バッテリー持続力の高さで知られるGarmin Instinct 2で、ファームウェアアップデート後にバッテリーが大幅に減少するとの報告が相次いでいます。Garminの公式サポートフォーラムには4ヶ月以上にわたってスレッドが続いており、極端なケースでは「数週間持つはずのバッテリーが数日しか持たない」という声も上がっています。
Garmin公式フォーラムに4ヶ月以上続くスレッド
Garminのサポートフォーラムには、Instinct 2のバッテリー持続時間が大幅に低下したとする報告が集まっており、スレッドは4ヶ月以上にわたって継続しています。NotebookCheckは、自社でGarmin Instinct 2を実機として保有していないため、この報告はユーザーからの二次情報に基づくものだと明示しています。なお、NotebookCheckによる本記事は2026年5月3日付で公開されています。
同メディアは「問題を抱えたユーザーほど声を上げやすく、正常に動作しているユーザーは発言しにくい傾向がある」とも指摘しており、問題がどの程度の規模で発生しているかは現時点では不明です。スレッド内には「バッテリーに問題はない」と述べるユーザーも存在しており、完全に孤立した事例ではないとみられるものの、全体的な影響範囲は確認されていません。
アップデートが引き金か——ただし直接の原因ではない可能性
報告によると、消費電力の増加はファームウェアアップデートと関連しているとみられています。ただし、アップデートそのものがバッテリー低下の直接原因ではないとみられており、NotebookCheckはその点を強調しています。
現在のところ、Bluetoothを無効化することで消費電力の増加が抑えられるとの報告が寄せられています。少なくとも1件のユーザー報告によれば、Bluetoothを完全に無効化しなくても改善する可能性があるとされていますが、最も手早い対処法はBluetooth接続を切ることだとされています。
Bluetoothを切ると通知・LiveTrackが使えなくなる制限
ただし、この対処法には大きなトレードオフがあります。Bluetoothを無効化すると、スマートフォンからの通知表示が不可能になるほか、リアルタイムで位置情報を共有できるLiveTrack機能も利用できなくなります。アウトドアアクティビティや安全確認のためにLiveTrackを活用しているユーザーにとっては、実質的にウォッチの重要な機能を失うことになります。
Instinct 2はもともとアウトドア向けの長時間バッテリーを売りにしたモデルです。その強みが損なわれる形になっているだけに、ユーザーの不満は大きく、フォーラムのスレッドが4ヶ月以上続いていることからも状況の深刻さがうかがえます。
Garminからの公式対応は現時点で不明
NotebookCheckの記事執筆時点で、Garminが本問題に対して公式な修正アップデートを提供したかどうかは確認されていません。フォーラムのスレッドを読み込むことで問題の絞り込みにある程度役立つとNotebookCheckは述べていますが、原因が完全に特定されているわけではないとも付け加えています。また、NotebookCheckはGarminが意図的にこの問題を引き起こした可能性は低いとの見解も示しています。
Garmin Instinct 2を使用中で同様の症状が出ている場合は、現時点ではBluetooth接続の無効化が報告されている対処法ですが、機能制限を伴う点に注意が必要です。Garminからの公式な続報を待ちながら、フォーラムの最新情報を確認するのが現状では妥当な判断といえます。
Q&A
Q. Garmin Instinct 2のバッテリー問題はどのくらい深刻ですか? 複数のユーザーから報告されており、極端なケースでは通常数週間持続するバッテリーが数日しか持たなくなるとされています。ただし問題の発生範囲は確認されておらず、影響を受けていないユーザーもフォーラム内に存在しています。
Q. 今すぐできる対処法はありますか? Bluetoothを無効化することで消費電力の増加が抑えられる可能性があると報告されています。ただし、この対処法を取るとスマートフォン通知の受信やLiveTrack機能が使えなくなります。Garminによる公式修正の提供は現時点で確認されていません。
Q. Garminは公式に問題を認めていますか? NotebookCheckの報告時点では、Garminが公式に問題を認めたり修正アップデートを提供したりしたかどうかは確認されていません。