WalmartがGoogle Home・Gemini連携に対応した屋外フラッドライトカメラ「Onn Outdoor Floodlight Camera Hardwired」を$77(約1万2千円)で投入しました。Google純正のNest Camフラッドライト版が一般に200ドル超の価格帯であることを踏まえると、$80未満という水準は屋外カメラの新たな低価格候補として注目されます。
$80未満で登場した屋外フラッドライト一体型モデル
Android Authorityによると、Walmartが新たに販売を開始した「Onn Outdoor Floodlight Camera Hardwired」は、Google製スマートホーム・エコシステムに組み込まれる屋外向けカメラで、価格は$77(約1万2千円)に設定されています。本機は同社が先行投入していたOnnの屋外Plug-In型カメラに、フラッドライト(屋外照明)機能を追加した派生モデルと位置付けられています。
最大の特徴は、製品名にも含まれる「Hardwired(直結配線)」方式である点です。屋外の常時稼働を想定し電源工事を前提とする一方、コンセントの取り回しを気にせず軒下や外壁に設置できる構成になっています。
Google HomeとGemini連携——Premium Advancedで自然言語クエリにも対応
新モデルはGoogle HomeおよびGeminiとの統合に対応します。Google Home Premium Advancedプランの加入者であれば、カスタムの視覚イベント検知に基づくアラートや、録画済み映像の履歴を自然言語でGeminiに問い合わせる機能を利用できると報じられています。
ただし、これら高度な機能を利用するには有料のGoogle Home Premium Advancedプランが必要となる点には注意が要ります。無料の範囲でどこまで使えるかについて、詳細は出典元を参照してください。
Nest Camフラッドライト版との位置付け——価格面で大きく下回る
Onnの新モデルは、Google純正の「Nest Cam(フラッドライト版)」と機能領域が重なります。Nest Camフラッドライト版は一般に200ドル超のレンジで販売されており、$77のOnn新モデルとは大きな価格差が生じます。Google Home連携が共通している点と合わせ、Android Authorityは低価格帯の有力な選択肢として紹介しています。
| 項目 | Onn Outdoor Floodlight Camera Hardwired | Nest Cam(フラッドライト版) |
|---|---|---|
| 価格 | $77(約1万2千円) | 一般に200ドル超のレンジ |
| 設置方式 | ハードワイヤード(直結配線・電源工事前提) | 直結配線型のフラッドライトカメラ |
| エコシステム | Google Home/Gemini連携 | Google Home/Gemini連携 |
なお、Plug-In版とフラッドライト版で実使用面の体験がどの程度異なるかについては、現時点では明らかにされていません。
日本では買えるのか?米国限定発売の現状
「Onn」はWalmartのプライベートブランドで、Walmart店舗およびWalmart.comでの販売が中心です。本機も米国市場向けの発売であり、日本での正規取り扱いは現時点では確認されていません。Google Home/Geminiのスマートホーム機能をどこまで日本のアカウントで活用できるかも未確定であるため、現時点では「米国市場における低価格Google Home対応カメラの新たな選択肢」として捉えるのが妥当と推測されます。日本のスマートホーム市場ではフラッドライト一体型カメラが2万〜4万円台で並ぶ中、$80未満という水準が今後の国内価格にどう波及するかも注目点です。続報を待ちましょう。
詳細スペック——2,500ルーメンの輝度はNest Camを上回る
Onn Outdoor Floodlight Camera Hardwiredの細かな仕様も明らかになっています。9to5GoogleおよびAndroid Authorityの報道によれば、主要スペックは以下のとおりです。
- 解像度: 1080p HDR
- 視野角: 130.5度
- 防塵防水: IP65
- フラッドライト輝度: 2,500ルーメン
- 録画: 無料で3時間分のクラウド録画
- 機能: ナイトビジョン
注目されるのは、フラッドライトの輝度が2,500ルーメンに達し、Google純正Nest Cam with Floodlightの2,400ルーメンをわずかながら上回っている点です。比較対象のNest Cam with Floodlightは定価$279.99で販売されており、Onnフラッドライトカメラとは価格面で大きな差が生じています。さらに無料枠で3時間分のクラウド録画が確保される点も、月額課金を避けたい層には実用的な構成となっています。広視野130.5度とIP65相当の防塵防水を備え、屋外設置における基本性能も一通り押さえられています。
Google Home Spring 2026アップデート——Gemini連携機能が急速に拡張
Onn新モデルが対応するGoogle Home/Geminiエコシステムは、2026年春に大規模な機能拡張を迎えています。Thurrott.comによると、Spring 2026アップデートではカメラUIが刷新され、イベント詳細ページの再設計、ズームインプレビュー付き通知が導入されました。
AI説明と自然言語検索の進化
Geminiによる映像解析は、従来の単純な通知から「the dog is digging in the garden」のように具体的な状況を記述するレベルへ進化しています。さらに「Person seen」「Package seen」「Glass break heard」といったタグでイベントをフィルター・ソートできる仕組みも整えられており、必要な瞬間を素早く呼び出せる導線が用意されています。
プラン料金
Google Home Premium Advancedプランは月額$20、年額$200で提供されており、Onnカメラの高度な機能をフル活用するうえでの実質的な費用感もこの水準を前提に考える必要があります。
Q&A
Q. 直結配線(ハードワイヤード)方式で注意すべきことは? 本機はコンセント給電のPlug-In版と異なり、屋外電源への直結配線が前提です。設置には電気工事が必要となるため、賃貸住宅では難しい場合があり、購入前に設置場所の配線条件を確認することが望まれます。
Q. Geminiで何ができますか? Google Home Premium Advancedプラン加入者であれば、カスタムの視覚イベント検知アラートに加え、録画済みの映像履歴について自然言語でGeminiに問い合わせる機能を利用できると公表されています。
Q. Nest Camフラッドライト版との違いは何ですか? 両機ともGoogle Home/Gemini連携の屋外フラッドライト一体型カメラですが、Nest Camフラッドライト版は一般に200ドル超のレンジであるのに対し、Onnは$77と大幅に安価です。Plug-In版との実使用面での差は現時点では明らかにされていません。