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Appleが2026年Q1スマホ市場収益の48%を獲得——平均販売価格908ドルで過去最高を更新

GadgetDrop 編集部3
Appleが2026年Q1スマホ市場収益の48%を獲得——平均販売価格908ドルで過去最高を更新

Counterpoint Researchの速報レポートによると、Appleは2026年第1四半期(Q1)にスマートフォン市場全体の収益シェアで48%を獲得し、第1四半期としての過去最高を更新しました。平均販売価格(ASP)も908ドルに達し、こちらも第1四半期の最高記録となっています。

収益シェア48%——前年比5ポイント増で首位を独走

Counterpoint Researchの速報によると、Appleは2026年Q1のスマートフォン市場収益シェアで48%を獲得しました。前年同期の43%から5ポイント上昇しており、主要スマートフォンブランドの中で最も高い前年比成長率を記録しています。

2位のSamsungは18%と大きく水をあけられており、以下はOPPO(OnePlus・realmeを含む)が6%、Xiaomiが5%、vivoが4%という順位です。

出荷台数シェアでは様相が異なり、AppleとSamsungがともに21%で並んでいます。3位はXiaomiの12%、OPPOが10%、vivoが7%と続きます。収益シェアと出荷台数シェアの差が示すように、Appleは台数ではなく「単価の高さ」で市場を牽引している構図です。

平均販売価格908ドル——価格を据え置いたまま達成

Appleの2026年Q1における平均販売価格(ASP)は908ドルで、第1四半期として過去最高を記録しました。前年比では11%の上昇です。

注目すべきは、Appleがこの数字をiPhoneの価格をほぼ据え置いたまま達成した点です。Samsungをはじめとする多くの競合メーカーが価格を引き上げる中、Appleは価格を維持しました。

Counterpoint ResearchのリサーチディレクターであるJeff Fieldhack氏は、この結果について次のように述べています。「Appleの成長は、iPhone 17ベースモデルとiPhone 17 Pro Maxへの持続的な需要に支えられており、これらのモデルの販売比率が高まったことでASPが前年比11%上昇した。競合他社とは異なり、Appleは部品コスト(BOM)の上昇にもかかわらず価格をほぼ安定させており、コスト圧力を吸収しメモリ不足の影響を受けにくい体質が、この四半期における競争力の強化につながった。地域別では、補助金・プロモーション・下取りオファーに後押しされ、アジア太平洋地域を中心に幅広い強さを見せた」

市場全体のASPも前年比12%上昇し、399ドルとなっています。この上昇の背景には、業界全体に影響を与えているメモリ不足による価格圧力があると、同レポートは指摘しています。

出荷台数は2026年を通じて減少傾向が続く可能性

同レポートは、今後の見通しについても言及しています。2026年を通じて出荷台数は引き続き減少する可能性があるとしており、一方でASPはメモリ不足による価格圧力を背景に拡大する可能性があると述べています。

本格的な回復については、「2027年後半にのみ実質的な回復が見込まれる」と報じられており、短期的な市場の反転は期待しにくい状況です。

なお、今回のデータはCounterpoint Researchによる速報段階のレポートに基づくものであり、最終的な数値は変動する可能性があります。

Q&A

Q. AppleのASPが上昇した主な理由は何ですか? iPhone 17ベースモデルとiPhone 17 Pro Maxへの需要が強く、これらの高価格モデルの販売比率が高まったことが主因とCounterpoint Researchは分析しています。Appleが価格をほぼ据え置いたまま達成した点も特徴的です。

Q. スマートフォン市場全体の回復はいつ頃が見込まれますか? Counterpoint Researchの速報レポートによると、出荷台数は2026年を通じて減少傾向が続く可能性があり、本格的な回復は2027年後半にのみ見込まれると報じられています。

出典

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