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Google DriveデスクトップアプリからGoogleフォトへのバックアップ機能が終了へ

GadgetDrop 編集部6
Google DriveデスクトップアプリからGoogleフォトへのバックアップ機能が終了へ

GoogleがGoogle DriveデスクトップアプリからGoogleフォトへ写真・動画をバックアップできる機能を終了することをアナウンスしました。長年PCユーザーに重宝されてきた連携機能が姿を消すことになり、デスクトップ運用のワークフローを見直す必要が出てきます。Android Authorityが報じています。

1本だったバックアップアプリが2本常駐に——Driveのフォト連携が打ち切り

Googleは、Google DriveデスクトップアプリがGoogleフォトへのバックアップをサポートしなくなることを発表しました。これまではPCのフォルダをGoogle Driveと同期するついでに、写真や動画をGoogleフォトにも自動でバックアップできる仕組みが用意されていましたが、その統合機能が打ち切られる形です。

なお、これまでにこの方法でGoogleフォトへバックアップ済みのデータは、今回の変更による影響を受けないとGoogleは説明しています。過去の写真が消えるわけではないので、その点は安心して問題ありません。

スケジュール:2段階で廃止

廃止は段階的に進められます。Android Authorityによれば、まず新規バックアップフォルダの設定が停止され、その後しばらくしてGoogleフォト向けのバックアップ機能自体がDriveデスクトップアプリから削除されるとされています。

フェーズ変更内容
第1段階DriveデスクトップアプリからGoogleフォト向けの新規バックアップフォルダを設定できなくなります。既存のフォルダは引き続き同期されます。
第2段階Google DriveデスクトップアプリがGoogleフォトへのバックアップをサポートしなくなります。

切り替え期間中、ユーザーに対してはアプリ内通知で予告が行われるとされています。すでにDriveデスクトップアプリでGoogleフォトへの自動バックアップを組んでいる場合、第1段階の開始までに代替手段の検討を始めるのが現実的なラインです。具体的な日付や移行手順の詳細は出典元の記事を参照してください。

代替手段はあるが、運用面で一手間増える

Googleは代替手段として2つの方法を案内しています。

  • Googleフォト経由でバックアップフォルダを設定する:Android Authorityによれば、この方式はGoogleフォトを開いている間のみバックアップが動作するという制約があり、バックグラウンドで自動的に同期させたい用途には向きません。
  • Googleフォトのデスクトップアプリを使う:バックグラウンドでバックアップを走らせたい場合はこちらが推奨されています。

ただし後者を選んだ場合でも、Google Driveデスクトップアプリを使い続けるユーザーは「Drive」と「Googleフォト」用の2つのアプリを常駐させる必要が出てきます。これまで1本で済んでいたバックグラウンドアプリが2本に増えるため、Android Authorityはユーザビリティ面での後退だと報じています。

PCで写真・動画のバックアップをGoogleフォトに集約していたユーザーにとっては、新規フォルダ設定が停止される前に必要な設定を済ませるか、Googleフォト側のアプリへの切り替えを検討するのが妥当な対応です。続報や移行手順の詳細は出典元の記事を確認してください。

廃止スケジュールの具体日と移行手順の補足

報道では、廃止が進む具体的な日付も明らかになっています。

日付内容
2026年6月15日Drive for desktopを通じた新規フォルダ設定が機能しなくなります
2026年8月10日フルサポートが終了します

既存のバックアップについては当面継続されると説明されており、すぐにすべての同期が止まるわけではありません。ただし8月10日以降はDriveデスクトップアプリ経由でのバックアップが完全に動作しなくなるため、それまでに移行を済ませておく必要があります。バックグラウンドでGoogleフォトへのアップロードを継続したい場合の選択肢についても踏み込んだ言及があり、バックグラウンドでGoogleフォトをバックアップするにはWebアプリへの移行が必要とされています。用途別にどの方式を採るか、早めの判断が求められます。

Drive for desktop自体の最近のアップデート動向

今回の機能削減はGoogleフォト連携に関するものですが、Drive for desktop本体は機能強化が続いています。

  • UIの統合刷新:Googleはデスクトップ同期クライアントの新しい統合UIを展開しており、通知・同期アクティビティ・共有ファイルなどを単一のビューで確認できるとされています。
  • ランサムウェア対策:Drive for desktop環境ではランサムウェア検出時にファイル同期が自動的に一時停止される機能と、ファイルを一括復元する機能が追加されました。
  • OS連携の強化:macOS 26.0以降ではApple SpotlightからDrive内のコンテンツを検索可能になります。一方Windows版はMicrosoft WebView2フレームワークを利用しており、バージョン117.0からは必須化されています。

Drive for desktopは2021年にBackup & SyncとDrive File Streamを単一アプリへ統合する形で登場した経緯があり、今回のフォト連携削除はその「統合路線」からの一部後退とも言えます。

Q&A

Q. これまでDriveデスクトップアプリ経由でGoogleフォトにバックアップした写真や動画はどうなりますか? 今回の変更による影響は受けないとGoogleは説明しています。過去にバックアップ済みのデータはそのまま残ります。

Q. すでに設定済みのバックアップフォルダは、機能完全終了まで動き続けますか? Android Authorityの報道によれば、第1段階では新規フォルダの設定ができなくなる一方で、既存のフォルダは引き続き同期されるとされています。ただし第2段階でDriveデスクトップアプリからのGoogleフォトバックアップ機能自体が終了するため、その時点で同期は停止します。早めの移行準備が無難です。

Q. バックグラウンドで自動バックアップを継続するにはどうすればよいですか? GoogleはGoogleフォトのデスクトップアプリの利用を推奨しています。Googleフォトをブラウザで開いて行うバックアップは、画面を開いている間しか動作しない点に注意が必要です。

出典

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GadgetDrop 編集部

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