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RTX 50 Superが再始動か——RTX 5060 Super(仮)はVRAM 12GBへ拡張とリーカーが指摘

GadgetDrop 編集部7
RTX 50 Superが再始動か——RTX 5060 Super(仮)はVRAM 12GBへ拡張とリーカーが指摘

一度はキャンセル報道もあったNVIDIAのGeForce RTX 50 Superシリーズが「再び開発進行中(back on track)」と、リーカーの@Zed__Wang氏(MEGAsizeGPU)が報告しました。注目すべきは新たに加わるとされるRTX 5060 Super(仮称)で、12GBのVRAMを搭載する可能性があると伝えられています。現行RTX 5060の8GBから1.5倍に増えれば、4K・高解像度テクスチャでのVRAM不足軽減や、7B〜13BクラスのローカルLLM運用に直結しやすく、ミドル帯ユーザーにとって体験面の意味が大きい変更となり得ます。3GB GDDR7モジュールへの移行により、Superラインナップ全体でメモリ容量が底上げされる見通しと報じられています。

「back on track」リークの中身

@Zed__Wang氏はX(旧Twitter)で「RTX 50 Superは再び開発進行中。今回はRTX 5060 12GBも含まれる(あるいはRTX 5060 Superという新名称になる可能性もある)」と投稿したと報じられています。

RTX 50 Super is back on track. This time includes 5060 12G ( or maybe it will have a new name as 5060 super )

ポイントは、ラインナップに新たな「RTX 5060派生モデル」が加わる点です。VRAMは現行のRTX 5060の8GBから12GBへと、50%増加するとされています。ただし、リーカー本人も最終的な製品名が「RTX 5060 Super」になるか、単に「RTX 5060(12GB版)」になるかは確定できていないとされ、名称は現時点で確認されていません。

VRAM 50%増の鍵は3GB GDDR7モジュール

メモリ容量が一斉に底上げされる理由として、Superシリーズが新世代の3GB GDDR7チップを採用するとリーカーは指摘しています。現行のRTX 50シリーズはRTX 5090 laptop GPUを除き、2GB GDDR7モジュールで構成されているとされます。これを3GB品に置き換えることで、各SKUのVRAMが一律で50%増える計算になります。

Wccftechは「ほぼ全てのGPUが50%のメモリ容量増を受ける(almost every GPU will see a 50% memory capacity increase)」と報じており、リークで伝えられている主な変更点を整理すると次の通りです(一部の代表モデルを抜粋)。

モデル現行VRAMSuper想定VRAM
RTX 50608GB12GB(RTX 5060 Super仮称)
RTX 507012GB18GB
RTX 5070 Ti / RTX 508016GB24GB

この差は体感面でも意味が大きく、4Kテクスチャや重量級のレイトレーシング設定でのVRAMスワップ抑制、7B/13BクラスのローカルLLMの量子化モデルを快適に動かせる余地の拡大など、ゲーミング・生成AI双方で恩恵が出やすい構成といえます。なお、これらはあくまで非公式の情報源からのリーク情報であり、最終製品の構成は変わる可能性があります。

キャンセル報道との関係——情報は揺れている

このリーク情報を読み解く上で重要なのが、直前まで「Superシリーズはキャンセルされた」とする報道が出ていた点です。今回の@Zed__Wang氏のリークは、この流れに対して「やはり予定通り進んでいる」と打ち消す内容にあたると報じられています。一方で、過去のキャンセル報道との詳細な整合性は明確にはなっておらず、情報は一致していません。NVIDIAから公式の発表はなく、発売日も開示されていません。

リーカーの信頼度と未確定要素——どこまで信じるか

@Zed__Wang氏(MEGAsizeGPU)は、NVIDIAおよびAIB(グラフィックスカードメーカー)関連のリークで過去にたびたび言及されてきた情報源とされています。ただし今回のリークは単独投稿ベースで、複数の情報源による相互裏付けは現時点では確認されていません。価格については、Wccftechが「expect them to be expensive(高価になると見込まれる)」と記者の見方として記しており、リーカーやNVIDIAの公式発言ではない点に留意が必要です。3GB GDDR7チップ採用に伴うコスト上昇が反映される可能性があると、同メディアは示唆しています。

現時点では、「RTX 5060 Super(仮称)を含むSuperシリーズの再起動と50%のVRAM増量」というシナリオはありうるものとして受け止めつつ、名称・スペック・発売時期・価格はいずれも非確定と判断するのが妥当です。続報を待ちたいところです。

上位3モデルのCUDAコア・TBP・価格帯リーク

5060派生モデルだけでなく、上位3モデルについても具体的なスペックがリークで伝えられています。Tweaktownが報じた内容を整理すると次の通りです。

モデルCUDAコアVRAM/速度TBP想定価格性能向上幅
RTX 5070 SUPER6,40018GB / 28Gbps275W8-12%
RTX 5070 Ti SUPER8,96024GB / 28Gbps350W$749-$7997-11%
RTX 5080 SUPER10,75224GB / 32Gbps415W$999-$11999-16%

注目すべきは、5080 Superと5070 Ti SuperのCUDAコア数が非Super版と同一とされる点です。つまり性能改善の主軸はメモリ容量と帯域の引き上げに置かれ、シェーダ規模の拡張は限定的にとどまる構図といえます。5080 Superは32Gbps GDDR7と415W TBPが伝えられており、消費電力面でも非Super版から上振れする可能性が指摘されています。

延期の背景にあるVRAM供給と市場要因

リーク全般が揺れている背景には、AIB(カードメーカー)側の事情があります。TechPowerUpの報道では、2025年11月時点でAICはSUPERシリーズの設計情報を受領していないとされ、TweakTownは「中止ではなくQ3 2026への延期」とNVIDIAがパートナーに伝えたと報じています。

延期の理由として挙げられているのは主に次の要素です。

  • VRAMコストの上昇
  • コンピュートGPU向けの優先供給
  • AMDから2026年中に新世代コンシューマGPUを投入する動きが伝わっておらず、SUPERを急ぐ競争圧力が低いこと

価格面では、VideoCardzが過去のRTX 40 Superの前例を踏まえ「非Super版のMSRPに近い水準に据え置かれる可能性」を指摘しており、3GB GDDR7採用に伴うコスト構造をどう反映するかが注目されています。

Q&A

Q. RTX 5060 SuperのVRAMは何GBになりますか? @Zed__Wang氏のリークでは12GBとされています。現行のRTX 5060(8GB)から50%増となる計算ですが、最終的な製品名がRTX 5060 Superになるか、RTX 5060(12GB)になるかは、リーカー本人も確定できていないと伝えられています。

Q. 発売時期はいつ頃ですか? 公式な発売日は公表されていません。リーク情報の範囲でも具体的な時期は明らかにされておらず、スケジュールは流動的とみられると報じられています。

Q. 現行RTX 5060ユーザーは買い替えるべきですか? 現時点では仕様・価格・発売時期のいずれも未確定で、価格についてもWccftechは高価になる可能性があると報じています。VRAM 12GB化はローカルLLMや高解像度テクスチャで効きやすい一方、現状の用途で8GBに不満がなければ、公式発表と実機レビューを待ってから判断するのが堅実です。

出典

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GadgetDrop 編集部

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