GadgetDrop
その他注目

今週のインディー新作6本——『Myst』『Riven』ついにPS5/PS VR2、『Bubsy 4D』30年ぶり3D復活

GadgetDrop 編集部8
今週のインディー新作6本——『Myst』『Riven』ついにPS5/PS VR2、『Bubsy 4D』30年ぶり3D復活

PlayStationユーザー待望の『Myst』『Riven』リメイクから、30年ぶりの3D復帰となる『Bubsy 4D』、巨匠タッグの潜入アクション、メンタルヘルスを題材にした実験作まで、Engadgetが2026年5月23日付の記事で紹介した今週のインディーゲーム新作は6本にのぼります。豊作週となったラインナップから、注目作を整理します。

Cyan Worldsの『Myst』『Riven』、PS5/PS VR2にようやく登場

Cyan Worldsの『Myst』リメイクは、Meta Questに2020年、PC/Mac/Xboxに2021年、iOSに2022年と段階的に展開されてきましたが、PlayStationだけが空白でした。今回その空白が埋まり、PS5とPS VR2向けに通常$35(約5,500円・概算)で配信されています。PS Plus会員向けには5月26日まで20%オフのセールが用意されています。

続編『Riven』のリメイクも同時期にPS5、PS VR2、Xbox Series X/S、Microsoft Store版PCに登場し、こちらも通常$35(約5,500円・概算)で、期間限定の割引が適用されています。PS5 Pro版は、PlayStation Blogによると「描画距離、植生、テクスチャ、ポストプロセス、シェーディング」が強化されていると伝えられています。

30年ぶり3D復活&巨匠タッグの潜入アクション——『Bubsy 4D』『Thick as Thieves』

Fabraz(『Demon Tides』)が開発し、Atariがパブリッシュする『Bubsy 4D』は、2019年以来となる新作で、Bubsyシリーズとしては30年ぶりの3D作品です。テクノロジーで強化された羊から「黄金の羊毛」を取り返すというプラットフォーマーで、ボール状になって高速移動できる新アクションも追加されました。価格は通常$20(約3,100円・概算)、GOGでは10%のローンチ割引が適用されます。対応プラットフォームはPC(Steam、GOG、Epic Games Store)、PS4/PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo SwitchおよびSwitch 2と幅広い構成です。

『Thick as Thieves』は、Steamで$5(約800円・概算)という強気な価格設定でリリースされました。『Thief』『System Shock 2』に関わったPaul Neurath氏と、『Deus Ex』を手がけたWarren Spector氏が参加するチームによる作品で、当初は1910年代を舞台にしたマルチプレイヤーのハイストゲームとして企画されていました。しかし開発中、OtherSide Entertainmentがソロおよび2人協力プレイのほうが対戦型のオリジナル構想より面白いと判断し、方針転換した経緯があります。開発陣は将来的にPvPvEモードを追加する可能性にも言及しています。初期構成として、2人の盗賊と2つのマップが用意されていると伝えられています。

メンタルヘルス由来の『Fail Fail Succeed』、近未来日本のFPS『Ferra』

Steamに$10(約1,500円・概算)で登場した『Fail Fail Succeed』は、自分のキャラクターを何度も犠牲にして道を切り開き、最終的に「自分の犬を撫でる」ことを目指すパズルプラットフォーマーです。キャラクターが死亡すると、その身体が進路を支えるブロックに変化します。ソロデベロッパーのMartin Zetterman氏が、躁うつのサイクルとメンタルヘルスの経験をもとに「失敗を文字通り進歩に変える」というコンセプトで作ったと、プレスリリースで説明されています。氏の愛犬Eiraが辛い時期を支えてくれたという背景も明かされています。

EllipsisWorksの『Ferra』は、近未来の日本を舞台にしたファーストパーソン・シューターです。スタイリッシュな環境をパルクールで駆け抜けながら、銃火器や刀を含むアップグレード可能な武器で敵を制圧します。さらに狐のような姿に変身して爪で攻撃したり、Steamページの説明によれば「Bite Systemを使って敵の喉に文字どおり食らいつき、体力を回復する」ことも可能だとされています。開発はノーバジェットの小規模チームで、Engadgetは『Doom Eternal』『I Am Your Beast』『Ghostrunner』のような高速シューターを思わせる作品だと評しています。リビールトレーラーは数週間前に公開されています。

