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『Outward 2』が2027年へ延期——2026年7月7日の早期アクセス発表からわずか4週間後

GadgetDrop 編集部6
『Outward 2』が2027年へ延期——2026年7月7日の早期アクセス発表からわずか4週間後

協力プレイ型サバイバルRPG『Outward 2』のリリースが2027年へ延期されることが、Nine Dots StudioによってSteamページ上で発表されました。同作はわずか4週間前に、2026年7月7日からの早期アクセス開始を告知したばかりでした。

わずか4週間での方針転換

Nine Dots Studioは約4週間前、『Outward 2』の早期アクセスを2026年7月7日に開始すると発表していました。さらにSummer Game Festに合わせてオープンベータを実施し、これは2026年6月22日まで継続中です。しかしその直後、同スタジオは「プレイヤーが期待する品質を届けるにはさらに時間が必要」として、製品版の早期アクセス開始を2027年へずらすと明らかにしました。具体的な2027年内の月日は現時点で公表されていません。

発表からわずか4週間でのスケジュール変更は異例で、Wccftechは「コアチームが7月という日程が現実的でないと知りつつ、Summer Game Festの義務感からリリース日トレーラーを出した可能性」と「オープンベータの稼働で発見された問題に対する素早い対応である可能性」の両方を指摘しています。延期理由について、CEO兼クリエイティブディレクターのGuillaume Boucher-Vidal氏は単一の要素を挙げてはいません。なお、Wccftechは2024年にもBoucher-Vidal氏に『Outward 2』について取材を行っていたと伝えています。

CEOからの謝罪コメント

Boucher-Vidal氏はSteamページの声明で、リリース日発表から日が浅いタイミングでの延期に直接言及しています。

「最近Auraiを夏に探検しようと呼びかけるトレーラーを出したばかりなので、突然に感じられるかもしれません。しかし、計画に頑なに固執して進めれば、皆さんの期待に応えられない製品を届けることになるのが正直なところです」

さらに、リリース日に合わせて夏休みを計画していたコアファンに対しては「個人的にお詫びします」と述べたうえで、休暇中に満足できないゲームをプレイすることになる方がさらに悪い結果である、との趣旨で続けています。

Boucher-Vidal氏は早期アクセスに求められる安定性の基準を見極める難しさにも触れ、現在のベータと早期アクセス版の間に明確な品質の飛躍(stark jump)をもたらすことでプレイヤーの信頼を勝ち取りたい、という主旨の説明をしています。また、初代『Outward』を支えてくれたプレイヤーに『Outward 2』でも再び喜んでもらえる仕上がりを目指しているとも述べています。

2026年後半の競争激化を回避した可能性も

Wccftechはもうひとつの可能性として、Nine Dots Studioが2026年後半の混雑したリリーススケジュールを見越して、競争を避ける判断をしたとの見方も示しています。2026年後半は大型タイトルが集中する時期であり、知名度を確保するためには時期の選択が重要になるためです。

オープンベータは2026年6月22日まで稼働しているため、現時点でゲームを体験したいプレイヤーは、製品版の早期アクセスまでの待ち時間を考えるとベータ期間中(残り約1週間弱)にできるだけプレイしておくのが現実的な選択肢です。続報については、Nine Dots Studioからの公式発表を待つのが妥当でしょう。

オープンベータで判明した改善点と賛否

オープンベータでは前作からの設計改善が複数明らかになっており、コミュニティの評価も分かれています。前作で多くのプレイヤーが不満を抱いた地域間の往復負担に対しては、インベントリを運搬する「mule(騾馬)」が導入され、移動の煩雑さを軽減する仕組みが用意されています。戦闘面では、各武器に固有のmovesetが付与され、より戦術的な選択を促す設計に再構築されました。協力プレイは引き続き2人までに限定される一方、分割画面とオンラインの双方に対応し、クエスト報酬は共有可能な装備として配布されるよう改善されています。

評価が割れているポイント

  • ビジュアル面のクオリティ向上やアクセシビリティの改善は概ね好評
  • 一方で、前作を唯一無二たらしめていた緻密な脅威計算(threat calculus)が薄れたと感じる層も存在

この賛否がそのまま、CEOが述べた「ベータと早期アクセス版の間に明確な品質の飛躍をもたらしたい」という発言の背景になっている可能性があります。

Auraiの世界設定と独自システム

舞台となるAuraiは前作から約50年後の世界として描かれ、4つの地域それぞれが固有のバイオームと季節性を備えています。世界全体に1年単位の季節サイクルが流れており、季節の進行に応じてNPCの所在地が変化したり、冬には凍結した川を新たな通路として利用できたりと、時間経過そのものが探索の地形を書き換える仕組みです。

システム内容
Exerciseプレイスタイルに応じて受動スキルが芽吹き成長する仕組み
Wounds捻挫などの負傷が走行や回避を制限し、適切な物資での治療が必要
Ritual Spellcasting儀式形式の詠唱を伴う呪文系統

販売プラットフォームはWindows PC向けにSteam、Epic Games Store、GOGの3つが予定されており、早期アクセスが2027年へ後ろ倒しになった後も、この配信構成は維持される見通しです。

Q&A

Q. 『Outward 2』の早期アクセスはいつ開始されますか? 当初は2026年7月7日に予定されていましたが、2027年へ延期されました。2027年内の具体的な月日は現時点では公表されていません。

Q. 現在プレイできる方法はありますか? Summer Game Festに合わせて公開されたオープンベータが2026年6月22日まで稼働しています。それ以降は2027年の早期アクセス開始まで待つ形になります。

Q. 延期の理由は何ですか? Nine Dots StudioのCEO兼クリエイティブディレクター Guillaume Boucher-Vidal氏は、特定の要因を挙げず「課金できる品質基準に達するためにさらに時間が必要」と説明しています。Wccftechは、プレイヤーフィードバックへの対応や、2026年後半の競争回避の可能性も指摘しています。

出典

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GadgetDrop 編集部

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