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Crimson Desertパッチ1.06が配信——クマ・トラ・ラプターが騎乗可能に、強化素材の払い戻し機能も追加

GadgetDrop 編集部8
Crimson Desertパッチ1.06が配信——クマ・トラ・ラプターが騎乗可能に、強化素材の払い戻し機能も追加

Pearl Abyssは、オープンワールドアクションRPG『Crimson Desert』のパッチ1.06.00をPCおよびコンソール向けに配信開始しました。Wccftechによると、前回までのメジャーパッチで見られた週末前の早期配信タイミングこそ逃したものの、クマやトラ、ラプターまで騎乗可能になる特殊マウント拡張、強化素材を一部回収できる「Extraction」機能、そして誰も予想しなかったクレーンゲーム型のガチャ筐体までを盛り込み、コミュニティの要望を反映した内容になっていると報じられています。

クマ・トラ・ラプターまで「特殊マウント」化——制圧して餌付けで登録

今回のアップデートで大きく拡張されたのが、特殊マウント(Special Mounts)のラインナップです。Wccftechによれば、対象の動物を「制圧(subdue)」し、さらに「餌付け(feed)」することで、自分の乗騎として登録できるようになりました。制圧→餌付けという2段階のプロセスを踏むことで、野生の猛獣まで自分の足代わりにできるという仕組みです。

登録可能になった生物は以下の通りです。

  • クマ(Bears)
  • イノシシ(Boars)
  • オオカミ(Wolves)
  • シカ(Deer)
  • マウンテンゴート(Mountain Goats)
  • ククーバード(Kuku Birds)
  • ラプター(Raptors)
  • ラクダ(Camels)
  • ライオン(Lions)
  • トラ(Tigers)

加えて、インベントリメニューには特殊マウント専用の新タブが追加されました。さらにデフォルトの見た目から鞍(サドル)が外され、プレイヤーが特定のショップで購入・装着する仕様に変更されています。見た目のカスタマイズ性が一段と高まったかたちです。

装備強化を「巻き戻せる」Extraction機能の中身

プレイヤーから特に強く要望されていたのが、装備強化に使った素材を取り戻す「Extraction(抽出)」機能です。ARC RaidersやEscape from Tarkov風の抽出型プレイモードとは別物である点には注意が必要だと、Wccftechは指摘しています。

仕様の要点は次の通りです。

項目内容
使用場所各地の鍛冶屋(smithies)と対話して実行
巻き戻し範囲1段階だけ戻す/取得時のベース強化値まで一気に戻す、いずれも可能
装備への影響強化レベルが下がるだけで、アイテム自体は破壊されない
特殊素材の回収率Artifactsや「Aeserion's scale」などは使用量の100%回収
一般素材の回収率鉄鉱石・銅鉱石・ブラッドストーンなどは使用量の約70%

例として、ベース強化値が4の装備を10まで強化していた場合、4まで戻すことで4→10の過程で使った素材を上記の比率で取り戻せます。Crimson Desertは見た目目的で装備を集める比重が大きく、複数装備を強化する素材集めの負担が大きかったため、この機能は歓迎すべき追加だとWccftechは評価しています。

クレーンゲーム筐体まで実装——Oongkaの素手戦闘や犬の戦闘参加も

新規追加要素として最も意外性があるのが、Laughing Marionetteに設置された「claw machine(クレーンゲーム筐体)」です。Wccftechの記事ではガチャ自販機(gacha vending machine)としても言及されています。1シルバーで回すと、以下の報酬が手に入る可能性があります。

  • 照明アイテム12種
  • 椅子1種
  • 特殊な被り物1種
  • Abyss Artifacts
  • Abyss Gears

そのほかにも、Oongka向けの素手戦闘スキル、剣用の鞘、装備すると連れている犬が敵を攻撃するようになる新アイテム「Sigil of Valor」などが追加されています。装備や一部戦闘アクションの改善も含まれており、詳細は公式パッチノートに掲載されています。

