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チートを使っても184人がブロンズ帯から抜け出せず——NetEaseがMarvel Rivalsで488アカウントを永久BAN

GadgetDrop 編集部7
チートを使っても184人がブロンズ帯から抜け出せず——NetEaseがMarvel Rivalsで488アカウントを永久BAN

チートを使ったにもかかわらず、184人が最下位のBronze帯から抜け出せていなかった——。『Marvel Rivals』を運営するNetEaseが、2026年5月25日付の公式ブログで488アカウントを永久BANしたと発表し、その内訳が話題になっています。最上位ランク「One Above All」への到達はわずか3人。あわせて、ゲームのアンチチートを起動パラメータで無効化できるという噂についても「完全に誤り」と明確に否定しました。

最上位到達はわずか3人——NetEaseが488アカウントを永久BAN

NetEaseによると、直近の週末アップデート後にテレメトリ上で異常を検知し、不正な第三者ツール(いわゆるチート)を宣伝・配布・使用していた一団を特定したとのことです。Wccftechの報道によれば、NetEaseは「公平で名誉ある戦場」を運営方針の中核に据えており、調査で違反が確認されたアカウントを一括で永久BANにしたとされています。

ブログ記事には、ユーザー名の大部分をマスキングした上でBANされたアカウントの一覧と、それぞれの到達ランクが掲載されています。総数は488人。NetEaseは公式ブログで、今後も「チート、不正な補助プログラム、クライアント改ざん(cheats, illicit assist programs, or client tampering)」が確認されたアカウントは永久BANの対象になると改めて表明しているとされています。

発表の概要は、NetEaseの公式X(@MarvelRivals)アカウントに投稿された告知でも確認できます。

ポップアップを消しただけで「チート切れた」と勘違い——大半がブロンズ帯

公開されたランク内訳が、今回の発表をある意味で象徴しています。

ランクBANされた人数
Bronze184人
Grandmaster65人
Diamond65人
One Above All(最上位)3人

最も多かったのは最下位帯のBronzeで184人。最上位ランクOne Above Allに到達していたのは3人だけでした。次に大きいグループとして挙げられているのがGrandmasterとDiamondで、いずれも65人ずつとされています(Bronzeと最上位を除く全ランクの内訳が公開されているわけではない点に注意)。チートを使っても最低ランクから抜け出せていなかった、というある種シュールな状況です。

ただし、Wccftechは、BAN対象のアカウントが本アカウントなのか、本垢のBANを避けるために作られたサブアカウントだったのかは判別できないと指摘しています。短時間しかプレイしていなかった可能性も含め、ランク分布だけから単純に「チートが効いていなかった」と断じるのは難しい面はあります。

「起動パラメータでアンチチートを無効化できる」噂は完全否定

今回の発表でもう一つ重要なのが、コミュニティで広がっていた「起動パラメータを変更すればアンチチートを無効化できる」という噂への対応です。NetEaseはこれを「completely false(完全に誤り)」と一蹴し、次のように説明しています。

当社のアンチチートはゲームクライアントと同時に起動し、独立して無効化することはできません。問題となっているパラメータはポップアップウィンドウを非表示にするだけで、アンチチートソフトウェアを無効化するものではありません。

つまり、ポップアップが消えたことで「アンチチートをオフにできた」と勘違いしていたユーザーが、そのまま検知されていた構図です。Wccftechは、ポップアップが消えただけでアンチチートを切ったつもりになっていたユーザーの誤解そのものが滑稽だと報じています。

再犯にはIP・ハードウェアBANも——Apex Legends・Marathonと並ぶ姿勢

NetEaseは、新しいアカウントを作ってチート行為を続ける再犯者に対しては、IPアドレスやハードウェア単位でのBANも辞さない構えを示しています。アカウントを作り直しても根本的な回避にはならない、というメッセージです。

こうしたゼロトレランス姿勢を公にしているタイトルとして、今回の『Marvel Rivals』が『Apex Legends』『Marathon』に続く形になるとWccftechは伝えています。PvPシューター市場では、運営側がチート対策のスタンスを明確に打ち出す動きが続いていることが、今回の発表からも読み取れます。Marvel Rivalsをプレイしているユーザーに限らず、オンラインPvPゲームに触れる層全般にとって、運営側の「ゼロトレランス」姿勢が公にされている事例が増えていることは押さえておきたいポイントです。

EACカーネル稼働とマウスマクロ取り締まり——二段階検知の運用

Marvel RivalsのアンチチートはEasy Anti-Cheat(EAC)をカーネルレベルで稼働させており、ユーザー空間で動く一般的なツールでは長期的に検知を回避しにくい構造になっています。NetEaseの取り締まり姿勢は2026年に入ってさらに強化されており、3月28日にはマウスマクロ使用に対する取り締まりが公式発表されました。

二段階の検知プロセス

処分判断は単一の自動判定ではなく、自動スキャンと手動レビューの二段階で運用されています。

  • 自動スキャンで不正挙動の候補が抽出されます
  • 担当者による手動レビューで内容が確認されます
  • 確定後に永久BANを含む処分が実行されます

さらにNetEaseはアカウント単位だけでなくハードウェアそのものにフラグを立てており、HWID BANはMarvel Rivals単体に閉じず、同社の他タイトルにも横断的にリンクされます。同一マシンから別のNetEase製ゲームへ移ったとしても締め出される設計で、新規アカウントの作り直しだけでは復帰が難しくなっています。

Season 8「Sins of Alchemax」始動——新ヒーロー参戦と無料コスチューム配布

ゲーム本体のコンテンツ更新も並走しています。Season 8は「Sins of Alchemax」と題され、CyclopsとDevil DinosaurがMarvel Rivalsに参戦予定です。今後数週間のうちに新マップ「Alchemx Headquarters」が登場し、Black Cat、Wolverine、Iron Man、Mantisの新スキンも順次追加される予定です。

直近パッチの配布コンテンツ

パッチ日主な内容
4月30日Avengersクロスオーバーモード「Path to Doomsday」Chapter 1を実装
5月21日Savage Landイベント開始、Ultronの「Cybernetic Drip」コスチュームを無料配布

クロスオーバーモードとシーズンイベントを短いスパンで重ねており、対戦体験の更新と並走して無料報酬の導線も用意されています。Savage Landのミッションを完了するとUltronのコスチュームが無償で入手できる点は、復帰勢の引き戻しにも効きやすい設計です。

Q&A

Q. 今回BANされたアカウント数は何人ですか? 合計488人です。内訳はBronze帯が184人と最も多く、次いでGrandmasterとDiamondがそれぞれ65人、最上位のOne Above All到達者は3人だけでした(Bronzeと最上位以外の全ランクの内訳が公開されているわけではありません)。

Q. 起動パラメータを変えればアンチチートをオフにできるという噂は本当ですか? NetEaseは「完全に誤り」と公式に否定しています。問題のパラメータはポップアップウィンドウを非表示にするだけで、アンチチート本体は無効化されません。

Q. アカウントを作り直せばBANを回避できますか? NetEaseは再犯者に対してIPアドレスやハードウェア単位でのBANも実施するとしており、新しいアカウントを作っても実質的に回避は困難とされています。

出典

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