統の、いかにもスポーツウォッチという雰囲気だ。

ディスプレイは1.2インチ・390×390のAMOLEDタッチスクリーンで、解像度・サイズともにForerunner 165から変更なし。発色は鮮やかで、スワイプやタップへの反応も良好とのことだ。輝度調整や常時表示モードにも対応している。防水性能は5ATMを維持しており、プールでの使用にも対応している。

Musicモデルは標準版と全機能が共通で、加えて内蔵音楽プレイヤーを搭載。SpotifyやDeezerからのストリーミング再生が可能で、ランニング中にスマートフォンを持ち歩かずに音楽を楽しめる。音楽機能が不要であれば、より安価な標準版Forerunner 170を選ぶ方が合理的だ。

ソフトウェアが実質的な主役——新機能3点

Trusted Reviewsのレビューでは、170における実質的な進化の中心はソフトウェアにあると述べている。Garmin最新版のUIが搭載されており、将来のソフトウェアアップデートへの対応という点では、旧モデルからのアップグレード理由として評価できるとしている。

新たに追加された主な機能は以下の3点だ。

① イブニングレポート その日のアクティビティを総括し、翌日のトレーニング推奨内容を提示する機能。1日の振り返りを手軽に行える。

② ライフスタイルロギング 日中の行動や習慣を記録しておくことで、エネルギーレベルやストレスへの影響を把握する手助けをする機能。

③ トレーニングレディネス 睡眠・回復状態などのデータをもとに「今日どれだけトレーニングに臨める状態か」をスコアで示す機能。クイックワークアウトモードの追加や、Garmin Coachプラットフォームとの連携強化もあわせて行われた。

GarminのGlancesストリームを含むUIの使い勝手は概ね好評だが、設定内に埋もれている機能が多く、全機能を把握するには時間がかかるとも指摘されている。

ハードは旧世代のまま——センサーと電池持ちに課題

ハードウェアについては、レビューが明確にネガティブ点として挙げている。搭載センサーはGen 4光学センサーとマルチGNSSで、Garminの上位モデルが採用しているマルチバンドGNSSには非対応のままだ。

実使用においてはGPSと心拍計測ともに「非常に良好なパフォーマンス」を発揮し、より新しいセンサーを搭載したウォッチと比較しても多くの面で安定した計測結果が得られたとレビューは述べている。スペック上の世代遅れが即、実測値の劣化につながるわけではないということだ。

一方で、バッテリー持続時間の数値がForerunner 165から若干低下したことも課題として挙げられている。ただし記事内に具体的な時間数の記載はなく、どの程度の差かは詳細不明だ。

総評としてTrusted Reviewsは、「Forerunner 170はランナーだけでなく非ランナーにも使える中価格帯スマートウォッチで、ソフトウェア面での進化が主体」とまとめている。165ユーザーにとっては「大きなハードウェアアップグレードではない」と明確に述べており、乗り換えの必要性は限定的だ。

購入を検討するなら、音楽機能の有無・165との価格差・マルチバンドGPS非対応の割り切れるかどうかが判断のポイントになる。


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同時発表のエントリー機Forerunner 70との立ち位置の違い

Forerunner 170は2026年5月12日にエントリー機Forerunner 70と同時に発表されており、ラインナップ内での棲み分けが明確化されています。両機の主要スペックを比較すると、170が中価格帯らしい付加機能で差別化されていることが分かります。

項目Forerunner 70Forerunner 170
価格$249.99$299.99(Music $349.99)
ディスプレイ1.2インチAMOLED1.2インチAMOLED
バッテリー(スマートウォッチ)最大13日最大10日
GPSモード最大23時間
Garmin Pay非対応対応
音楽ストレージ非対応Musicモデルのみ対応

170で追加されているのはGarmin Payによる非接触決済、階段の上下階計測、そしてMusicモデル限定の音楽ストレージです。一方でバッテリー持続時間は70のほうが3日長く、シンプルな計測機能で十分なランナーには70が合理的な選択肢として位置づけられています。

Garmin Connect+の登場とAI機能の価格設定

Garminは新たな有料サブスクリプション「Garmin Connect+」を導入しており、Forerunner 170で得られるデータをAIで活用する道筋が用意されています。米国での価格は月額$6.99または年額$69です。

All current Garmin Connect users can continue to access the app's existing features for free—Connect+ simply adds an extra tier for those seeking more advanced tools.

既存のGarmin Connectの機能は引き続き無料で利用でき、Connect+はあくまで追加ティアという位置づけです。中核となるのはベータ版の「Active Intelligence」で、活動・回復・健康データをもとにAIが日次サマリーやワークアウト後のフォローアップ、1日の終わりのガイダンスを自動生成します。睡眠の質、HRV、トレーニング負荷などのメトリクスを組み合わせ、使い込むほどパーソナライズの精度が高まる設計とされています。さらにパフォーマンスダッシュボードではカスタマイズ可能なグラフで長期トレンドを可視化でき、170で追加されたイブニングレポート等のソフトウェア機能と相補的に機能する位置づけになっています。

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Q&A

Q. Forerunner 170はForerunner 165からどこが変わった? 主な変更点はソフトウェア面で、イブニングレポート・ライフスタイルロギング・トレーニングレディネスの3機能が追加された。ケースサイズが43mmから42mmに微縮小され、GarminのUIが最新版に刷新されている。センサー類はGen 4光学センサーとマルチGNSSのまま据え置きで、マルチバンドGNSSには引き続き非対応だ。

Q. MusicモデルとMusicなしの通常版、何が違う? 全機能は共通で、Musicモデルのみ内蔵音楽プレイヤーとSpotify・Deezerのストリーミング再生機能が加わっている。走行中にスマートフォンを持ち歩かずに音楽を再生したいかどうかが選択の基準になる。

出典

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