ロードマップなしでも応える運営姿勢

Pearl Abyssは業界的に主流のロードマップ公開という手法に頼らず、コミュニティの要望を都度反映するスタイルを取っていると報じられています。前回のパッチ1.05ではボスリマッチ機能(69体のボスと再戦可能)が追加されたばかりで、今回もExtractionや特殊マウント拡張といった「プレイヤーが声を上げていた機能」を投入しています。

Extractionによる素材回収比率や新マウント10種の追加など、パッチ1.06では既存プレイヤーが取り組める要素が複数用意されています。具体的な活用法や運用の最適解については、公式パッチノートおよび出典元の記事を参照してください。

1.06で見落とされがちな新要素——Night Tone ModeやVisiones強化対応

特殊マウントとExtractionの陰に隠れがちですが、パッチ1.06には細かな品質改善も多数含まれています。公式パッチノートでは、強化素材を取り戻すExtraction機能や特殊マウントに加え、Display Sheath(鞘表示)オプションとNight Tone Mode(夜間視認性向上モード)を含む各種改善が導入されたと案内されています。

装備拡張とロールアウト状況

  • Visionesなど一部装備が新たに強化可能となり、Abyss Gear装着用のソケットがそのアイテムタイプの既定数に合わせて追加されています
  • 特殊マウントの対象にはイグアナも含まれており、凶暴な動物は制圧と餌付けで馴致できる一方、一部の種は固有の手懐け方法を必要とします
  • 1.06.00はSteamとPlayStationで先行配信され、Xbox、Epic Games Store、Macは順次ロールアウト中とされています

加えて、前回1.05で導入された再ブロッカード(Re-blockade)機能についても、現状で13勢力が23の砦・採石場を奪還する仕様となっており、開発側は今後参加勢力と対象拠点を段階的に拡大していく計画を示しています。1.06単体ではなく、直近のパッチ群と組み合わせて遊ぶことで本作の世界観がより立体的に楽しめる構成です。

500万本突破とほぼ週次更新——次世代エンジンが支える運営戦略

頻繁なアップデートを継続できる背景には、本作の商業的成功があります。Crimson Desertは2026年3月19日に発売され、初週で300万本、発売から26日で500万本販売を達成したと報じられています。開発費は約1億3300万ドルとされており、4月初旬時点で粗売上は約2億ドルに達したと伝えられています。

指標数値・状況
発売日2026年3月19日
初週販売300万本
26日時点累計500万本超
開発費/粗売上約1億3300万ドル/約2億ドル
従業員ボーナス733人に1人500万ウォン、総額37億ウォン
Steam直近30日評価18,152件中84%が肯定的(Very Positive)

Pearl Abyssは成功を受け、733人の従業員に1人あたり500万ウォン(約3,400ドル)、総額37億ウォン規模のボーナスを支給しました。Washington Postは、当初のセールスは好調でもレビュー評価は芳しくなかった本作を、Pearl Abyssがほぼ毎週のアップデートで劇的に変革したと評しています。同社はCrimson Desertと同じBlackSpaceエンジンを用いた次回作DokeVも開発中で、2027年以降の業績貢献が見込まれています。

Q&A

Q. Extraction機能を使うと装備は壊れますか? いいえ、Extractionは装備の強化レベルを下げるだけで、アイテム自体は破壊されません。特殊素材は100%、一般素材は約70%の比率で回収できます。

Q. 特殊マウントとして登録できる動物はどれですか? クマ、イノシシ、オオカミ、シカ、マウンテンゴート、ククーバード、ラプター、ラクダ、ライオン、トラの10種類です。制圧したうえで餌付けすることでマウント化できます。

Q. 一般素材の回収率が約70%とのことですが、この数字の根拠は? Wccftechが引用しているパッチノートの記述に基づく値です。同ノートでは、Artifactsや「Aeserion's scale」などの特殊素材は使用量の100%、鉄鉱石・銅鉱石・ブラッドストーンといった一般素材は使用量の約70%が回収されるとされています。実際の回収量はアイテム種別によって変動するとも明記されているため、詳細は公式パッチノートを確認するのが確実です。

出典

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GadgetDrop 編集部

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