発売からわずか3か月で、インドの「Xiaomi Pad 8」が早くも値上げとなりました。今まさに購入を検討している人にとっては、構成ごとに上がり幅と「お得感」が変わるため、どのモデルを選ぶかの判断材料を整理しておきたいところです。
値上げ後も144Hz・9,200mAhは健在——新旧価格を整理
GSMArenaの報道によれば、Xiaomi Pad 8のインド価格改定は以下の通りです。標準モデル・Nano Texture Displayモデル・Xiaomi Focus Pen Proバンドル版のいずれも対象です。
| モデル / 構成 | 旧価格 | 新価格 |
|---|---|---|
| 標準モデル 8GB/128GB | INR33,999(約6万1千円) | INR35,999(約6万5千円) |
| 標準モデル 12GB/256GB | INR36,999(約6万7千円) | INR38,999(約7万円) |
| Nano Texture Display 12GB/256GB | INR38,999(約7万円) | INR40,999(約7万4千円) |
| 標準モデル + Focus Pen Pro(12GB/256GB) | — | INR43,999(約7万9千円) |
| Nano Texture + Focus Pen Pro(12GB/256GB) | — | INR45,999(約8万3千円) |
標準モデルとNano Texture Display版はいずれもINR2,000の引き上げで、3月発売からわずか3か月での改定となります。Focus Pen Proバンドル版については、旧価格は公表されていません。
主要スペックは据え置き——買い時判断のポイント
値上げ後も、Xiaomi Pad 8は仕様面では発売時と変わらず、ミドルハイクラスのタブレットとして競争力のある構成を維持しています。
- チップ: Snapdragon 8s Gen 4
- OS: Android 16ベースのHyperOS 3
- ディスプレイ: 11.2インチ LCD、解像度3,200×2,136、リフレッシュレート144Hz
- 背面カメラ: 13MP
- フロントカメラ: 8MP
- バッテリー: 9,200mAh
- 充電: 有線45W、リバース有線22.5W
高解像度かつ144Hz対応のLCDと9,200mAhの大容量バッテリーは、動画視聴・電子書籍・ノートテイキングまで幅広くこなせる仕様です。購入検討の軸としては、コスト重視なら標準8GB/128GB(新価格INR35,999)が引き続きエントリーポイント、長く使うストレージ余裕を取るなら12GB/256GB(INR38,999)、スタイラスを本格活用するならFocus Pen Proバンドルが現実的な選択肢となります。Nano Texture Display版とのINR2,000差を許容できるかは、屋外や明るい室内での反射の気になり方次第といえます。
上位機Pad 8 Proはインド未投入、最上位は実質バンドル版
Xiaomiは昨年、Xiaomi Pad 8とあわせて上位モデルのXiaomi Pad 8 Proも発表していますが、インドでは現時点でPad 8 Proが投入されていません。インド市場で上位構成を求めるユーザーは、当面Pad 8のNano Texture Display + Focus Pen Proバンドル(INR45,999)が事実上の最上位選択肢となります。Pad 8 Proが他国で気になる場合は、各種レビューを参照するのが現実的です。
グローバル発表されたPad 8 Proの位置づけ
XiaomiはPad 8と同時に上位機Pad 8 ProをMWC 2026で発表しています。Proモデルは差別化ポイントが明確で、インド未投入の現状でも比較材料として把握しておく価値があります。
Pad 8 Proの主な強化点
- SoC: Snapdragon 8 Elite(3nm)を搭載し、LPDDR5T RAMとUFS 4.1ストレージ(256GB/512GB)を採用しています
- カメラ: リア50MP・フロント32MPに強化されています
- 充電: 67W HyperChargeに引き上げられています
- 通信・音響: Wi-Fi 7、Dolby Atmos対応クアッドスピーカーを備えています
ディスプレイは11.2インチ3.2K LCDで、800nitsピーク輝度・12bitカラー・Dolby Vision/HDR10にも対応しています。グローバル価格は8GB+256GBが€649.99、12GB+512GBが€679.99に設定されており、Pad 8のインド価格帯との差分を把握する際の参考になります。インド市場では未投入のため、現地ユーザーが上位構成を比較する際の基準としても押さえておきたい情報です。
インドのタブレット市場動向
CMRの調査によれば、インドのタブレット市場はQ1 2026に前年同期比37%成長し、INR20,000を超えるプレミアム帯が出荷台数の86%を占めています。大画面化と国内製造の伸長が顕著で、Pad 8の価格改定が行われる市場環境の理解に役立ちます。
| 指標 | Q1 2026の状況 |
|---|---|
| Samsungシェア | 38%(前年比54%成長で首位) |
| Xiaomiシェア | 9%(前年比19%減) |
| Pad 8 + Redmi Pad 2 Proの寄与 | Xiaomi出荷の33% |
| 13インチ超の成長 | 前年比338% |
| 12〜12.9インチの成長 | 前年比76% |
| 国内製造の拡大 | 数量ベース61%増 |
XiaomiはシェアこそSamsungに大きく離されているものの、Pad 8とRedmi Pad 2 Proの2機種が同社出荷の3分の1を占めています。13インチ超が338%、12〜12.9インチが76%と大画面帯の伸びが際立ち、国内製造も数量ベースで61%拡大しており、市場全体の構造変化が進んでいます。
Q&A
Q. Xiaomi Pad 8の値上げ幅はどの程度ですか? 標準モデルの8GB/128GBと12GB/256GB、そしてNano Texture Display版のいずれもINR2,000の引き上げです。Focus Pen Proバンドル版の改定前価格は公表されていません。
Q. なぜ発売3か月で値上げされたのですか? 値上げの理由については、現時点では明らかにされていません。報道でも背景説明への言及は確認できず、Xiaomiからの公式コメントは伝えられていません。