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Galaxy Watch 8 ClassicでGmail等が開かない不具合——まず5月セキュリティパッチの適用確認を

GadgetDrop 編集部5
Galaxy Watch 8 ClassicでGmail等が開かない不具合——まず5月セキュリティパッチの適用確認を

Galaxy Watch 8 ClassicでGmail・Google Calendar・WhatsAppといったアプリをタップしてもスプラッシュ画面が出た直後にアプリドロワーへ戻されてしまう、という不具合がRedditに投稿され、他のGalaxy Watchユーザーからも同様の声が寄せられています。原因はWear OS 6に潜むバグの可能性が指摘されており、まず確認すべきは2026年5月のセキュリティアップデートの適用状況です。同パッチ適用後は再発していないという報告も出ています。

まず確認すべきは「5月セキュリティパッチ」

同じ症状に心当たりがあるなら、再起動や初期化を試す前にGalaxy Watchのソフトウェア更新を開きましょう。後述するように、Galaxy Watch 7で2026年5月のセキュリティアップデートを適用したユーザーは「それ以降この不具合は再発していない」と報告しています。Samsungからの正式なアナウンスや修正の展開状況については続報を待ちたいところです。

「タップ→戻る」を繰り返す症状

Android Authorityによると、Galaxy Watch 8 Classicのユーザーが、GmailやGoogle Calendar、WhatsAppといったアプリを開けない症状をRedditに投稿しました。アプリをタップするとスプラッシュ画面が数秒だけ表示され、そのままアプリドロワーへ戻されてしまうという挙動です。

同じスレッドには似た症状を経験しているという他のGalaxy Watchユーザーからの書き込みも寄せられています。特定の個体だけの問題ではなさそうな状況です。アプリの機能の一部が動かないだけでもストレスですが、そもそもアプリ自体が開けないとなると実用面への影響は小さくありません。

原因はWear OS 6の「ゾンビプロセス」の可能性

コメント欄では、別のGalaxy Watchユーザーが原因に関する見立てを示しています。それによると、Wear OS 6のバグによって「ゾンビプロセス」(実行を終えたのにプロセステーブルに残ったままになっているプロセス)が発生し、OSレベルのカーネルの不具合と組み合わさってデッドロック(処理が互いを待ち続けて止まる状態)を引き起こしている可能性があるとされています。

具体的には、アプリを閉じようとしたタイミングで「ゴースト」スレッドがウォッチのメモリに残ってしまい、後でアプリを再び起動しようとした際にOSが古いプロセスを検知して起動を中止するものの、そのプロセスを終了させることもできない——結果として、ユーザーから見ると「タップしても永久にアプリが開けない」状態になります。あくまでユーザーによる推測であり、Samsungからの公式な原因説明ではない点には注意が必要です。

5月パッチ適用後は再発なしの報告も

同じユーザーは、Galaxy Watch 7に2026年5月のセキュリティアップデートを適用したところ、それ以降この不具合は再発していないとも報告しています。あくまで一人のユーザーによる事例ですが、最新のセキュリティアップデートを当てることで改善する可能性があります。

2026年5月セキュリティパッチの中身と配信スケジュール

Samsungが配信を進めている2026年5月のSMR(Security Maintenance Release)は、AndroidコアシステムとOne UIにまたがる合計39件の脆弱性を修正しています。ウェアラブル側で特に注目されているのは次の項目です。

  • FacAtFunctionの入力検証不備による任意コード実行の脆弱性
  • LocationManagerの不具合に起因する位置情報漏えいの恐れ

ロールアウトは6月8日に韓国のGalaxy Watch 8とWatch 7から始まり、6月16日にはWatch 6・Watch 5・Watch 4シリーズも対象に加わっています。米国ではVerizon経由でGalaxy Watch 8およびWatch 8 Classicへの配信が確認されており、地域とキャリアによって到達タイミングに差が出ています。同じ「5月パッチ」と呼ばれていても、ユーザーの手元に届くのは数週間遅れになるケースがあるため、設定アプリのソフトウェア更新欄を定期的に確認することが推奨されます。

5月パッチ以外にも残るWear OS 6の不具合

Wear OS 6では「タップ→戻る」以外にも、ユーザーから複数の不具合が報告されています。代表的なものは次のとおりです。

報告されている主な症状

  • サードパーティWatch Faceのゴースト現象:アクティブ表示から常時表示(AOD)へ切り替わる際に、時計や日付の要素が固まる・重なる・残像を残すという症状が出ています。
  • AOD遷移の停止:Wear OS 6へ更新後、AODへの切り替えが途中で止まったまま完了しない事例も報告されています。
  • Play Storeのクラッシュ:Pixel Watch 2/3/4に加え、Galaxy Watch 4・Watch 7・Watch 8 Classicでも発生が確認されており、Samsung機だけの問題ではないことが示されています。

ゴースト現象については、デフォルトの純正Watch Faceに切り替えることが現時点で有効な回避策とされています。アプリ起動の不具合の周辺には複数の症状が連なっており、Wear OS 6世代全体での課題として整理して捉える必要があります。

Q&A

Q. どのGalaxy Watchで不具合が起きていますか? 報告ではGalaxy Watch 8 Classicでの症状が共有されており、他のGalaxy Watchユーザーからも同様の報告が寄せられています。全モデルに発生しているかは現時点で明らかになっていません。

Q. 再起動や初期化は試すべきですか? 公開情報の範囲では、再起動・初期化の効果については言及がありません。一方でGalaxy Watch 7では2026年5月のセキュリティアップデート適用後に再発していないとの事例があるため、データを失うリスクのある初期化に進む前に、まずソフトウェア更新の適用と再起動から試すのが現実的です。

出典

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