Xbox・PC・スマートフォン・ハンドヘルド機——これら5台を1台で同時につなぐ399.99ドルのヘッドセットが登場しました。SteelSeriesが創業25周年を記念し、オーディオファイル向けの新型ワイヤレスゲーミングヘッドセット「Arctis Nova Pro Omni」を発表しました。Xbox・PC・スマートフォン・ハンドヘルド機など複数のプラットフォームをまたいで使える設計が最大の特徴で、価格は399.99ドルです。
最大5台同時接続を実現する「Omniplay」機能
Arctis Nova Pro Omniの核心となるのが、SteelSeries独自の接続機能「Omniplay」です。2.4GHzワイヤレスとBluetoothを組み合わせることで、最大5台のデバイスに同時接続できます。ベースステーションへの有線USB-C接続は最大3台まで対応しており、たとえばXboxでゲーム音声を聴きながら、PCでDiscordの通話に参加し、スマートフォンでTikTokを再生する——といった使い方が一台のヘッドセットで完結します。
ゲーミングの現場がデスクトップPCや据え置きコンソールだけでなく、Steam Deck・ROG Ally X・Nintendo Switchといったハンドヘルド機やスマートフォンへと広がっている現在、複数デバイスを行き来するユーザーにとって「プラットフォームを選ばない高音質ヘッドセット」の需要は高まっています。Windows Centralは、SteelSeriesはこのギャップを埋めることを狙っていると伝えています。
Hi-Res認定ドライバーとノイズキャンセリングの実力
音質面では、日本音響学会(Japanese Audio Society)のHi-Res Wireless認定を取得しています。カスタム設計のネオジム磁石採用40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は10Hz〜40kHzに対応。96kHz/24-bitのワイヤレス伝送に対応しています。また360 Spatial Audioにも対応しており、ゲーム内の定位感——たとえば背後から忍び寄る敵の気配——を捉えやすい設計です。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は背景ノイズの88%を遮断できるとされており、没入感の維持に貢献します。
マイクには新開発の「ClearCast Pro」全指向性マイクを採用しています。他のゲーミングヘッドセットと比較して2倍の帯域幅を持つ新チップセットを搭載しており、AIアルゴリズムによるノイズリダクションで背景ノイズを96%低減できるとされています。追加ソフトウェアなしでこの性能を発揮できるとも伝えられています。
また、Arctis Nova Pro Omniの混合オーディオ機能はマイクにも対応しており、ゲームチャットとDiscordを同時にマイクで使用することもできるとされています。
価格は399.99ドル
価格は399.99ドルです。ハイエンドなオーディオ品質とマルチプラットフォーム対応を一台に集約した製品として、Xbox・PC・スマートフォン・ハンドヘルド機など複数のデバイスを日常的に使い分けており、それぞれで高音質を求めるユーザーに向けて設計されています。
Q&A
Q. 有線接続と無線接続は同時に使えますか? ベースステーションへの有線USB-C接続(最大3台)と2.4GHz/Bluetoothワイヤレス接続を組み合わせ、合計最大5台のデバイスに同時接続できます。
Q. マイクのノイズリダクションに追加ソフトウェアは必要ですか? AIアルゴリズムによるノイズリダクションは、追加ソフトウェアなしで動作するとされています。
Q. どのプラットフォームに対応していますか? Xbox・PC・スマートフォン・ハンドヘルド機(Steam Deck・ROG Ally X・Nintendo Switchなど)を含む複数のプラットフォームに対応しています。