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inXile『Clockwork Revolution』2027年Xbox本体独占へ——時間を巻き戻すと仲間の人生まで書き換わる

GadgetDrop 編集部8
inXile『Clockwork Revolution』2027年Xbox本体独占へ——時間を巻き戻すと仲間の人生まで書き換わる

inXile Entertainmentが開発するスチームパンク一人称視点アクションRPG『Clockwork Revolution』が、Xbox Games Showcase 2026で2027年発売のローンチウィンドウを獲得しました。最大のフックは、時間を巻き戻すと敵や環境だけでなく仲間の人生さえ書き換わってしまう、という本作独自の体験設計にあります。本作は『Gears of War: E-Day』と同様にXbox本体独占タイトルとして展開され、PCではSteamとXbox storeで提供されます。Game PassおよびXbox Play Anywhere対応も発表されています。

PS5ユーザーはPCに乗り換えるしかない——Xbox本体独占の現実

Xbox Games Showcase 2026のステージで、inXileは『Clockwork Revolution』が翌年(2027年)にリリースされること、そしてXbox本体独占タイトルとなることを明らかにしました。PlayStation 5への展開は現時点で明らかにされていません。一方でPC版はSteamとXbox storeの2チャネルで配信され、Game Pass対応とXbox Play Anywhereによって本体とPCで進行を共有できる形が示されています。

PCへの間口は広いため、Game Pass加入者にとっては追加料金なしで遊べるラインナップが2027年に厚みを増す形となります。

舞台は階層都市Avalon——主人公Morganは完全カスタマイズ可能

物語の舞台は、表向きは磨き上げられ繁栄して見える一方、産業と野心によって駆動され、最下層の人々がそのコストを支払っているスチームパンク都市Avalonです。Avalonは対照的な区画で構成されており、犯罪ボスたちが口汚い自動人形を取引する灰にまみれたTangle、Commodityのようなパフォーマーが客を癒やすBurning Houseといった施設、そして都市が「より良い何か」を装うための豪奢なプロムナードが同居しています。

プレイヤーが操作するのは盗賊Morgan Vanetteです。トレーラーで示されたMorganは「ひとつのバージョン」にすぎず、正史としてのMorganではありません。プレイヤーは開始時にMorganの姿・スキル・選択を自分で組み立て、進行中の判断で「Morganとは誰か」を形作っていきます。プリセットの主人公ではなく、完全にプレイヤー定義のキャラクターとして設計されています。

時間を巻き戻し、樽を敵に投げつける——Chronometerと相棒Prenticeの戦闘活用

序盤からMorganに加わる重要なコンパニオンが、空飛ぶ自動人形Prenticeです。inXileは彼女を「観察者でもあり、コンパニオンでもある」存在と表現しており、プレイヤーが時間旅行で生み出す分岐した現実をMorganに案内します。Prenticeは単なる物語装置ではなく、自身の能力と独立した1本のスキルツリーを持ち、世界との関わり方に新しい選択肢を開く存在として作られています。Morganとの結びつきは、時間旅行を可能にする装置Chronometerをどのように手にするかと結びついています。

Chronometerは本作の中心的なゲームプレイツールで、過去と現在の2つの時間軸を行き来して重要な瞬間を書き換えることができます。ゲームの進行に伴って新能力が解放され、たとえばDisplaceは環境内の特定オブジェクトを瞬時に再配置する能力です。トレーラーでは爆発する樽を1つ敵集団に向けて飛ばす使い方が披露されており、道を切り開く・問題を解く・環境を武器に変えるなど、複数の用途が示されています。これは一例で、追加の能力は発売前に順次公開されると伝えられています。

仲間「Rotten Row Hooligans」——時間に干渉すると、戻ってきたクルーは別人かもしれない

Morganは「Rotten Row Hooligans」というギャングの一員で、inXileはメンバーのうち5名——Ulysses、Nazim、Erasmus、Hazel、Anne——の名前を公表しました。Avalonの荒れた地区Tangleでは、背後にギャングを持つことは選択肢ではなく必要だと位置づけられています。

