GadgetDrop
その他注目

Google Earthの隠し機能「フライトシミュレーター」がWeb版で全世界に開放——長年の隠し機能がついに表舞台へ

GadgetDrop 編集部5
Google Earthの隠し機能「フライトシミュレーター」がWeb版で全世界に開放——長年の隠し機能がついに表舞台へ

Googleが、Google Earthに長年隠されていた「フライトシミュレーター」機能をWeb版で全世界向けに開放しました。Android Authorityによれば、これまでデスクトップ版で一部ユーザーにのみ知られていた機能が、Webブラウザから誰でも利用できる形へと拡張されたとのことです。自宅のPCから世界中の地形を上空視点で“飛行”できる体験が、追加インストールなしで楽しめるようになります。

長らく一般ユーザーに知られていなかった機能が、ようやく表に出る

Google Earthは3Dマッピングサービスとして、上空からの俯瞰や地形・都市の立体的な探索に使われてきました。今回拡張の対象となったフライトシミュレーター機能は、これまであまり知られていない隠し機能(hidden flight simulator)として存在していたとAndroid Authorityは報じています。

Googleの今回の発表により、Web版のGoogle Earthを開ける全ユーザーが、この機能を利用できるようになったとされています。デスクトップ版を導入していない人でも、ブラウザだけで仮想飛行を試せる点が大きな変化です。

何が嬉しいのか——ブラウザだけで世界中を仮想飛行

このアップデートで魅力的なのは、特別なソフトのインストールやハイスペックなPCがなくても、Webブラウザから世界中の地形を空から眺められる点です。旅行先の下見、地理学習、あるいは単純な気分転換として、机の前から世界各地を見て回れる体験が手軽になります。

「Microsoft Flight Simulator」級ではないが、遊び道具として十分

Android Authorityは、本機能を本格的なフライトシミュレーターと比較するよりも、Google Earthというマッピング体験の延長として楽しむ位置付けで紹介しています。操縦の精密さよりも、地球上のさまざまな場所を別視点で味わうための機能と捉えるのが妥当でしょう。

起動方法と操作

Web版での起動方法や具体的な操作方法は、Google Earthのサイトおよび公開情報を参照するのが確実です。本稿執筆時点で公開されている情報の範囲では、Webブラウザ上のGoogle Earthから機能を呼び出せるようになっているとされています。詳細な起動ステップや操作キーは、出典元および公式ヘルプを参照してください。

Web版での具体的な操作方法とストリーミング挙動

Web版フライトシミュレーターは2026年6月12日に実験的機能としてロールアウトされ、キーボード中心の操作系が採用されています。初心者には安定して扱えるキーボード操作が推奨され、シミュレーション画面内をクリックすることでマウス操作との切り替えが可能とされています。

操作キー挙動
推力増Page Upエンジン推力を上げる
推力減Page Down減速する
ロール左右矢印翼を傾けて機体を回転
ピッチ上下矢印下矢印で機首上げ(上昇)、上矢印で機首下げ(下降)

飛行中は3D建物や高解像度の衛星イメージが動的にストリーミングされる仕組みで、極端な高速飛行時や低帯域回線では一時的な読み込み遅延が発生し得るとされています。地形そのものをリアルタイムに引き込みながら描画する構成のため、回線速度が体験品質に直結する点が特徴です。

Geminiと基盤モデルが拡張するGoogle Earthの全体像

フライトシミュレーターと並行して、Google EarthはAI領域でも大型のアップデートを進めています。Gemini連携により、衛星画像やストリートビューを横断的に検索し、地球規模の対象物探索やパターン発見を行える機能が組み込まれています。

新しい基盤モデルと推論エージェント

  • Imagery/Population/Environment 基盤モデル: Google Cloud経由でTrusted Testersに提供され、衛星画像分析や人口分布、環境監視に対応しています。
  • 地理空間推論エージェント: Geminiを核に、複雑な問いを多段プランへ分解し、基盤モデルの呼び出しやデータストア照会、地理空間ツールの実行を経て、結果を統合的な回答として返します。

これらは企業・自治体・非営利団体による環境モニタリングや災害対応など実務用途を想定して展開されており、ブラウザ上の体験的機能から、衛星データを活用した意思決定基盤までを一体的に強化する方向性が示されています。

Q&A

Q. 利用にアプリのインストールは必要ですか? 公開情報の範囲では、Webブラウザ上のGoogle Earthから利用できるとされており、専用アプリの追加導入は必須ではないと報じられています。

Q. これまでと何が変わったのですか? 従来はあまり知られていない隠し機能扱いでしたが、Web版で全世界のユーザーに向けて開放された点が今回の変更点だとAndroid Authorityは伝えています。

Q. 対応機体や飛行可能エリアはどうなっていますか? 具体的な機体ラインアップや飛べる範囲については、現時点で詳細が明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。

Q. ジョイスティックなど専用デバイスは必要ですか? 必要な操作デバイスの詳細は公表されていません。Web版での標準的な操作方法は、公式の案内を確認するのが確実です。

出典

ポストLINEで送るはてブ
GD

GadgetDrop 編集部

スマホ・PC・AI・XRなど幅広いテクノロジーを、スペックの行間まで読む視点で解説します。速報から深掘り分析まで、テック選びと業界理解に役立つ情報をお届けしています。