Windows 11ユーザーの多くが不満を抱えていたMSNニュースの強制表示が、ついに終わりを迎えようとしています。Microsoftは、ウィジェット機能のMSNニュースフィードをデフォルトで非表示にする「静かなデフォルト」設計へ転換するための新設定をテスト中です。The Vergeが2026年5月5日に報じました。
この変更が実現すれば、設定を変えなくても通知の押しつけがなくなり、ウィジェット機能を日常的に使っているユーザーにとっては快適な状態がデフォルトになります。一方、MSNフィードを積極的に活用していたユーザーは、設定から手動で有効化する必要が生じる可能性があります。
具体的に何が変わるのか
The Vergeによると、今回のテストで変更される設定は主に3点です。
- ウィジェットパネルがMSNフィードではなくウィジェット表示で開くようになる——これまでパネルを開くとMSNニュースが前面に出ていた動作が変わります。
- タスクバーアイコンへのホバーでパネルが自動展開されなくなる——意図せずパネルが開いてしまう動作が無効化される見込みです。
- タスクバーのバッジ通知がデフォルトでオフになる——株価・天気・MSNニュースなどの通知バッジが、ユーザーが自ら操作してウィジェット体験を開くまで表示されなくなります。
これらの変更により、タスクバーが不意に情報を押しつけてくる動作が抑えられることが期待されます。The Vergeは「多くのユーザーが避けてきたウィジェット機能が、OSの有用な一部になることへの期待」を示しています。
「静かなデフォルト」——Microsoftが語る変更の狙い
Microsoftは今回の変更について、「ウィジェットをデフォルトで静かにすることで、気が散りにくく、圧迫感のない体験を目指している」と述べています。「予期しないアラートや視覚的な割り込みを減らすために設計された、新しいデフォルト設定のセットをテストしている」とも説明しています。
ユーザーがウィジェット機能でMSNフィードを無効化できるようになったのは2年以上前のことですが、デフォルトでは依然としてMSNフィードが表示され続けていました。今回の変更はその状態をついに解消するものです。
Copilotボタン削除・エクスプローラー改善も同時進行
今回のウィジェット変更は、Microsoftが2026年を通じて毎月展開しているWindows 11改善施策の一部です。The Vergeによると、Microsoftはこれと並行して以下の取り組みも進めています。
- アプリ内の「不要な」Copilotボタンの削除
- 「ファイル名を指定して実行」ダイアログのモダン化
- エクスプローラーのパフォーマンス改善
- Windowsのメモリ使用量の最適化
現時点ではウィジェットの新設定はテスト段階であり、すべてのWindows 11ユーザーに即座に適用されるものではありません。一般展開の時期や対象バージョンについては明らかにされていないため、続報を待ちながらWindowsの更新情報を確認しておくとよいでしょう。
Q&A
Q. この変更はいつ、どのWindows 11バージョンに適用されますか? 現時点ではテスト段階であり、一般展開の具体的な時期や対象バージョンは公表されていません。Microsoftは2026年を通じて毎月変更を展開しているとしており、詳細は続報を待つ必要があります。更新情報が公開され次第、Windowsの設定やWindows Updateを確認することをお勧めします。
Q. MSNフィードを引き続き使いたい場合はどうなりますか? ソース記事では、ユーザーが自ら操作してウィジェット体験を開くことでMSNフィードを含むウィジェット体験を有効化・カスタマイズできる余地が示唆されています。具体的な設定手順については現時点では明らかにされていませんが、デフォルト設定が変わるだけであり、機能自体が削除されるわけではないと読み取れます。