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GoogleのAI Modeに「情報エージェント」が登場——AI Ultra会員向けに先行提供、夏に対象拡大へ

GadgetDrop 編集部6
GoogleのAI Modeに「情報エージェント」が登場——AI Ultra会員向けに先行提供、夏に対象拡大へ

Googleが、検索の「AI Mode」に新機能「情報エージェント(information agents)」を投入したと、Android Authorityが報じています。同メディアによると、まずはAI Ultra加入者限定で利用が始まっており、Googleは今夏により多くのユーザーへ広げる方針を示しているとされます。気になるテーマをAIに見張らせ、ブログ・ニュース・SNSを横断して変化があれば通知が届く仕組みで、検索のかたちを「自分で探す」から「待っていれば届く」へと変えうるアップデートです。

AI Ultra会員向けに先行提供、夏には対象拡大の予定

Android Authorityによれば、Google SearchのVP of Productを務めるRobby Stein氏がX上で投稿し、情報エージェントがAI Ultra加入者向けに利用可能になったことを明らかにしたとされています。Googleは、今後さらに多くのユーザーへ拡大するとしており、夏にはより幅広い層への提供開始が見込まれていると伝えられています。

スニーカーのドロップも、コンサート発表も逃さない——変化を見張るAI

新機能は、AI Modeに対して「○○について最新情報を追ってほしい」と依頼することで作成できます。AIによる見張り役はブログ、ニュースサイト、ソーシャルプラットフォームなどを横断的にモニタリングし、ユーザーの問い合わせに関連する変化や更新を検知すると通知を送る仕組みと報じられています。

Googleが挙げているユースケースは次のとおりです。

  • 部屋探し(apartment hunting)の最新情報を追う
  • お気に入りのアスリートとのコラボなど、スニーカーのドロップ情報を追う
  • 好きなアーティストが地元でコンサートを発表したタイミングを知る
  • 観たい映画のチケット販売開始を逃さない

依頼を投げた後は、関連する動きが起きるたびにGoogleアプリ経由で通知が届く流れです。普段ならSNSをこまめにチェックして見逃さないようにしている人ほど、この機能の恩恵を受けやすい設計といえます。

「能動的に検索する」から「待っていれば届く」検索へ

これまでの検索は、ユーザー側が思い出して再検索するか、各種アラートやSNSフォローを自分で管理する必要がありました。情報エージェントは、その追いかけ続ける手間をAI側へ肩代わりさせるアプローチです。具体的には、複数のニュースサイトの定期巡回や、新作情報を追うためのSNSフォロー・通知設定といった日々の細かな手間を、ひとつの依頼にまとめて任せられるイメージになります。説明通りに機能すれば、依頼を投げた後はユーザーが何もしなくても、関心テーマの動きを取りこぼしにくくなるはずです。

一方で、現時点での対象はGoogle OneのAI Ultraに加入しているユーザーに限られている点には注意が必要です。日本での提供範囲・タイミングや対象プランの拡大時期は現時点で具体的なスケジュールが公表されておらず、まずは加入プランと提供地域の条件を確認したうえで試すかどうかを判断するのが現実的です。新しい使い方を試したい人にとっては、夏の対象拡大を待つ価値のあるアップデートと言えそうです。

全AI Mode対応言語・市場のUltra加入者へ展開、自然文プロンプトで起動

Google Search担当VPのRobby Stein氏は2026年6月12日、情報エージェントをAI Modeが対応する全言語・全市場のGoogle AI Ultra加入者向けに展開したと明らかにしています。先行提供から間もなく、対応言語全域のUltra加入者が利用できる段階へと進んだ格好です。

起動方法と監視対象

  • プロンプトに「keep me updated on」または「alert me when」を含めることで情報エージェントが作成されます
  • 監視対象はブログ・ニュース記事・ソーシャル投稿に加え、リアルタイムの金融、ショッピング、スポーツ情報まで広がっています

定型キーワードを登録するのではなく、自然文でテーマを伝えるだけで監視タスクを生成できる点が、従来型のニュースアラートと一線を画す部分です。金融相場やECの在庫・価格、スポーツのスコアといった刻一刻と変わる領域までカバーされており、ニュース横断のウォッチャーとしてだけでなく、生活やホビーの「動きを逃したくない」場面でも活用しやすい設計となっています。

I/O 2026で再編されたAI Ultraの料金体系と付帯機能

情報エージェントの提供基盤となるAI Ultraは、Google I/O 2026で料金体系が大きく再編されています。月額99.99ドルの中位ティアが新設され、最上位プランは月額250ドルから200ドルへと値下げされました。

プラン月額主な内容
AI Ultra(新設・中位)99.99ドルGeminiアプリの利用上限がProプラン比5倍、20TBストレージ、YouTube Premium個人プラン
AI Ultra(最上位)200ドル250ドルから値下げ

中位ティアにはGeminiアプリでProプラン比5倍の利用上限、20TBのクラウドストレージ、YouTube Premium個人プランがバンドルされています。さらにAI Ultra加入者には、Google製品を横断して動作するAIエージェント「Gemini Spark」への優先アクセスも付帯しています。情報エージェントを試すうえでは、どのUltraティアを選ぶかを検討する際の判断材料となる構成です。

Q&A

Q. 情報エージェントは誰でも使えますか? 現時点ではGoogleのAI Ultra加入者向けに提供されていると報じられています。Googleは夏にさらに多くのユーザーへ拡大するとしていますが、対象プランの詳細や日本での提供時期は現時点で明らかにされていません。

Q. 既存のGoogleアラートと何が違いますか? 従来のアラートはキーワードに基づくニュース通知が中心ですが、情報エージェントはAI Modeへの自然言語の依頼から作成でき、ブログ・ニュース・ソーシャルプラットフォームを横断して「関連する変化」を検知して通知する設計とされています。スニーカーのドロップやコンサート発表、映画チケットの販売開始など、定型のキーワード検索では拾いにくい話題も対象になります。

出典

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GadgetDrop 編集部

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