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One UI 9ベータでアプリハンドル非表示が可能に──分割画面ユーザーの「積年の不満」がついに解消へ

GadgetDrop 編集部5
One UI 9ベータでアプリハンドル非表示が可能に──分割画面ユーザーの「積年の不満」がついに解消へ

分割画面で「画面上部に常に出ているあのバー、非表示にできたらいいのに」と感じたことはないでしょうか。Samsungの最新OS「One UI 9」のベータ版で、何年も非表示にできなかったアプリハンドルにようやく表示/非表示トグルが追加されたと、Android Authorityが報じています。

何年も消せなかった「画面の邪魔者」がついに切り替え可能に

Android Authorityによると、今週SamsungはOne UI 9の最初のベータ版の配信を開始しました。同記事では、本ベータに分割画面表示時のアプリハンドルを非表示にできる新トグルが含まれていると伝えています。

なお、One UI 9ベータの対象機種・配信地域・ベースとなるAndroidバージョンの詳細については、提供されたソース情報の範囲では明示的に確認できません。米国を含むその他地域への展開時期についても、本稿執筆時点では詳細は不明です。詳細は出典元を参照してください。

分割画面の「アプリハンドル」とは何か

Multi Window(マルチウィンドウ)は、2つのアプリを左右または上下に並べて同時に表示できるマルチタスク機能です。このモードに入ると、アプリ間の境界に表示されるバーでウィンドウサイズを調整できるほか、画面上部にアプリハンドルが表示されます。アプリハンドルからは以下の操作が行えます。

  • アプリの切り替え
  • アプリをポップアップウィンドウで開く
  • アプリの最大化
  • アプリの終了

便利な機能である一方、常時表示されることで画面占有や視覚的ノイズを感じるユーザーも少なくありませんでした。

8.5までユーザーが我慢していた仕様

One UI 8.5以前のバージョンでは、このアプリハンドルはデフォルトで表示され、非表示にする選択肢自体が存在しませんでした。「画面の邪魔だ」と感じても、ユーザー側でコントロールする手段がなかったことになります。

One UI 9ベータでは、Multi Windowの設定項目に新トグルが追加され、アプリハンドルの表示/非表示を任意で切り替えられるようになります。地味な変更に見えますが、分割画面を日常的に多用するGalaxyユーザーにとっては、長年の不満が解消される待望のオプションです。

ベータ提供を待つ間に確認しておきたいこと

正式版が手元の端末に届くまでには、もう少し時間がかかる可能性があります。それまでの間にできることとしては、(1) 自分が分割画面でどのアプリの組み合わせを最も使っているかを把握しておく、(2) 現在のOne UIバージョンを「設定 > 端末情報」から確認しておく、(3) ベータ版は仕様変更や不具合の可能性があるため、メイン端末で即適用するかは慎重に判断する、といった準備が挙げられます。

ベータ段階の機能は正式提供までに仕様が変わる場合もあるため、確定情報は公式アナウンスと出典元の続報で確認するのが安全です。

ベータの対象機種・配信地域・ビルド詳細

元記事では明示されていなかったベータプログラムの具体的な対象が、Samsung公式および各種報道で明らかになっています。Samsungは2026年5月12日にOne UI 9ベータプログラムを発表し、Android 17をベースとした本ベータはGalaxy S26シリーズから配信が始まります。配信地域はドイツ、インド、韓国、ポーランド、英国、米国で、Galaxy S26シリーズのユーザーはSamsung Membersアプリから申請して参加できます。

  • 初期配信国(5月開始): ドイツ、韓国、英国、米国
  • 追加配信国: インドとポーランドは5月26日に拡大予定
  • 対象機種: Galaxy S26シリーズのみ(執筆時点)

ビルド面の詳細としては、Beta 1のPDAビルドバージョンはZZEFで終わり、サイズは3,618MB、2026年5月のセキュリティパッチを含みます。容量が大きいため、安定した通信環境での導入が推奨されています。

セキュリティ・UI強化と正式版の見通し

アプリハンドルのトグル以外にも、One UI 9ベータは複数の領域で改良が入っています。高リスクアプリが検出されると警告・実行/インストールのブロック・削除推奨を行う新たな保護機能が導入されています。UI面では新しいQuick Panelがレイアウト制御を強化し、メディアとシステム音を独立して調整できるほか、Contactsではアプリ内でプロフィールカードを作成でき、Samsung Notesに装飾テープや追加のペンスタイルが加わっています。

調整可能なMouse Key速度や、GoogleとSamsungの機能を統合したTalkBackパッケージ、選択テキストをフローティングウィンドウで大きく表示するText Spotlightなど、アクセシビリティが大幅に改善されています。

正式版の見通しについては、各種報道ではフル体験版が2026年夏(7月のUnpackedイベント)にGalaxy Z Fold 8およびZ Flip 8とともに投入される見込みと伝えられています。ただし詳細は今後のSamsung公式アナウンスで確認するのが安全です。

Q&A

Q. One UI 9ベータの対象機種や配信地域は? A. 提供されたソース情報の範囲では、対象機種や配信地域の詳細は明示的に確認できません。詳細は出典元のAndroid Authorityの記事を参照してください。

Q. アプリハンドル非表示のトグルはどこから設定しますか? A. Android Authorityによれば、Multi Window(マルチウィンドウ)モードの設定項目に新たに追加されています。One UI 8.5以前ではこの選択肢自体が存在せず、ハンドルを非表示にすることはできませんでした。

Q. 自分のGalaxy端末でいつ正式版が使えるようになりますか? A. 現時点ではベータ版の配信が始まった段階であり、正式版の提供時期や対象機種の最終的なラインアップは公表されていません。Samsung公式のアナウンスを待つのが確実です。

出典

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