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Galaxy Buds 4 ProをPixelで使うと不便——ウィジェット消失と機能制限をAndroid Authorityが指摘

GadgetDrop 編集部6
Galaxy Buds 4 ProをPixelで使うと不便——ウィジェット消失と機能制限をAndroid Authorityが指摘

Samsungの最新フラッグシップイヤホン「Galaxy Buds 4 Pro」を、Pixelなど他社製Androidスマホで使うとどうなるのか。Android Authorityが、Pixelでの実使用レポートを公開し、ウィジェットが正常に機能しない問題と、ヘッドジェスチャーが利用できない制約を指摘しています。

ホーム画面ウィジェットが消える問題

Android AuthorityのZac Kew-Denniss氏は、Galaxy Buds 4 ProをPixelで使う体験を「broken(壊れている)」と表現しています。

特に深刻なのがホーム画面ウィジェットの挙動です。Samsung以外のスマートフォンでは、ウィジェットを設置した直後にホーム画面から自動的に消えてしまうとのことです。同氏は複数のPixel端末で試したものの、いずれも同じ結果になったと報告しています。

回避策は存在するものの、かなり複雑です。

  • Galaxy Wearableアプリ内に表示される「Tips(ヒント)」のカルーセルにウィジェット追加ボタンが含まれている
  • そのボタンからウィジェットを設置すると正常に動作する
  • ただし一度設置するとTipsが消え、再表示されない
  • 誤ってウィジェットを削除した場合、アプリの再インストールとペアリングのやり直しが必要

つまり、ホーム画面の整理中にうっかりウィジェットを消してしまうと、復旧のために一連の作業をやり直さなければならないという状況です。

ヘッドジェスチャーが特定のSamsung端末に限定

Galaxy Buds 4・4 Proでは、頭の動きで操作できる「ヘッドジェスチャー」機能が新たに追加されました。

しかし、Android Authorityによれば、この機能はSamsung製スマートフォンを必要とするだけでなく、最新のOne UIバージョンが動作している必要があるとのことです。執筆時点で対象となるOne UIが利用できるのは、パブリックベータを除けばGalaxy S26シリーズのみとされています。

つまり、現状でヘッドジェスチャーを使える層は次のように限定されます。

利用可否条件
利用可能Galaxy S26シリーズ(対象のOne UI搭載)
利用不可Pixelなど他社製Androidスマホ
利用不可対象バージョン未満のSamsung端末

Pixelユーザーであるレビュアーはもちろん、SamsungユーザーであってもS26シリーズ以外では使えないため、購入したばかりのGalaxy Buds 4ユーザーの多くが新機能の恩恵を受けられない状況になっている可能性があります。詳細は出典元を参照してください。

Pixelユーザーが購入前に確認すべきポイント

これまでGalaxy BudsをSamsung以外のデバイスで使う場合、Samsung独自コーデックが利用できず音質面で若干劣る程度の制約でした。タッチ操作や音声コマンドは問題なく動作していたとAndroid Authorityは振り返っています。

しかしGalaxy Buds 4世代ではこの状況が変わり、ウィジェットの不具合と機能のソフトウェアロックが新たに加わったかたちです。

Galaxy Buds 4 Proの購入を検討しているPixelユーザーにとっては、音質や装着感といった本体性能は依然として高く評価されている一方で、ウィジェットの不具合と機能制限がある点を踏まえて判断するのが妥当です。Samsung側の今後のアプリ更新で改善されるかどうかが鍵になります。なお、Android Authorityの当該記事は約669語(英語)で構成されています。

Samsung公式が示す非Galaxy端末での機能制限リスト

Android Authorityが指摘するウィジェットやヘッドジェスチャーの問題に加え、Samsung自身も公式製品ページで非Galaxy環境での制約を明示しています。

Galaxy Wearableアプリ経由でも使えない機能

Samsung公式FAQによれば、Galaxy Buds 4 Proは互換Android端末でGalaxy Wearableアプリを通じて利用できますが、HD Voice、24bit/96kHz音声、360 Audio、360 Audio Recording、Bixby/Gemini Voice Wake-Up、Live Translate、Head Gestures、Gaming Modeはアクセスできません。iOSやPCはBluetooth接続のみとなり、16bit/44kHz音声、標準通話品質、ANC、Ambient Modeに利用機能が絞られます。

さらにSoundGuysによれば、UHQ音声やウルトラワイドバンドマイクはS23以降かつOne UI 6.1.1以上のSamsung端末が必要とされています。Pixelで体感できる範囲は実質的にBluetoothオーディオと基本的なANC/EQ調整に留まる構図です。

価格・スペックと競合比較で見るBuds 4 Proの位置付け

機能制約の話題に隠れがちですが、Buds 4 Pro自体のハードウェア仕様と価格設定もユーザーの判断材料です。

項目内容
発表日2026年2月25日
発売日2026年3月11日
価格$249 / £219 / AU$399
Bluetooth6.1(Auracast対応)
防水防塵IP57
高音質コーデック24-bit/96kHz UHQ(対応Galaxy機のみ)

競合のAirPods Pro(最新)は$249/£219/AU$429のため、オーストラリア市場ではSamsungがAppleより安く設定されています。仕様面ではBluetooth 6.1、Auracast、IP57、対応Galaxy端末で24-bit/96kHz UHQ、ヘッドジェスチャーに対応します。

ただしBluetoothマルチポイント非対応で、プラットフォームをまたいだ同時接続はできない点がPixelとSamsung機を併用するユーザーには響きます。

Q&A

Q. PixelでGalaxy Buds 4 Proを使うと、ウィジェットはまったく使えないのですか? ホーム画面に直接配置すると即座に消えてしまいますが、Galaxy WearableアプリのTipsカルーセル経由で設置すれば動作します。ただしこの方法は基本的に一度しか使えず、削除した場合はアプリの再インストールが必要になるとAndroid Authorityは報告しています。

Q. ヘッドジェスチャー機能はSamsung端末なら使えますか? Samsung端末でも、最新のOne UIバージョンを搭載していなければ利用できないとAndroid Authorityは伝えています。執筆時点で対象のOne UIが正式提供されているのはGalaxy S26シリーズのみで、それ以外のSamsung端末ユーザーはパブリックベータを除き使えない可能性があります。

出典

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