GadgetDrop
その他注目

Valveが2日間で約50トンのゲーム機を輸入——Steam Machine出荷か

GadgetDrop 編集部4
Valveが2日間で約50トンのゲーム機を輸入——Steam Machine出荷か

Valveが5月1日と4月30日の2日間で、約50トン相当の「ゲームコンソール」を米国に輸入していたことが、The Vergeが閲覧した輸入記録から明らかになりました。Steam Machineまたは関連製品が含まれている可能性があると同メディアは報じています。ただし、Valveからの公式な発売日・出荷内容の発表はまだありません。

輸入記録が示す「重量の変化」

The Vergeによると、Valveの物流パートナーは過去2ヶ月間で合計約100トンの製品を米国に搬入しており、中国からロサンゼルス(カリフォルニア州)およびタコマ(ワシントン州)に向けて、Ever Logic・Ever Shine・Ever Sigmaといった貨物船が計10本の40フィートコンテナを運んでいます。総重量は127,228kg(140米トン)に上りますが、空の40フィートコンテナ1本あたり3,700kg以上の重量があるため、実際の製品重量はこれより大幅に少なくなります。

注目すべきは、コンテナ1本あたりの重量に変化が生じている点です。これまでValveの40フィートコンテナは42パッケージで総重量約14,500kg(約32,000lbs)というパターンが続いており、4月18日にIngram Microを通じてタコマに届いたEver Sigma便の荷物も14,322kgでした。ところが数日後にEver Shineが運んできたコンテナは同じ42パッケージながら12,608kg(約27,800lbs)と、明らかに軽くなっています。

4月23日以降、少なくとも7便がこのパターンで届いており、平均重量は12,600kg。コンテナ重量を差し引くと、製品・梱包・パレット等の合計は約53,124kgに相当し、つまり約50トンの「ゲームコンソール」が輸入されたと推定されます。

Steam Machineの可能性——ただし確定ではない

The Vergeは、この重量の変化がSteam MachineまたはSteam Frameという新製品の存在を示唆している可能性があると報じています。Steam Deckも輸入記録上は「ゲームコンソール」として分類されているため、コンテナの中身がSteam Deckである可能性も依然として残っています。なお、Valveウォッチャーのブラッド・リンチ氏が先週末に別途「1トン」分の輸送について言及しており、今回の50トンはその追加分にあたります。

仮にSteam Machineだとした場合、Valveが公表している1台あたりの重量2.6kg(約5.73lbs)をもとに計算すると、今回の輸入量は最大でも2万台未満に相当する可能性があります。Valveはコントローラーなどとのバンドル販売も予定しており、その場合は1パッケージあたりの重量が増えるため、実際の台数はさらに少なくなる可能性があります。

Steam Frameについては、The Vergeは「今回のコンテナに含まれているかどうかは確信が持てない」と述べています。同メディアはゲーミングヘッドセット市場での競争という観点からSteam Frameへの期待を示しつつも、現時点では判断を留保しています。

Steam Controllerはすでに初日に売り切れ——50トンでは足りない可能性も

関連製品として先行して発売されたSteam Controllerは、発売当日に売り切れたとThe Vergeは報じています。Valveデザイナーのピエール=ルー・グリファイス氏は、Steam Deck本体の供給についても「対応に向けて懸命に取り組んでいる」と述べており、Valveが複数のハードウェア製品の供給体制を整えようとしていることがうかがえます。

一方でThe Vergeは、「50トンは実際には大した量ではない」とも指摘しています。Valveが大量の在庫を積み上げる計画でなければ、Steam Machineはさらに速いペースで売り切れる可能性があると同メディアは報じています。

現時点ではSteam Machineの正式な発売日はValveから発表されておらず、今回の輸入記録はあくまで状況証拠に留まります。ValveはSteam Machineの重量(1台2.6kg)やバンドル販売の予定など一部の情報を公開していますが、発売時期や具体的な内容については引き続き公式発表を待つ必要があります。


Q&A

Q. 今回の輸入品はSteam Machineで確定ですか? 確定ではありません。輸入記録上の重量変化がSteam Machineの存在を示唆している可能性があるとThe Vergeが報じていますが、Steam Deckなど既存製品が含まれている可能性も残っています。Valveからの公式発表はまだありません。

Q. Steam Machineは何台分の輸入量に相当しますか? Valveが公表している1台あたりの重量2.6kgをもとに計算すると、今回の約50トンは最大でも2万台未満に相当する可能性があります。バンドル販売の場合はさらに台数が少なくなる可能性があります。

Q. Steam Machineの発売日はいつですか? 現時点でValveから正式な発売日は発表されていません。

出典

ポストLINEで送るはてブ
GD

GadgetDrop 編集部

スマホ・PC・AI・XRなど幅広いテクノロジーを、スペックの行間まで読む視点で解説します。速報から深掘り分析まで、テック選びと業界理解に役立つ情報をお届けしています。