20年以上ガジェットを取材してきたThe Vergeのシニアライターが、試行錯誤で磨き上げた旅行パッキングリストを公開しました。ノイズキャンセリングヘッドフォンから荷物追跡デバイス、ポータブルファンまで、実際に持参するアイテムの選定理由と価格をまとめます。
ヘッドフォンは「機内用」と「屋外用」で2台使い分ける
1時間以上のフライトにはSony WH-1000XM4(リファービッシュ品195ドル、定価210ドルから7%オフ)を必ず持参するという。発売からほぼ6年が経過し、ソニー最新ANCテクノロジーから2世代遅れているにもかかわらず、The Vergeは「これまで着用した中で最も快適なヘッドフォンのひとつで、機内ノイズを抑える能力は今も申し分ない」と評価している。後継モデルについては、XM5でイヤーカップの折り畳み機構が廃止されたことを欠点として挙げており、その問題を修正したXM6は、セール価格が見つからない場合の代替として推奨している。
屋外での使用にはShokz OpenFit 2(180ドル)が選ばれた。以前はAirPods Proが定番だったが、オープンイヤー設計によって音楽やオーディオブックを聴きながらでも周囲の音を明確に把握できる点と、耳道に押し込まない構造による長時間装着の快適性を評価して乗り換えたとしている。
iPhone 16 ProとiPad Pro——旅の指令塔となる2デバイス
iPhone 16 Proは2024年末に、バッテリー劣化が進んでいたiPhone 12 Proから乗り換えた。旅行での活用として挙げているのはMagSafeとEmergency SOS via Satelliteの2点だ。MagSafeではPopSockets Kick-Out Gripをカメラスタンドとして使い、家族写真の撮影に役立てている。圏外エリアでの緊急時に衛星経由でSOSを送れる機能については「安心感がある」と述べている。
iPadOS 26のリリースを機に、休暇中のMacBook Air持参をやめる決断をしたという。現在は旧世代のiPad ProにApple Smart Keyboard Folioケースを組み合わせ、コンパクトなLogitechワイヤレスマウスも携行する構成だ。狭い機内座席でも使いやすく、カメラからの写真バックアップと家族への共有、旅程の計画、ホテルのテレビへのストリーミング、「Ticket to Ride」などのデジタルボードゲームまで用途は幅広いとしている。
バッグと追跡デバイス——荷物の「行方不明」を防ぐ組み合わせ
メインバッグにはThe North Face Surgeバックパック(112ドル、定価150ドルから25%オフ)を長年使用している。大きな収納スペースを圧迫しない実用的なポケット配置と、外付けの水ボトルポケット2か所の使い勝手を評価している。場面によってはより小型のAlpaka Flight Slingか、水ボトルを持ち歩く際は2リットルサイズのAlpaka Flow Satchel、カメラ持参時は4リットルサイズのAlpaka Flow Satchel(89ドル)に切り替えるという。
荷物追跡にはApple AirTag(第2世代)(1個29ドル)を預け荷物とバックパックのすべてに忍ばせている。パスポートウォレットにはクレジットカードスロットに収まる薄型のNomad Tracking Card(29ドル)を使用し、AirTagとは使い分けている。
水分補給と暑さ対策——見落としがちな2アイテム
Owala FreeSip(30ドル)は24oz(約710ml)サイズで、手持ちのカーカップホルダーやバックパックのボトルポケットにすべて収まるサイズ感を気に入っている。「すする」「一気飲み」の2通りに対応するキャップ設計を高く評価しており、友人や家族にも繰り返しプレゼントしてきたほどの愛用品だという。
夏の行列や屋外パティオでの暑さ対策としてNitecore izzCool 10 Pro(46ドル)を挙げているが、ソース記事はこの製品の紹介部分で本文が途切れており、詳細な使用感は記載されていない。
購入を検討するなら、現在セール中のSony WH-1000XM4(リファービッシュ品195ドル)とThe North Face Surgeバックパック(112ドル)はタイミング的に買い時だ。ただしXM4は発売から約6年が経過している点は考慮が必要で、ANCの最新性を重視するならXM6も候補になる。
Q&A
Q. Sony WH-1000XM4はなぜXM5ではなくXM4を選んでいるのか? The Vergeによれば、XM5ではイヤーカップの折り畳み機構が廃止されたことが使い勝手の面でマイナスだったためだ。XM4の快適性と機内ノイズへの対応力は現在も十分水準にあるとされており、セール品が見つからない場合は折り畳み機構が復活したXM6が推奨されている。
Q. iPadOS 26のリリースがノートPC不要の決め手になったとはどういう意味か? The Vergeのライターは、iPadOS 26リリースを境に休暇中のMacBook Air持参をやめ、iPad Pro+Smart Keyboard Folio+Logitechマウスの構成に移行したと述べている。ただし、iPadOS 26のどの具体的な機能が決め手になったかはソース記事内では明記されていない。