最終更新: 2026年05月05日
iPhone 17 Pro Maxの深刻な供給不足が米国各地で報告されており、入手困難な状況が続いている可能性があります。Wccftechによると、TSMCが3nmプロセスの製造能力をAI向け顧客の注文対応に最大限充てているため、A19 Proチップの供給がiPhone 17 Pro・Pro Maxの出荷に悪影響を与えている可能性があるとのことです。ある顧客は300マイル以内のほぼすべてのApple Storeに問い合わせても購入できなかったと報告しており、状況の深刻さが浮き彫りになっています。
iPhone 17 Pro Maxが入手困難——米国各地で品薄状態が続く
Wccftechの報道によると、RedditユーザーのAgentic-consultant氏はメリーランド州・バージニア州・ワシントンDC周辺の300マイル以内にあるほぼすべてのApple Storeに問い合わせたにもかかわらず、iPhone 17 Pro Maxを一台も入手できなかったと報告しています。
iPhone 17 ProおよびPro Maxはいずれも好調な販売を記録しているAppleの主力フラッグシップであり、本来は常時在庫が確保されるべきモデルですが、現在はそれが難しい状況になっているとみられます。
別のRedditユーザー「recoveringloveaholic」氏は、先週金曜日にようやく購入できたものの、その経緯についてこう述べています。
「Apple Storeで先週金曜日に手に入れた。在庫があるかどうか何度も確認し続けてようやく購入できた。在庫は2台だけで、運よくディープブルーの256GBを確保できた。他のカラーは一切なかった。メモリとチップの不足が原因だと思う」
在庫はわずか2台のみで、カラーはディープブルーの256GBモデル1種類しか残っていなかったとのことです。WccftechはこれがAppleの短期的なチップ・メモリ供給危機を示唆していると報じています。
供給不足の背景——TSMCのAI向け製造需要が影響か
Wccftechによれば、この供給不足の根本原因として、TSMCが3nmプロセスの製造能力をAI向け顧客の注文対応で最大限使用しており、A19 Proチップの供給がiPhone 17 Pro・Pro Maxの出荷に悪影響を与えている可能性があると報じられています。
Appleはメモリ(DRAM)については複数製品向けに大量まとめ買いすることで不足を回避できる可能性があるとされていますが、チップ供給についてはそのような対応が難しく、問題が長引く可能性があるとWccftechは伝えています。
また、iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max・iPhone AirにはいずれもA19 Proチップが搭載されているため、同チップを搭載すると伝えられている第2世代MacBook Neoの出荷にも将来的に同様の影響が及ぶ可能性があると、Wccftechは報じています。
Appleの2026年第2四半期決算において、CEOのティム・クック氏はチップ供給問題への対策を講じていると述べたとのことですが、チップ供給が改善されたとしてもDRAMの不足は短期的には解消されない可能性があるとWccftechは伝えています。
転売グループが在庫を先取り——一般消費者の購入をさらに困難に
供給不足に乗じた転売問題も浮上しています。Wccftechによると、マサチューセッツ州デダムのApple Store従業員が顧客に対し、iPhone 17 ProおよびPro Maxをまとめ買いして高値で転売するグループが存在すると説明したとのことです。
こうしたグループは在庫補充の通知を受け取り次第、一般消費者より一歩先に購入するとみられており、すでに入手困難な状況をさらに悪化させている可能性があります。Wccftechは、こうした転売行為の広がりを踏まえると、次世代のiPhone 18の発売時にも同様の事態が起きる可能性があると示唆しています。
今後の見通し——短期的な改善は難しい可能性
Wccftechは、現時点ではこの状況がどこまで悪化するかを予測することは難しいと述べつつも、転売行為が横行している点からも、供給不足の深刻さが一定以上であることがうかがえると報じています。TSMCのAI向け製造需要が続く限り、チップ供給の短期的な改善は難しい可能性があります。
iPhone 17 Pro Maxの購入を検討している方は、在庫確認を繰り返す必要があるかもしれません。また、転売品には価格が大幅に上乗せされている可能性があるため、注意が必要です。
Q&A
Q. iPhone 17 Pro Maxはなぜ品薄なのですか? WccftechによるとTSMCが3nmプロセスの製造能力をAI向け顧客の注文対応に最大限充てており、A19 Proチップの供給がiPhone 17 Pro・Pro Maxの出荷に悪影響を与えている可能性があります。Appleがメモリ不足を回避できても、チップ供給の問題は短期的に解消が難しいとWccftechは報じています。
Q. iPhone 17 Pro Maxの供給不足はいつ解消されますか? 現時点ではWccftechを含む各メディアも明確な時期を示していません。TSMCのAI向け製造需要が続いている限り、短期的な改善は難しい可能性があるとWccftechは伝えています。Appleのティム・クックCEOは2026年第2四半期決算において対策を講じていると述べたと報じられていますが、具体的なスケジュールは明らかになっていません。
Q. A19 Proチップはどの製品に搭載されていますか? Wccftechによると、iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max・iPhone Airの3モデルに搭載されています。また、同チップを搭載すると伝えられている第2世代MacBook Neoも、同様の供給問題の影響を受ける可能性があると報じられています。