iQOOが中国市場向けに準備を進めているとされる新型「iQOO Neo12」について、主要スペックの一部がリーク情報として浮上しました。Snapdragon 8 Elite Gen 5の搭載に加え、アクティブ冷却ファンの採用が検討されている可能性も指摘されています。発売はまだ数か月先と見られており、現時点ではあくまで開発段階の情報です。
リーク元と現在のステータス
中国のリーカー「Smart Pikachu」氏がWeiboに投稿した内容によると、iQOO Neo12は現在テスト段階にあるとのことです。中国市場向けの新モデルとしてiQOOが開発を進めていると報じられていますが、正式な発表時期は明らかになっていません。
リーク情報の段階であるため、最終的な仕様や搭載機能は変更される可能性があります。現時点では「テスト中」というステータスにとどまっている点には留意が必要です。
Snapdragon 8 Elite Gen 5と2Kディスプレイの可能性
リークで挙げられている主なスペックは以下の通りです。
- SoC: Snapdragon 8 Elite Gen 5(搭載が示唆されている)
- ディスプレイ: 2K解像度(搭載の可能性あり)
Snapdragon 8 Elite Gen 5は次世代フラッグシップ向けチップとして注目されており、Neoシリーズに採用されればコストパフォーマンス重視のラインでも最上位の処理性能が手に入ることになります。前モデルのiQOO Neo11はSnapdragon 8 Eliteを搭載していたため、世代が一つ進む格好です。
アクティブ冷却ファン搭載の検討
今回のリークで特に目を引くのが、冷却ソリューションに関する言及です。Smart Pikachu氏によると、iQOOはNeo12向けにパッシブ冷却とアクティブ冷却の両方を評価しているとのことです。
これは、外付け冷却アクセサリーへの対応、あるいは本体内蔵型の冷却ファンの搭載を意味する可能性があると報じられています。前モデルのiQOO Neo11にはアクティブ冷却機構は搭載されていなかったため、もし内蔵ファンが採用されればNeoシリーズとして大きな方向転換になります。
ゲーミング特化スマホでは、Redmagic 11 Proが内蔵ファン・液冷・ベイパーチャンバー・液体金属など複合的な冷却機構を備える例として知られており、Neo12がどこまでこの領域に踏み込むかが注目点です。ただし、現段階ではあくまで「評価中」の情報であり、最終仕様での搭載は確定していません。
前モデルiQOO Neo11との比較
参考までに、前モデルのiQOO Neo11の主なスペックは以下の通りです。
| 項目 | iQOO Neo11 |
|---|---|
| 発表時期 | 2025年10月(中国) |
| SoC | Snapdragon 8 Elite |
| ディスプレイ | 6.82インチ 8T LTPO AMOLED |
| バッテリー | 7,500mAh |
| アクティブ冷却 | 非搭載 |
Neo12ではSoCが世代更新されるほか、ディスプレイ解像度が2Kと明示されている点、冷却機構の刷新が検討されている点が変化のポイントです。一方、バッテリー容量や画面サイズについては今回のリークでは触れられていません。
Snapdragon 8 Elite Gen 5の性能プロファイル
Neo12への搭載が示唆されているSnapdragon 8 Elite Gen 5は、すでに2026年フラッグシップ群で実装が進んでいるチップです。仕様面の主要ポイントは以下の通りです。
| 項目 | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
|---|---|
| 発表時期 | 2025年9月発表 |
| プロセス | 3nm |
| CPU構成 | Oryon Gen 3 Prime 4.61GHz×2+Performance 3.63GHz×6 |
| GPU | Adreno 840 |
| モデム | X85(最大12.5Gbps) |
Qualcommの公称値では、CPU性能が20%向上し電力効率は35%改善、新Adreno GPUはグラフィックス性能で23%上回るとされています。またFastConnect 7900コアによりWi-Fi 7、Bluetooth 6.0、UWBに対応します。Neo12が現行リーク通りこのチップを搭載すれば、Neoシリーズとしてはモデム・無線まわりも含めて大幅な底上げが見込まれる構成になります。
内蔵冷却ファンの先行事例とNeo12が踏襲する流れ
iQOOブランド内では、Neo12に先行してアクティブ冷却ファンの内蔵化がすでに具体化しています。iQOOは2026年2月4日に初の「Ultra」ブランドスマートフォンであるiQOO 15 Ultraを中国で発表し、フラッグシップラインに初めてアクティブ冷却を導入しました。
Ice Domeシステムの構成
iQOO 15 UltraはIce Dome冷却システムを採用し、17×17mmサイズで59枚ブレードのファン、8,000mm²のベイパーチャンバー、グラファイト層、エアロゲル断熱材を組み合わせ、TÜV Rheinland認証を取得しています。
この流れはiQOOだけにとどまりません。Honorも今後発売予定のHonor WinおよびHonor Win RTでカメラモジュール下にアクティブ空冷ファンを搭載することを発表しています。2026年は内蔵ファンが一部メーカーのゲーミング志向モデルで標準化しつつあり、Neo12でアクティブ冷却が評価されているとのリークは、この業界トレンドと整合する動きと言えます。
Q&A
Q. iQOO Neo12はいつ発売されますか? 発売時期はまだ数か月先と報じられており、具体的な日付は公表されていません。現時点ではテスト段階とのことです。
Q. 日本での発売予定はありますか? 今回のリークは中国市場向けモデルに関するもので、日本市場での展開については情報がありません。
Q. アクティブ冷却ファンの搭載は確定ですか? 確定していません。iQOOがパッシブ・アクティブ両方の冷却ソリューションを評価している段階と報じられており、外付けアクセサリー対応か内蔵ファンかも含めて未確定です。
リーク段階の情報であるため、現時点では「Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載と2Kディスプレイの可能性、そして冷却機構の強化が検討されている」と把握しておく程度が妥当です。続報を待ちましょう。