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CPU・GPUリーク注目

Nvidia N1X最上位は20コア・6,144 CUDAコア——RTX 5070級GPUと最大128GBメモリでMacBook Proに挑むか

GadgetDrop 編集部9
Nvidia N1X最上位は20コア・6,144 CUDAコア——RTX 5070級GPUと最大128GBメモリでMacBook Proに挑むか

最上位のNvidia N1Xは20コアCPUに6,144 CUDAコア——これはデスクトップ向けRTX 5070と同等のGPUコア数で、最大128GBのLPDDR5Xメモリまで構成可能だと報じられています。ノートPC向けSoCとしてはMacBook Pro対抗を狙う野心的な構成で、Computex 2026での正式発表を控えてVideocardz経由でスペックがリークされたとTom's Hardwareが伝えています。情報は2024年時点の社内資料に基づくとされ、最終仕様は変動する可能性があります。

リーク情報の概要——N1とN1Xの2系統で展開か

Videocardzが入手したとされる資料には、Nvidiaが性能・価格帯の異なる2系統のSKU「N1」と「N1X」を用意していると記されています。前者は標準ライン、後者はハイエンド帯を狙うとされており、N1Xの最上位構成はNvidiaのミニPC「DGX Spark」に搭載されるGB10と実質的に同じ仕様だと伝えられています。この点はNvidia CEOのJensen Huang氏も既に認めていると報じられています。

ただし、リーク資料は2024年時点の文書とされ、慎重に受け取るべきとの注意が示されています。Computex前日のタイミングでの流出であり、公式発表で内容が確定するまでは可能性に留めて読む必要があります。

標準N1は最大12コア・2,560 CUDAコア——薄型ノート狙いの18W〜45W設計

標準ラインのN1は、以下の構成だと報じられています。

モデルCPUコアCUDAコアPCIeレーンメモリTDP
N1 (1)12(8+4)2,5608x PCIe 5.0 + 3x PCIe 4.08GB〜64GB(8ch・LPDDR5X)18W〜45W
N1 (2)10(7+3)2,0488x PCIe 5.0 + 3x PCIe 4.08GB〜64GB(8ch・LPDDR5X)18W〜45W

I/Oは両モデル共通で、PCIe 5.0 8レーンとPCIe 4.0 3レーンを備え、M.2 SSDを最大2基サポートします。TDPが18W〜45Wに収まる点から、薄型ノートPCやコンパクトデスクトップでの採用を意識した設計と読み取れます。ユーザー視点では、CUDAコアを内蔵したArmノートが軽量・長時間バッテリー帯にまで降りてくる可能性があり、これまでQualcommやAppleが主導してきた省電力ノート領域に新たな選択肢が加わると期待できます。

価格帯について、Tom's Hardwareは、N1はミッドレンジ向けとして1,500ドル(約23万円)を下回る選択肢になり得るとの見方を示しています。あくまで可能性のレベルでの言及である点には留意が必要です。

ハイエンドN1Xは最大20コア・6,144 CUDAコア——RTX 5070級GPUを内包

N1Xも2つのSKUが報じられています。

モデルCPUコアCUDAコアPCIeレーンメモリTDP
N1X (1)20(10+10)6,14412x PCIe 5.0 + 5x PCIe 4.016GBから最大128GB(16ch)45W〜80W
N1X (2)18(9+9)5,12012x PCIe 5.0 + 5x PCIe 4.016GBから最大128GB(16ch)45W〜80W

最上位のN1Xは6,144 CUDAコアを搭載し、これはデスクトップGPU「RTX 5070」と同じコア数だとされています。M.2 SSDは最大3基をサポート。メモリは16GBから始まり、最大128GBまで構成可能とされています。なお、N1Xの初期構成は16GB LPDDR5Xから始まると報じられている点に注意が必要です。

メモリ速度については今回のリーク資料には記載がないものの、過去のリークでは8,533 MT/sとの情報があり、これが事実ならAMD Strix HaloのRAM構成より高速になる可能性が示されています。ユーザー視点では、最大128GBの大容量メモリと高速帯域が両立すれば、ローカルLLM実行や動画編集・3DCGなどメモリ消費の激しい作業をノートPC上で完結させやすくなる可能性があります。

価格帯について、Tom's Hardwareは、N1Xは2,000ドル(約31万円)以上の市場でMacBook Proと競合する可能性が高いとの見方を示しています。こちらも確定情報ではなく、可能性のレベルでの言及です。

