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Windows 11からCopilotやRecallを丸ごと削除——無料ツール「NTLite」が25H2にも対応

GadgetDrop 編集部4
Windows 11からCopilotやRecallを丸ごと削除——無料ツール「NTLite」が25H2にも対応

Windows 11に深く組み込まれたCopilotやWindows RecallといったAI機能を、まるごと取り除けるカスタマイズツール「NTLite」が注目を集めています。最新バージョン(v2026.04.10936)ではWindows 11 25H2のAIコンポーネント削除にも対応し、インストールサイズの大幅な削減が可能になったとWindows Centralが報じています。

AIまみれのWindows 11に「もう限界」——ユーザーの不満が背景に

MicrosoftはここしばらくWindows 11へのAI統合を積極的に進めており、CopilotやWindows Recallをはじめ、タスクバーへのAIエージェント追加、Xboxモードなど、AI関連機能を次々と投入しています。

こうした動きに対し、プライバシーやセキュリティへの懸念からユーザーの反発も根強く、Redditのr/Windows11BuyingGuideでは「以前はLinuxを使っていると『ハッカーみたい』と言われたのに、今はWindowsを使うのにハッカーの知識が必要だ」という声や、「Linuxより複雑になった」「Linux Mintに乗り換えを真剣に検討している」といったコメントが寄せられています。

なお、MicrosoftはAIをWindows 11から完全に廃止するわけではありません。一方でWindows Centralは、Microsoftがコードネーム「Windows K2」というイニシアチブを進めていると報じています。これはカスタマーフィードバックをもとにWindows 11の主要な問題点に対処するためのものです。また、Microsoftは別の取り組みとして、タスクバーの移動・リサイズ機能の復活や、CopilotなどのAI統合がメモ帳などのアプリやOS上に表示される場面を減らすことも進めているとされています。

NTLiteとは——ISOを丸ごと編集できる無料カスタマイズツール

NTLiteは「シンプルさこそ究極の洗練」をスローガンに掲げるWindows向けカスタマイズツールです。主な特徴は以下の通りです。

  • 対応フォーマット: ISO・WIM・ESD・SWMといったWindowsイメージファイルを直接編集可能
  • インストール前の編集: OSをインストールする前にイメージを改変できる
  • ライブ編集: すでに稼働中のWindows環境に対して、再インストールなしで変更を加えられる
  • AIコンポーネント管理: 専用の「AI Component Management」オプションでAI機能を一括管理・削除できる

最新バージョンv2026.04.10936では、マルチスレッド展開の高速化と、Windows 11 25H2イメージからAIツールを削除する機能が追加されました。Windows Centralによると、この処理によってインストールサイズを大幅に削減できるとされています。

使用時の注意点——誤操作で起動不能になるリスクあり

NTLiteは強力なツールである一方、使い方を誤ると深刻な問題を引き起こす可能性があります。

ツールは安全に削除できないコンポーネントをグレーアウト表示して保護していますが、それでも誤って重要なコンポーネントを削除してしまうと、起動不能・インストール不能なイメージが生成されるリスクがあります。ソース記事では、編集したISOは仮想マシン上でテストすることが推奨されると伝えられています。

AI機能の削除を検討しているなら、いきなり普段使いのPCに適用するのではなく、慎重に操作することが重要です。

Q&A

Q. NTLiteは無料で使えますか? Windows Centralの記事では「無料ツール(free tool)」として紹介されています。詳細な料金プランや機能制限については、NTLiteの公式サイトでご確認ください。

Q. Windows 11 25H2以外のバージョンでも使えますか? ソース記事ではWindows 11 25H2のイメージへの対応が明記されています。他バージョンへの対応状況はNTLiteの公式情報をご参照ください。

Q. Copilotを削除すると、Windowsの動作に問題は出ませんか? NTLiteは安全に削除できないコンポーネントをグレーアウトして保護していますが、重要なコンポーネントを誤って削除した場合、起動不能・インストール不能なイメージが生成されるリスクがあります。ソース記事では、仮想マシン上での事前テストが推奨されると伝えられています。

出典

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