重要なのは、彼らがMorganについて回る従来型のコンパニオンキャラクターではないという点です。5名それぞれが自分の人生と物語を持ち、Morganが時間に干渉し始めれば失うものも多い存在として描かれます。プレイヤーが過去に手を伸ばして糸を引けば、彼らの人生は予想外の形で変化し、戻ってきたときに見つかるクルーは出発時のクルーと同じではないかもしれない、と説明されています。

2027年のGame Pass注目作リストでの位置づけ

Xbox本体独占かつGame Pass対応が示されたことで、本作はXbox Series X|SまたはGame Pass for PCの環境を持つプレイヤーが「2027年に追加課金なしで触れられるシングルプレイヤーRPG」という枠に収まります。inXileの『The Bard's Tale IV』や『Wasteland 3』に連なるRPG系譜の最新作として、2027年のGame Pass注目作リストでは、時間改変によるリプレイ性を売りにする数少ない大型タイトルという立ち位置になります。PlayStation陣営のユーザーがプレイするにはPCに乗り換える必要がある、というのが独占の現実です。

共同開発体制——元Volition勢を擁するShapeshifter Gamesが合流

開発体制についても新しい情報が出ています。2024年1月30日、inXileは新興スタジオShapeshifter Gamesと共同開発パートナーシップを結んだことを発表しました。Shapeshifter Gamesは、元Volition開発者が設立したスタジオです。

inXileとVolition勢が組んだ経緯

  • Volition閉鎖直後、inXileはイリノイへ赴き、Xboxおよび元Volitionのリーダー陣と協議して共同開発体制を確保したと報じられています
  • 『Clockwork Revolution』はinXile初のAAAタイトルであり、2018年のXbox Game Studios参加後に初めて完全自社開発として進められている作品とされています

スコープと予算の双方でinXile史上最大規模となる本作で、シューター制作経験を持つ元Volition勢が一人称視点アクションの設計を補強する構図になっています。Brian Fargo率いるinXileにとっては、自社開発で大規模AAAに踏み出す初めての挑戦であり、開発リソースの厚みを外部パートナーで補う形が選ばれています。

Xbox Games Showcase 2026の文脈——他の主要タイトル発売スケジュール

2027年ローンチという発表は、同じShowcaseで示された他の主要タイトル群の発売スケジュールと並べると位置づけが見えやすくなります。

タイトル発売日備考
Halo: Campaign Evolved2026年7月28日7月23日からの最大5日間早期アクセスあり
Gears of War: E-Day2026年10月6日Showcaseで日付発表
Fable2027年2月23日Showcaseで日付発表

Showcase直後の早期視聴数では、Persona 6が146,000で首位、Persona 4 Revivalが98,000、Gears of War: E-Dayが72,000と報告されています。一方で、Xbox 25周年を機にXbox Series X25 Limited EditionとX25 Special Editionコントローラの発表もあわせて行われており、ハード面の周年施策と2026〜2027年にかけてのソフト群が同時に提示された場となっています。

Q&A

Q. PS5版は出ますか? 現時点で『Clockwork Revolution』はXbox本体独占として発表されており、PlayStation 5向けの展開は明らかにされていません。プレイ可能なプラットフォームはXbox本体、PC(Steam・Xbox store)、およびGame Passの3経路です。

Q. 仲間キャラクターは一緒に戦ってくれるのですか? Rotten Row Hooligansの5名(Ulysses、Nazim、Erasmus、Hazel、Anne)はMorganに付き従う従来型コンパニオンではなく、それぞれ独自の生活と物語を持つ存在として設計されています。一方、空飛ぶ自動人形Prenticeは早期から加わる相棒で、独自のスキルツリーを1本備えています。

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