リークの信頼性とNvidiaのノートPC市場再参入の意味

今回の資料はVideocardz経由で出回ったもので、2024年時点の文書とされており、最終製品の仕様は変動する可能性があります。リークと過去の噂、合理的な推測を踏まえれば「スペックは妥当に見える」との評価がある一方、確定情報ではない点には注意が必要です。

リーク内容が正確であった場合、NvidiaはAMD・Intel・Appleと直接競合するノートPC向けCPU市場に本格的に参入することになります。Nvidiaは2011年にもARMベースのPCチップを販売した経緯があり、今回は「再参入」という位置付けになります。

一方で、RAM価格が高騰する局面での投入となるため、最終的な競争力は価格設定次第になるとも指摘されています。N1がミッドレンジ価格帯で投入されれば、ハンドヘルドゲーム機やOEM PC、そしてファンが待ち望むShield TVの後継モデルなどへの展開も期待できるとされ、ゲーマーや一般ユーザーにとって注目度の高い発表になりそうです。

Computex 2026はすでに目前に迫っており、Nvidiaが公式に何を語るかが最大の焦点です。今回のリークを「答え合わせのチェックリスト」として手元に置きつつ、発表当日に公式スライドの数値と照らし合わせる——これが次のアクションとして最も実利的でしょう。

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公式名称は「RTX Spark Superchip」——MediaTek協業とBlackwell GPUの2.5Dパッケージ構成

2026年5月31日、NvidiaとMicrosoftはComputex 2026に先立ち、噂されてきたN1Xに相当する製品を「RTX Spark Superchip」として正式発表したとTom's Hardwareが伝えています。チップはTSMCの3nmプロセスを用いた2.5Dパッケージで、MediaTekが設計したCPUダイとNvidiaのBlackwell GPUダイを組み合わせる構成だとされています。

内部構成のポイント

  • CPUは10基のArm Cortex-X925と10基のCortex-A725から成り、Armv9.2世代・32MBのL3キャッシュを共有し、最大4.1GHzで動作するとされています
  • CPUとGPUは双方向300GB/sのNVLink C2Cインターコネクトで接続されると報じられています
  • AI演算性能は1ペタフロップに達し、120BパラメータクラスのLLMを最大100万トークンのコンテキスト長で動かせるとNvidiaは説明しています

2026年秋にRTX Spark搭載機が各社から登場——競合株価にも影響

NvidiaはRTX Spark搭載のWindowsノートPCとコンパクトデスクトップを2026年秋から順次出荷すると発表しています。初期パートナーにはMicrosoft Surface、ASUS、Dell、HP、Lenovo、MSIが名を連ね、AcerとGIGABYTEが追って参入する予定だとされています。

OEMモデル特徴
MicrosoftSurface Laptop Ultraクリエイター向け高性能機
DellXPS 16 Creator EditionTandem OLED・True Black HDR 600対応
HPOmniBook Ultra 16 / X 14クリエイター・AI開発者向け
LenovoYoga Pro 9nYogaのクリエイター向け機能を継承
ASUSProArt P16 / P14薄型軽量設計とAI性能を両立
MSIPrestige N16 Flip AI+16インチUHD+ Tandem OLED・99.9Whバッテリー

正式発表当日にはIntel株が約6%、AMD株が約5%下落したと報じられており、PCチップ市場におけるNvidia参入のインパクトが投資家にも意識された格好となっています。

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Q&A

Q. N1搭載ノートPCはいつ頃購入できる見込みですか? 現時点では明らかにされていません。Computex 2026での公式発表でロードマップや投入時期の手がかりが示される見通しで、OEM各社の製品化スケジュールはそれ以降に判明することが想定されます。

Q. 既存のRTX搭載ノートPCと、N1X搭載ノートPCの違いは何になりそうですか? 公開情報の範囲では、N1XはCPUとGPUが統合されたArmベースのSoCで、最大128GBのLPDDR5Xを16チャネルで共有する構成だとされています。CPUとGPUが別チップ・別メモリで構成される従来のRTX搭載x86ノートとは、メモリ共有方式とアーキテクチャの面で大きく異なる可能性があります。

Q. ファンが期待するShield TV後継モデルは本当に登場するのですか? Tom's Hardwareは、Nvidiaから新たなメインストリームSoCが登場すれば、ハンドヘルド機やOEM PC、そしてリフレッシュされたShield TVへの道も開ける可能性があると報じています。あくまで可能性のレベルでの言及であり、現時点で公式なShield TV後継機の計画は明らかにされていません。

出典

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