まとめ

PlayStationユーザーで『Myst』『Riven』未体験の方は、PS Plus会員向け20%オフが5月26日まで適用されるため、購入を検討するならこのタイミングが狙い目です。30年ぶりの3D復帰作『Bubsy 4D』はマルチプラットフォームで幅広く展開、巨匠タッグの『Thick as Thieves』は$5(約800円・概算)という参入しやすい価格、メンタルヘルスを題材にした『Fail Fail Succeed』、近未来日本の高速FPS『Ferra』など、ジャンルもテイストも多彩な週末となりました。価格・プラットフォームを照らし合わせて選ぶ価値のあるラインナップです。

『Myst』『Riven』PS5/PS VR2版の技術仕様を深掘り

PlayStation向けリメイク2作には、複数のグラフィックスオプションが用意されています。MystとRivenはいずれもPS5とPS5 Proの両方でレイトレース反射に対応し、有効化するとフレームレートは30FPSに低下しますが、オフに切り替えれば60FPSでよりスムーズに動作します。

機能内容
アップスケーリングUnreal EngineのTSRをPS5とPS5 Proの双方で採用しています
Power Saverベース解像度を下げ30FPS固定で消費電力を抑制します
PSVR2移植元Quest版ではなくPC版をPlayStation向けに移植しています

PSVR2版はPC版を基にしているため、Quest版とは異なる視覚的忠実度を備えています。さらに先行してPS5で展開された『Firmament』で得られた2D/VR両対応の知見も反映されており、インタラクションや描画解像度、パフォーマンスといった両プレイスタイルの体験向上に役立てられています。グラフィックモードを切り替えながら好みのバランスを探れる構成です。

『Bubsy 4D』復活の背景とゲーム構造

Bubsyの3D復帰には、Atariによるブランド再取得という前提があります。Atariは2023年に同フランチャイズを再取得しており、その後Gamescom 2025のタイミングで『Bubsy 4D』が正式に発表されました。

ゲーム本編の構造も明らかになっています。

  • 舞台は3つの惑星で、各惑星に5つのレベルが用意されています
  • Hairball Modeでは高速回転するボールに変身し、『スーパーモンキーボール』に近い操作感になります
  • タイムトライアルではゴーストデータ対戦に対応し、オンラインリーダーボードへ記録を投稿できます
  • サウンドトラックはFat Bardが担当し、ジャズ、ビッグバンド、エレクトロスウィングといった要素を取り入れています

加えてatari.comでは物理コレクターズエディションも販売されており、Nintendo Switch版が$39.99、Nintendo Switch 2版が$49.99で展開されています。3D作品としては実に30年ぶりの新作にあたるため、サウンド面の作り込みやリーダーボードを介したやり込み要素まで含め、原作ファンと新規プレイヤーの双方を意識した構成となっています。

Q&A

Q. PS Plusの20%オフセールが終了した後、『Myst』はいくらで買えますか? PS5/PS VR2版『Myst』の通常価格は$35(約5,500円・概算)です。PS Plus会員向けの20%オフは5月26日までの期間限定セールで、終了後は通常価格に戻る見込みです。PS5 Pro環境では描画距離、植生、テクスチャ、ポストプロセス、シェーディングが強化されていると伝えられています。

Q. 『Bubsy 4D』はPS4でも遊べますか?マルチプラットフォーム展開はどうなっていますか? PS4にも対応しています。具体的にはPC(Steam、GOG、Epic Games Store)、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo Switch、Switch 2と幅広く展開されており、通常価格は$20(約3,100円・概算)、GOGでは10%のローンチ割引が適用されています。

Q. 『Thick as Thieves』は当初の対戦型ハイストから何が変わったのですか? 当初は1910年代を舞台に、プレイヤー同士が貴重品を奪い合う対戦型ハイストとして企画されていました。しかし開発中、ソロおよび2人協力プレイのほうが当初の対戦型構想よりも面白いと判断され、現在の方向性に方針転換されています。開発陣は将来的にPvPvEモードを追加する可能性にも言及しています。

出典

ポストLINEで送るはてブ
GD

GadgetDrop 編集部

スマホ・PC・AI・XRなど幅広いテクノロジーを、スペックの行間まで読む視点で解説します。速報から深掘り分析まで、テック選びと業界理解に役立つ情報をお届けしています。